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AIチップベンチャー

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発掘したベンチャービジネスをまとめたマガジン「ベンチャービジネス発掘記」の中から、AIチップに関するベンチャーをまとめています。
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2020年1月の記事一覧

Cerebras Systems

Cerebras社は、ディープラーニングの加速に特化したコンピューターシステム企業です。 ディープラーニングシステムであるCerebras CS-1は先駆的なウェーハスケールエンジン(WSE: Cerebras Wafer Scale Engine)を搭載しています。 Cerebras社のWafer Scale Engineは、215mm四方のチップに40万個のスパース線形代数計算(Sparse Linear Algebra Compute: SLAC)コアと18GBのS

NeuroBlade, LTD.

NeuroBlade社は、AIとその他のメモリ集約型タスク向けにコンピューターアーキテクチャを再定義することで、AIワークロードの特定のニーズを満たすユニークなチップを開発する企業です。 NeuroBlade社の技術によって、メモリのボトルネックがゼロとなるため、高速、低消費電力、低コストを実現します。 NeuroBlade社のユニークなチップソリューションと完全なエンドツーエンドソフトウェアスタックを組み合わせることによって、企業はエッジからデータセンターまで、デバイス

GrAI Matter Labs

GrAI Matter Labs(GML)社はモノのインターネット全体でAIに機械学習機能を提供するプログラム可能なアプリケーションプロセッサを開発している企業です。 GML社のGrAI Oneは、同社のNeuronFlowテクノロジーに基づく最初のチップで、エッジでの超低遅延と低消費電力処理に最適化された世界初のAIプロセッサです。 NeuronFlowは、動的データフローパラダイムとニューロモーフィックコンピューティング(Neuromorphic Computing:

SenseTime

SenseTime社は、革新的なAI技術を用いて人間の眼よりも高い検出精度を達成した世界初のコンピュータシステムを開発するグローバル企業です。 SenseFoundryは、SenseTime社独自の深層学習アルゴリズムに基づいたビデオ分析プラットフォームで、ビデオストリームのリアルタイム分析に対応しています。 SensePortrait-Dは、画像ストリームとビデオストリームの両方に対する顔認識を提供する顔属性検出サーバで、コンパイルと管理を容易にし、お客様の時間とリソー

NextVPU (Shanghai) Co.,Ltd.

NextVPU社は上海張江ハイテクパークに本社を置きコンピューティングプロセッサおよびAIアプリケーション製品の開発を行う企業です。 NextVPUはNext Vision Processing Unitの略で、同社のソリューションはロボット、UAV(Unmanned aerial vehicle: 無人航空機)、自動運転車、セキュリティ監視システムなどに使用されています。 また、NextVPU社は自覚障害者が世界を認識するための補助機器(障害物回避歩行支援、物体検出、音

Lightmatter, Inc.

Lightmatter社は電子デバイスを使用するよりも高速で効率的な光通信学を使用して人工知能コンピューティング用のチップを開発している企業です。 Lightmatter社のアーキテクチャは、電気信号の代わりに光のユニークな特性を活用することで、フォトニクス、電子機器、アルゴリズムの組み合わせにより、高速で効率的な推論およびトレーニングエンジンを可能にします。 本社:米国/マサチューセッツ州ボストン 創業:2017年 株式:未公開 資本金:33百万米ドル ウェブサイト:h

AlphaICs Corp

AlphaICs社は、次世代のAIコンピューティング環境を提供している企業です。 AlphaICs社は、独自のカスタムプロセッサであるRAP(Real AI Processing)を設計するだけでなく、関連するソフトウェアやコンパイラ、ライブラリを開発することによって、専門家が高度なAIアプリケーションを進化し続けられるようなアルゴリズムを開発者にとって優しい方法で開発できるようにしています。 RAP Edge製品は、DNN、RNN、CNNなどをサポートし、ディープラーニ

Tachyum

Tachyum社は、大規模なクラウドデータセンターで使用されている既存のチップの大部分を置き換えるように設計されたAIチップTachyum Prodigyを開発しており、性能、消費電力、使用率、スペースを大幅に改善します。 Tachyum社は、これまでに開発された最小で最速の汎用64コアプロセッサであるProdigy Universal Processor Chipによって、必要なプロセッサ消費電力を1/10に減らし、プロセッサコストを1/3に削減し、性能、電力効率、コスト

ANAFLASH Inc

Anaflash社はロジック互換の組み込みフラッシュメモリ内で実行されるアナログコンピューティングを実証するテストチップを開発しているスタートアップ企業です。 Anaflash社は必ずしも常時クラウドに接続されているとは限らないコスト効率の良いエッジデバイスのためのエネルギー効率の優れたAIソリューションを提供しています。 Anaflash社のニューラルネットワークアクセラレータソリューションは、標準的なCMOS(Complementary mos: 相補型金属酸化膜半導

Areanna AI

Areanna社はAI/ML(機械学習)アプリケーション向けの低電力でスケーラブルで簡単にプログラム可能なハードウェアアクセラレータの設計に注力する優秀なエンジニアで構成されるステルスモードのスタートアップ企業です。 Areanna社のアーキテクチャでは、すべての計算が修正されたSRAMで実行され、乗算と加算はそれぞれデジタル処理とアナログ処理を介して実行され、100TOPS/W(Tera Operations Per Second Per Watt: 1ワットあたり毎秒1

Syntiant Corp

Syntiant社の超低消費電力AI処理ソリューションは、イヤホンからラップトップまで、ほとんどのバッテリー駆動デバイスでAlways-On Voice(AOV)*制御を可能にします。 Syntiant社のディープラーニング 用プロセッサであるNeural Decision Processor(NDP)は、従来のCPU、GPU、DSPソリューションよりも最大1000倍低い消費電力でありながら、大規模なニューラルネットワーク推論の実行を可能にします。 携帯電話やウェアラブ

Mythic

Mythic社は、あらゆるデバイスにAIを展開するための画期的なプラットフォームを開発している新興企業です。 Mythic IPU(インテリジェンス・プロセッシング・ユニット)は、電力、パフォーマンス、コストにおいて大きなメリットを提供します。また、Mythic IPUは、フラッシュメモリアレイ内のディープニューラルネットワークの推論ステージに必要な計算を実行することにより、アナログコンピューティングを活用します。 これによって、革新への障壁を下げ、効果的なAIソリューシ

ThinkForce

2017年に設立されたThinkForce社は、上海に拠点を置くAIチップのハイテクスタートアップ企業で、チップ設計、アルゴリズムソフトウェア、システム開発の専門家によって設立されました。 ThinkForce社は、コアコンピューティングアーキテクチャ、SoCフロントエンド/バックエンド設計、整合されたソフトウェアツールキットを含むフルスタックチップ設計のノウハウを保有しています。 ThinkForce社は一流のAIアルゴリズムと高度な技術を統合するインテリジェントチップ

Groq, Inc.

Groq社はミリ秒以内の遅延を実現した使いやすい高TOPS / Wattアクセラレータを構築する機械学習システム企業です。 Groq社のソフトウェア・デファインド・コンピューティングは、実行と電力のコントロールがハードウェアからコンパイラに移る新たなシステム設計です。コンパイラはハードウェアの動作を振り分け、高速で予測可能なパフォーマンスを実現します。 本社:米国/カリフォルニア州パロアルト 創業:2016年 株式:未公開 資本金:62.3百万米ドル ウェブサイト:htt