やまこうね

ひっそりとポイをやっている。ジャグリング

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最近の記事

手の障害について書いた結果、障害のためできないと思っていた4ポイを始めた

1年前くらいにこのような記事を書きました。 この記事の中で、手の障害についてnoteに書いた理由を、 だんだんと無理に隠さなくてもいいんじゃないかと思うようになってきたので、試しに人目に付く場所に書いてみて、その後の自分の気持ちを観察しようと思いました。 と書きましたが、その後の経過を書きたいと思いました。 気持ちの変化積極的にアピールしようとは思わない、でも別に無理に隠さなくてもフラットに構えていても良いと今は思っています。 今までそれをなるべく人に言いたくないな

    • 人生辛いやつ全員、「アカチェリーナ4世」を聞け

      アカチェリーナ4世というミュージシャンがいます。 札幌で活動を続けていて、 「誰にも理解されない貴方の辛い気持ち」に寄り添う歌を作っているそうです。 そんなアカチェリーナさんの魅力について紹介します。 負の感情が伝わる歌声アカチェリーナさんは、声の表情とでも言うのでしょうか 声に、哀しみ・怒りなどどいった負の感情がとても乗っているのです。 実際にお聞きください。 心を引き裂かれるような物悲しい気持ちになってきませんか? もう一曲、 さっきの曲とは打って変わって、

      • 病気で手が動かなくなり、一度は諦めたジャグリングの大会に8年の歳月を経て出場できた話

        この記事はジャグリングアドベントカレンダー2020に参加しています。 https://adventar.org/calendars/5474 僕は首~手にかけて機能障害があり、ハンデを持った状態でジャグリングしています。 平山病という病気です。 今までそれをなるべく人に言いたくないなと思ってました。 自己憐憫に浸って周囲の注目を集めようとする行為が嫌いなので、そう思われたくなかったからです。 ただ、だんだんと無理に隠さなくてもいいんじゃないかと思うようになってきたので

        • 週2時間くらいの練習時間で上手くなったりルーチン作るためにやっていること

          この記事は、ジャグリングアドベントカレンダーその2(https://adventar.org/calendars/4216 )に参加しています。 アドベントカレンダーに参加した記事なので、少し誰かの役に立つようなことを書いてみようと思ったら、意識だけ高いアフィブロガーの書くハウツー記事のようなタイトルになってしまいました。 そういう記事は、その人しかできないような内容を他人から見て都合の良い部分のみ書いていたり、抽象的にぼかしているので基本的に役に立ちませんが、その例から

        手の障害について書いた結果、障害のためできないと思っていた4ポイを始めた

        • 人生辛いやつ全員、「アカチェリーナ4世」を聞け

        • 病気で手が動かなくなり、一度は諦めたジャグリングの大会に8年の歳月を経て出場できた話

        • 週2時間くらいの練習時間で上手くなったりルーチン作るためにやっていること

          表現がなぜ伝わるか伝わらないか、ジャグリングを軸に考える

          表現とそれが他者に伝わることについて考えをまとめたいと思います。 僕は表現手段にポイ(広義ではジャグリングでしょう)を選んだので、ジャグリングで表現することについてフォーカスを当てて考えていきます。 表現という語の定義がそれぞれの人の中で違うと思いますので、このnoteの中で僕が言う表現の定義は、人がなんらかの意思をなんらかの形で表に出すこととします。 表現するorしないは選択できて、他者に伝えたいor伝わらなくてもいいも選択できると思いますが、表現して他者に伝えたい場

          表現がなぜ伝わるか伝わらないか、ジャグリングを軸に考える

          サブ道具のやる気を出すために、メイン道具をやる必然性を経由して考える

          僕はポイをメインの道具にしていますが、タイミングの問題でたまにサブ道具で遊びたくなることがあります。 ただ、サブ道具は途中で飽きるというか目標がなく遊ぶのでモチベーションが続かずあまり実にならないのです。 なんでそうなのかを考えつつ、サブ道具を実になるまで遊ぶモチベーションを得るために僕自身のジャグリング道具との向き合い方を整理します。 ・そもそもなんでサブ道具を実にしたいのか生活のために継続的な気分転換・ストレス解消・気持ちの発散のための趣味が必要で、ポイにそれを依存

          サブ道具のやる気を出すために、メイン道具をやる必然性を経由して考える

          ルーチンを作ることについて、音楽との関係から考える

          現在、ジャグリングのパフォーマンスを見せる形式は、音楽をかけながらパフォーマンスを行うことが主流になっていると思います。 なぜそうなっているのかジャグリング全体の傾向の理由は、分析すれば色々あると思いますが、一旦置いておきます。 ここでは、僕が自分のルーチンを作る上で意識している音楽とルーチンの関係について整理します。 僕はルーチンを作る中で音楽を大切にしたいと思っていて、音楽にできるだけ寄り添いたいと思っています。 音楽への尊敬の念が強いと自分では思っています。 ま

          ルーチンを作ることについて、音楽との関係から考える

          ルーチンを作ることについて、表現と五感から考える

          表現(なんらかの事象・意思をある人がなんらかの手段で再現すること、とします)において、五感について考えることは大切なことなんじゃないかと僕は思っています。 もっと言えば、「思考」も含めて六根とか六識とか仏教用語がでてくるのですが、なじみが薄いのでここでは五感という言葉を使います。 六根の「意」にあたるものは「思考」と表します。 概ね、表現方法によってどこの感覚器官で主に受け取らせるかが決まってきます。 音楽は聴覚、絵は視覚、言葉は思考など 言葉の中でも、 文章は視覚から入

          ルーチンを作ることについて、表現と五感から考える

          ルーチンを作ることについて、言葉の定義から考える

          ジャグリングをすることは楽しいです。 練習するとか技を考えるとか色々と楽しいポイントはありますが、 僕は、ポイでルーチンを作ることをジャグリングをする中で一番楽しく感じます。 ルーチンを作る理由は人によって色々とあると思います。 僕も色々あります。ただ、その中でも、 ・自分の中だけで抱えきれず創作物の形で自分の外側に保存しておきたい感覚や感情があり、それを形にしたい ・上記の感覚や感情を形にしてゆく過程が苦しくも楽しい。それを味わいたい という2つが僕の中では一番

          ルーチンを作ることについて、言葉の定義から考える

          オーガンジーポイの扱い方 【技術編】

          前回の続きです オーガンジーポイが、というよりはテールポイ全般の話になりそうですが、ライトアップポイやコンタクトポイと比べて使える技術の幅が狭くなりがちです。 テールが付いていることがその原因で、技の幅と見た目のメリットを天秤に掛けることもあります。 また、ライトと比べるとテールの軌道は物質的でノイズが多くなりそれが良くも悪くも働きます。 こういった背景もあり、各技術要素に対して僕がオーガンジーポイを使う場合に意識していることという観点で、整理して書きたいと思います。

          オーガンジーポイの扱い方 【技術編】

          オーガンジーポイの扱い方 【見せ方編】

          オーガンジーポイの扱い方について、色々と書いていこうと思います。 僕のオーガンジーポイの使用歴は2018年12月現在で9年くらいです。 ジャグリングやっていない人の前でのパフォーマンスもしていました。 ルーチンはYouTubeに上がってるもので現在、6個あります。動画にしていないものも合わせるとその倍くらい作りました。 今回は、ルーチンを作るにあたっての見せ方について、僕の感じた道具の特徴と意識していることを書きます。 【それ以外のポイ(コンタクト、ライト)と比べたテー

          オーガンジーポイの扱い方 【見せ方編】