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【TENJIKU桐生】親子三世代でゆく、水沼駅温泉センターの旅

こんにちは。旅が大好きなヤマクボです。育休を取りながら初めての育児に奮闘中。

2022年3月、すごい旅人求人サイト「SAGOJOを利用し、1歳1ヶ月の子どもと80歳になる父と3人でTENJIKU桐生に滞在してきました!

温泉も楽しめるTENJIKU桐生。一体どんなところなのでしょうか。周辺のスポットをご紹介しながら、TENJIKU桐生の魅力をお伝えしたいと思います。(車の運転ができないので、電車と徒歩で行ける範囲となります!)

地域と関わる旅ができる場所「TENJIKU」

そもそも、TENJIKUとは何かを少しご説明します。

「TENJIKU(テンジク)」とは、旅人が「地域のお手伝い(=サゴジョブ)」をすることによって無料で宿泊(2泊〜最大1ヶ月)できる、旅好きのための拠点です。地域とより深く関われる新しい旅のスタイルとして、その拠点を全国へ拡大しています。(2022年5月現在、14拠点)
ーーサゴジョーHPより

旅のあいだ、旅人はSNSなどでまちの魅力をPRしたり、温泉センターでのお仕事を手伝ったり、特技を披露したりそれぞれができることを取り組みます。普通の旅行とは違い、地域と深く関わる旅ができるのが魅力です。

TENJIKU桐生までのアクセス

上野から東武特急に乗った

<電車の場合>
・上野駅から群馬の水沼駅まで約2時間半
・新宿からだと3時間弱
水沼駅直結なので、駅からは徒歩約0分

<車の場合>
都心から高速道路を使って約2時間強

TENJIKU桐生は、群馬県桐生市の水沼駅にあります。電車で行く場合はわたらせ渓谷鉄道を利用。

わたらせ渓谷鉄道は、機関車も通るうえに、自然あふれる渓谷の景観が魅力。鉄道ファンにも人気の鉄道です。私の父は鉄道が好きなので、今回一緒に旅をすることにしました。

TENJIKU桐生は温泉センターなんです

TENJIKU桐生は水沼駅温泉センターです。地元の方、観光の方が多く訪れる日帰り温泉施設。

本来は宿泊は行っていないのですが、SAGOJOの旅人のために宿泊できるようにしてくれています。

到着したら、受付の方に声をかけます。こんにちは~!

滞在する和室へ案内していただきます。部屋は施設の奥の方にあるので、人もいなくて静かです。

こちらのお部屋、本来は有料の休憩スペースのようで、カラオケなんかもありました。浴衣、タオル、布団、歯ブラシが置いてあります。

トイレや洗面はお部屋の外にあります。遠くないので不便ではなかったです。喫煙スペースもありました。

温泉には営業時間内であれば好きな時に入れます。嬉しいですね。

ちなみに、オムツの取れていない赤ちゃんは湯船に入れません。ベビーバスが用意されていたので、娘はそちらを使用しました。(地元の方がたくさん声をかけてくれて嬉しかったなぁ)

食堂も利用できます。夜ゴハンはこちらでいただきました。広くてのびのび使える!

朝は営業していないので、朝ゴハンはコンビニなりで事前に準備しておく必要があります。(近所の商店まで徒歩5分。コンビニまで徒歩15分です。)

娘に取り分けた後なので汚いですが、おいしかったサーモン。

色々なメニューが楽しめますよ。ビールなどもあります。

今回はこのTENJIKU桐生を起点に、周辺のスポットを巡ったり、地域のお仕事であるサゴジョブに取り組んだりする様子をレポートします。

TENJIKU桐生、周辺の景色

まず、TENJIKU桐生の周りの景色をお伝えします。

TENJIKU桐生は駅直結。温泉センターを出るとそこは駅のホーム!アクセス良すぎなのが嬉しいです。

温泉センターから歩いて5分くらいのところにある商店。メインは八百屋さんのようですが、カップ麺やパンなども売っていましたよ。遅くまでは開いていないので要注意。

コンビニは徒歩15分くらいの場所にありますが、今回は利用せずでした。静かでのどかで、梅がキレイな場所です。

TENJIKU桐生でのサゴジョブとは?

TENJIKUでは、無料で泊まる代わりに地域のお手伝い(サゴジョブ)をすることになっています。

TENJIKU桐生でのサゴジョブは、ずばり温泉のお掃除!!温泉施設が閉店した20時からお手伝いが始まります。

私は娘を寝かしつけたあと、娘の見守りを父に頼んでお風呂場へ向かいました。職員さんにやり方を教わりながら、まずはシャンプーやボディーソープの補充。

つづいて鏡や洗い場の清掃。

脱衣所の清掃も行います。

久しぶりのガチ掃除。楽しい。約1時間かけてお掃除のお手伝いをしました。お子さん連れだとみんな張り切って取り組むみたいですよ。

日頃、何気なく使わせていただいている温泉施設。職員さんのおかげで快適に過ごせているんだなぁと改めて実感。素敵なサゴジョブでした。

※お掃除以外にも、施設でイベントがある時にお手伝いしたり、特技を披露したりする旅人さんもいるそうです♪

TENJIKU桐生からゆく、わたらせ渓谷鐵道の旅!

サゴジョブの時間以外は自由に過ごせます。日中は、父&娘とわたらせ渓谷鉄道で観光。日中の電車の本数は、1時間から1時間半に一本くらいです。急がずのんびり行きましょう~!

<ご参考:わたらせ渓谷鉄道 1日フリー切符あります>
・金額:大人 1,880円・小児 940円
・購入場所:桐生・相老・大間々・通洞・足尾の各駅、JTB窓口など
※今回はそんなに移動しない予定だったので利用せず。

朝早めに出たから空いてる。さて、電車旅だー。

【通洞駅】トロッコが楽しい、足尾銅山観光

朝9時、まず訪れたのは足尾銅山観光。渋いチョイス。父が行きたいと言うので来てみました。

水沼駅から電車に乗ること40~50分。通洞(つうどう)駅で下車します。娘をあやしていたので写真を撮り忘れましたが、電車から見える渓谷の景色がステキでしたよ。

通洞駅から歩いて6分のところに、足尾銅山観光はありました。館内に入ると、トロッコ列車あらわる。

ガタンゴトン。銅山の中に入ってきます。アトラクションみたいで楽しい~

トロッコを下りてからは、銅山探検。父は歴史を楽しみ、娘はトンネル歩きを楽しみ、思い思いに進んでいきます。

足尾銅山の公害は学校の社会科でも習ったなぁ。公害や暮らしについて考えるのにも適した場所です。

【神戸駅】桃色の花に囲まれた、清流レストラン

足尾銅山を後にし、ランチに向かったのは神戸(ごうど)駅。列車の車両をそのまま使用した列車のレストラン 清流。神戸駅構内にあるのでアクセス抜群。

12時前に行ったからかまだ空いてる。人気のお店のようなので、休日のお昼だと混みそうです。

メニューもいろいろ。いただきまーす。

のんびりまったり。電車の座席でのランチタイムを楽しみました。

【大間々駅】絶景の渓谷スポット。ハイキングコースあり

大間々(おおまま)駅は桐生よりに位置しています。こちらは3日目の帰り道に行きました。

大間々には高津戸峡という渓谷があります。渓谷沿いに遊歩道もあるのでハイキングにも最適。今回は、父が足腰が痛いとのことで歩けませんでした。のんびり散策だけ。

足が痛い、80歳の父。

駅近くの橋から見た渓谷は気持ちよい風景~。お時間のある方は、前方に見える白い橋まででもウォーキングしてみてみるといいかもしれません。

【水沼駅】番外編、荒神山ハイキング

2日目、お昼を食べた後、父は温泉でゆっくりしたいということで先に温泉センターに戻っていきました。

登山好きのわたし。水沼駅から歩いて行ける山があることを事前に調べておりました。よし、今だ。登ろう~。ということでプチハイキング。

天気悪いけど、雨は降らなそう。前方に見える山に登ります。

車道とゆるやかな山道をノロノロ登ること2時間くらい。山頂と展望台に到着。青空だったらすごく気持ちよさそう。

旅に出たら、私はその地域の山に登りたい。やっぱ歩くの楽しいんだよなぁ。

わたらせ渓谷鉄道、まだまだ気になる駅はあるものの2泊3日では行ききれませんでした。また行きたいな。

バイバイTENJIKU桐生、また来ます!

あっという間に3日目の朝。わたらせ渓谷鉄道に乗って帰ります。

のどかな風景に癒される。
80歳の父にとっても、1歳の娘にとっても、私にとっても、楽しい旅になったなぁとしみじみ感じる帰り道でした。

温泉センターのスタッフの方、専務の神山さんも、みなさんお話ししやすくて嬉しかったです!!

JRで佐野に立ち寄って帰る

TENJIKU桐生まとめ

TENJIKU桐生は、都心からも遠くないので週末にフラっと訪れることができます。一人でも子連れでも楽しめるのでオススメ。

わたらせ渓谷鉄道でのんびり観光するもよし。で有名なスポットや飲食店に行くもよし。SUPなどのアウトドア体験もできるみたいなので、娘が大きくなったら一緒にやりたいなぁ。

「温泉施設のサゴジョブをして地域と関わりたい」「のんびり鉄道旅がしたい」「桐生の魅力を発掘したい」と思う旅人さん。TENJIKU桐生を訪れてみてくださいね。


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