見出し画像

2022AW_買ったもの_フィジカルフィッシング

 これは必要なことなんだと思います。のちに出てくるあと2回のために。

 こんにちは、わたしです。

 最近寒いです。海はもっと寒いです。でも海に行きます。もうすぐ行けなくなっちゃうので。最近昼も夜もタチウオのことをよく考えます。夜は特に。タチウオかっこいいですよね。個人的に、サンマよりヘビみがなくて好きです。でも釣れません。ちょっと正確にいうと抜き上げることができません。足元まで寄せても絶対にバレます。足元まで寄せてバラすのが趣味みたいな人になっています。 
 ではどうすればバレないのか。それは海にいる対象と陸にあるタックルの接点である針を、まずは抜けないようにすることだと思います。ではどうすれば針が抜けなくなるのか。これには方法が2つあって、1つはちゃんと針を掛けること。そして2つめはランディングまでの間、対象への引っ張りの力を適切に維持することです。
 1つめについてです。タチウオはショートバイトだと聞きました。バイトのあった瞬間に合わせないと逃げちゃいます。つまりルアーでは飲んでくれるまで待てないということです。そうなると、その瞬間に針が顎を貫通しないといけない。あんまりやり方のイメージがつかないので、多分フィジカルでしょう。力強くグッてすれば、なんとかなる気がしました。それか運。でも運もフィジカルのうちなので。
 次に2つめです。ここで問題なのが、対象への引っ張りの力(テンション)を維持することが容易ではないということです。相手は動くし、それによって糸は撓むし、それを防ぐためにうろうろしてこちらは疲れるし、もう大変です。そもそもなんかこっちはこっちで理論がよく理解できていないから頑張って巻いてるだけで、これが正解なのかどうかも分からないままです。
 それでバラします。コルトスナイパーとストラディックで、28gのルアーを寒い中何時間も投げて、それでバラします。みんなしてることだと思いますが、もちろんしんどいです。でもロニー・コールマンが言っていました。「(デッドリフト362kgを持ち上げながら)ピーナッツ以外の何物でもねえ」って。マジDope。扱っているものの質量に卓越した違いがありますが、わたしがここで言いたいことは、ロニー・コールマンだって362kgを取り扱えない時代はあったし、それを乗り越えてのピーナッツなので、やはりどんなことに対しても継続的な努力は必要だということです。そして、その努力にはそれなりにではなく確実に限界を超える必要があって、それがとても大切だとわたしは考えています。彼の言う、「真のトレーニングとはやめたいと思った時から始まる」という言葉はこういうことだと思っています。更にここで、ドリアン・イェーツの言葉を引きましょう。「今(もう無理だと思ってワークアウトをやめようとしたときに)見知らぬ男がドアから入ってきて、君のこめかみに拳銃を突きつけて「あと2回やれ」と言ったらどうする?死に物狂いでやるだろう?追い込むことはそういうことだ。」と。冒頭で述べたように、わたしはこの2回がすごく好きなのです(もちろん釣るために投げているのですが)。

2022_10月

JACKALL バイブレーション ビッグバッカー ソフトバイブ 
 28gで両方の色を買いましたが、パープルだけやけに食いつきがいい気がします。そしてHilanderのLEDライトを当てると光ってびっくりしました。でも、蓄光させて投げてみたら当たりが無くなりました。タチウオいなくなっちゃったのかな。でも飛ばないです。朝方は特に。
JACKALL メタルジグ ビッグバッカー グローストライプ
 付け替えるのが面倒というのもあってまだ出番がないです。上のワームを失ったら使おうと思います。ただ、こっちを投げたらもっと飛ぶんだろうなって思っています。遠さは正義だと教えてもらいました。でもタチウオは足元でも釣れるんですって。どういうことだってばよ…むつかしいです。
X-Braid スーパー ジグマン X8 200m 2号
 FGノットを死ぬほど練習しました。釣り場で結んでいたら夜が明けると思ったので、いっぱい練習しました。でも不安があるので家で結んでタックルを余計に持っていくことにしています。

 写真はタチウオの海の夜の終わりです。きれいだけど、空が焼けると、帰る時間です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?