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「失敗しないよう、よく考えた方がいい」と「失敗を恐れず、やってみた方がいい」という話

失敗って嫌ですよね。私は失敗が大嫌いです。

どのレベルで嫌いかと言うと、新しいことには基本手を出さないです。休日の予定を立てるときは、「ボルダリングのチケットもらったけど、やったことないし、やって楽しくなかったら嫌だからやらない」「まだそこまで仲良くないBさんに誘われたけど、会話が盛り上がらないと嫌だから断る」という奴です。独身時代、休日はずっと一人で過ごしていたし、結婚して子供が生まれてからもほとんど家族としか過ごしていません。

特にこの「Bさんと会って、会話が盛り上がらないと嫌だから会わない」。この性格のせいで、上京して6年経つのに友達は2人程度しか増えてません。6年で2人ですよ。3年で1人しかできないとか、学校だったら本当にヤバかったです。大人で良かった。

ただ、私としては「失敗しないよう、よく考える」という自分の哲学にのっとっての行動なんです。せっかくの休日を、「なんか楽しくなかったな」で終わらせたくないじゃないですか。完璧なプランを立てて、夜には「休みって楽しい~」と思って寝たいじゃないですか。だから、自分のこの性格が変わることはないんだろうなと思ってました。

でも、この数日で劇的に変わったことがありまして。ママ友ができたんです。息子は去年待機児童になってしまい、1年前から認可外の保育室にに通っているのですが、そこに通うママさんたちから「もうすぐ卒園だから」と声をかけてもらい、緊張しながら集まりに行ったんです。そしたら、もうめちゃくちゃ楽しい。なんでもっと早くこうして友達になっておかなかったんだろうと、今では後悔しかないです。

「失敗しないよう、よく考える」は大事だけど、「失敗を恐れず、やってみる」を怠ると、楽しいに出会える機会が減る。当然のことなのに忘れてました。失敗しないようよく考えて得た喜びは、想像できた範囲の喜びでしかないというのも事実です。

実は、この数日で、他にも私を取り巻く環境が代わりました。

会社の同僚だったカツセが会社を辞めて独立しました(http://careerhack.en-japan.com/report/detail/789)。カツセは同い年で、社歴も一番近い社員でした。

また、取締役の小川がサバティカル休暇に入りました(https://note.mu/ogawatamaka/n/ncd7f66634432)。どうしてもプレスラボに入りたかった私の採用を決めてくれて、編集者としてもライターとしても何も知らなかった私を根気強く育ててくれた人です。

二人の決断に比べると些細すぎることだけど、何か私もしなきゃと思い、今までやったことがないけどブログを始めることにしました。自分の性格を変えるつもりも変わるような気もそんなにしていないのですが、もう少しだけ、失敗を恐れずいろんなことをやってみたいと思っています。

ちなみに、こんな風に書いてるけど、カツセは週1でプレスラボに出社するし小川も社員旅行に一緒に行きます。二人宛の仕事は弊社からも取り次ぎますので(もちろんTOでもどうぞです)、何かあればinfo@p-labo.bizに連絡ください。

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