「ヒマ」との闘い

今日は、お客様で先輩経営者の方と話をしていました。

その方とは、将来のことについてなど色々とお話をして、
多くの示唆をいただきます。

今日は、
「多くの人が【ヒマとの闘い】をすることになる」
という一言が印象に残りました。

今後、AIとかロボットなどが発達して、
面倒くさい仕事やマニュアル化できる仕事は、
機械がやるようになるでしょう。

そうすると、今までたくさんの人がやっていた
「仕事」の絶対量が減っていきます。

これまでもそのような動きはもちろんあり、
IT化が進むなどして、仕事にかかる全体の
時間は減っていっています。

しかし平成までは、言い方は悪いかも
しれませんが、無駄な仕事を生み出すことで
それが解決されていました。

でも、令和の世の中になり、そうも言っていられなくなります。

無駄な仕事はすべてAIやロボットなどが
代わりにやってくれるはずで、人は必要の
ない仕事をすることがなくなっていくでしょう。

もちろん、無駄は完全にはなくならないと思いますが、
「仕事を無理にしなくてもよくなる」ことになり、
仕事をする人としない人が分かれるようになるはずです。

仕事をしなくても、ベーシックインカムとか
年金とか、生活保護とか、そういった
もので食べていけるようにもなるはずです。

なぜかというと、多くの人が働かなくなって、
機械がその労働を担うとなると、コストが大幅に下がり、
モノの値段も下がると考えられるからです。

例えば毎月7万円のベーシックインカムだけでも
生きていける世の中になるのではないかと想像しています。

もちろん、働く人は大いに働き、働きたくない人は働かない、
そのような区分になるのではないでしょうか。

そうなったときに生まれるのが「膨大な時間」です。

さらに人生100年時代、健康に長生きする人も多くなるはずです。

膨大な時間をつぶす必要がある人が増えていくわけです。

そうなったときに、自分はどうすればいいか。

もちろん、一定のスキルを身に着けて、
おおいに働いてもいいわけです。

好きなことを極められるのであれば、好きなことを
どんどんやっていけばいいでしょう。

また、働きたくない人は働かず、収入にならなくても
好きなことをやっていけばいいのではないかと思います。

好きなことを見つけられない人に待っているのが、
「膨大な時間の暇つぶし」です。

暇つぶしになる好きなことを見つけられればいいですが、
なければ結構しんどいことになるでしょう。

つまり、今後充実した人生を送るためには、結局のところ、
「好きなこと」を見つけ、どっぷりとそれをやっていく
必要がある、ということになります。

逆に考えると、「ヒマつぶし」になることを提供していく、
という考え方もアリです。

何かを創作して人を楽しませることは、
これからもとても重要な仕事になるはずです。

好きなことを見つけ、それをとことんやり、
そこから創作できるものが見つかれば
素晴らしいことになるでしょう。

このように、たまには将来のことに心を向けて、
自分はどうしていくか、考えることが必要になって
くるのではないかと考えています。

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