意外に多い”依存症”をなおす方法

依存症であるという自覚がなくとも、
依存してしまっているものは、
意外にたくさんあるかもしれません。

法律で禁止されているドラッグの使用は
もちろん、お酒やたばこ、ギャンブルなど
に依存症状があることは広く知れ渡っています。

しかしそれ以外にも、依存症状があると
思えるものは、たくさんあります。

甘いものもそのうちの一つです。
僕は、恥ずかしながら、必ず毎日甘いもの
を食べないと生きていけないと考えて
いました。

というより、ご飯を食べた後とか、夕方とかに、
無意識に甘いものを欲して食べていました。

昼食と夕食の間に、甘いものやお菓子が
無いと、飢餓状態のようになることを
恐れて、必ずコンビニで甘いものなどを
買って食べていました。

しかし、それは依存状態だと気付いたのです。

ギャンブルについても、僕は依存状態に
あるのではないかと自分を疑っています。

ギャンブルといえば競馬しかやりませんが、
毎週やらないと気がすみません。おそらく、
30年以上、馬券を買わなかった週はない
のではないでしょうか。

完全に依存症と言えるでしょう。

パチンコなど、他のギャンブルにも依存性が
あることは知れ渡っています。

お酒、たばこももちろん依存性がありますし、
セックスなんかも依存性の塊です。

有名スポーツ選手がセックス依存症と言われ
ていましたが、他にもそうなってしまう人は
いるはずです。

夜の街がにぎわうのは、お酒、セックスなど
への依存のせいなのかも知れません。

依存性があるものは、健康や体に悪いことが
多いような気がします。

そして、人間関係を壊してしまう可能性がある
ものも多いですし、依存症によりお金が
無くなってしまうことも多いでしょう。

依存症は、いろいろなところに影響を及ぼし、
悪いことにつながることが多い気がします。

依存を断ち切ることが出来れば、健康に、
穏やかに生きていくことができるのでは
ないでしょうか。

では、どうやったら依存を断ち切れるのか。

僕は、「一切、やめる」「やってない人になる」
しかない、と思っています。

以前僕はタバコを吸っていました。毎日
1箱とか、それくらい吸っていました。

吸い始めたのは19歳の時で、やめたのは31歳
です。2001年の12月にやめました。それ以来
一本も吸っていません。

なぜやめられたか。それは、「禁煙セラピー」
を読んだからです。

禁煙セラピーという本には、一切たばこを吸うな
ということが繰り返し書かれていました。

一定期間やめられたとしても、そののちあなたが
1本のたばこを吸うことは、「ツルツルの滑り台
の上に行ってしまうということ」といったフレーズ
が忘れられません。

とにかく、1本でも吸ってしまったら、
「あ、1本くらいなら大丈夫」と感じ、しばらく
やめていても、また「大丈夫だろう」と思って
1本吸い、その間隔がだんだん短くなり、
また喫煙者に戻ってしまうのです。

それが怖かったので、一切吸わないことにしました。
「僕は喫煙者ではない」と自分に暗示をかけ、
ひたすら吸わないことを続けました。

そしたら、嘘のようにやめられることが出来ました。

依存性があるものを断ち切るには、それと同じ
ことをすればいいのです。

甘いものが好きな人で、やめたいと思っている
ひとは、一切甘いものを摂らない。

まずは「1か月だけ、甘いものをやめよう」と
決め、毎日、甘いものを食べなかったかどうか、
記録を付けていきます。

1か月我慢したら、また甘いもの食べるだろう
と思われるかもしれませんが、おそらく、
1か月後には、甘いものを食べたいという欲求
が消えてしまっているはずです。

習慣にして、記録するのはとても大事で、それが
出来れば、何でもいい習慣をずっと続けられる
のではないでしょうか。

お酒やタバコ、異性といちゃいちゃすること
(道徳的にあまりよくない場合)なども同じで、
断ち切るには、とりあえず1か月くらい、
完全に断ってしまうことが一番いい方法
ではないかと思います。

1か月続けられれば、ずっと続けられるように
なるはずです。

「一週間に一回だけ」とか、そういうのが一番
よくないです。

それはやめたうちに入りませんので、依存状態は
続きます。

いま依存に苦しんでいたとしても、一切やめて
しまえば、あなたはそれをやらない人です。

やらない人である状態を続ければいいだけの話です。

健康とか社会生活に対して悪い影響を与える、
依存しているものはすべてこの方法でやめ、
いい習慣を毎日続けていきましょう。


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