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桜が満開の神ノ倉山へ

広島市安佐北区の神ノ倉山を初めて登りました。

芸備線井原市駅で降りてAコース登山口まで20分。迷いやすい箇所では地元の方々が細やかに道しるべを設置してくださっており、迷うことなく歩けました。山頂一帯の神ノ倉山公園公園入口まで50分。地元の篤志家、故・谷岡国一さんが私財を投じて創設され、一万本の桜や藤で有名です。広大な園地に舗装路が整備されており、満開の桜を眺めながら散策しました。地元の皆さんがあちこちに桜の記念植樹をされており、地域から愛されている山だと感じました。

山頂から少し下にパラグライダーのテイクオフポイントが設けられています。ここからの眺めは素晴らしく、町やその向こうに広がる山並みも一望です。季節によって、早朝には雲海も見られるそうです。

下りはBコースを降りてみました。登山道にゴミひとつ落ちてなく綺麗なので感心して歩いていたら、下から掃除道具を担いで登ってこられた方が。伺ってみるとなんと公園創設者のお孫さんです。「きれいにして、また来たいと思ってもらえる山にしたい」ということでした。本当に素晴らしいことだと感動しました。5月3〜6日は山頂公園で「藤まつり」が開催されるそうです。また行ってみたいな。

下山後は三篠川沿いに数百メートル続く「井原桜並木」を歩きました。桜が満開で、透明な川面に舞い降りた花びらが渦を巻いていてとても美しかったです。歩いていると、パラグライダーが青い空を飛んでいるのが見えました。

川面に落ちた花びらの渦

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