setparamを使ってUTAUの原音設定をしてみよう!(準備編)
こんにちは、山本プーです!みなさんUTAUの「原音設定」はご存知でしょうか?原音設定は簡単に言うと、収録した音源をUTAUで歌って貰う時、発音のタイミングを設定してあげる事です!
これをしないと、発音が早かったり遅かったり、途中で途切れてしまったり…上手く歌わなくなってしまうんです!
そうならないように、setparamを使っての原音設定がオススメです!setparamの使い方が良く分からない、難しそう…という方もこちらを参考にすればきっと大丈夫です!まずはチャレンジしてみましょう!(※こちらは準備編です)
準備するもの
・設定したい音源のwavファイルを入れたフォルダ(※コピーを取るのがオススメです)
・setparam (最新版、現在は4.0-b200412)
・れんたんさん
・エイリアス複製さん
「れんたんさん」「エイリアス複製さん」はsetparam内の「plugins」フォルダーに入れて解凍して下さい(こちら2つは次回以降の記事で使い方を紹介させていただきます。入れて損はないので是非導入お願いします)
setparam内pluginsフォルダー↓
pluginsフォルダーに入れて解凍しました↓
setparamオススメ設定
setparamは初期設定のままで動かすことももちろん可能です。ですが、設定を変えればさらに使いやすく便利になります!
setparamを開いていきましょう。原音設定したいフォルダを選んで「フォルダの選択」をクリック→「原音パラメータファイル(oto.ini)を読み込みますか?」→「読み込まない」をクリック(本来ならここで自動推定などしますが今回は割愛)
表示の設定
初期設定の画面のままでは波形が見づらいので、拡大していきましょう。
setparamの「表示」→「横軸の拡大」→「波形拡大率の数値指定」の順に進みます。「波形拡大率の数値指定」の左上の100になっている数値を600にします。波形が見やすくなったと思います!
次に「表示」の「スペクトルを表示」「パワーを表示」にチェックをします。※スペクトルとパワーは原音設定する時に必要になるので、表示するのがオススメです。
オプションの設定
次はオプションの設定をしていきましょう。
「オプション」→「マウス、キー操作の設定」→「マウスで先行発声を動かしたとき」と進み、「他パラメータも一緒に動かして相対的な位置関係を保つ」にチェック(詳しくは次回以降…)
「オプション」→「発声タイミングチェックの設定」→「最初に何回クリックを鳴らすか」3回→1回に変更。
「オプション」→「詳細設定」→スペクトルの欄のスペクトルの色を「gray」→「color2」に変更します。波形に色が付き、見やすくなったと思います!お疲れ様でした。
おわりに
少し説明が長くなってしまいましたが、動画を参考にしながら設定していただけたら上手く出来ると思います!
分からない部分や気になる点等ございましたら、山本プーのX(@yamamotopuu)へリプかDM、
質問箱https://peing.net/ja/yamamotopuu、
またはyamamotopuu☆gmail.com(☆を@に変えてください)までお願いします。)
※記事に間違いなどありましたらよければご一報ください。
次回は以前紹介しましたスマホ録り単独音の原音設定について軽く解説していこうと思います。お楽しみに~。
スマホ録り単独音の次の記事はこちら↓
こちら↓は通常単独音の記事です
おまけ
自動的に次の音素へ
setParam ver.4.0-b200412では、原音設定をしたら次の音素に自動的に移動する事が出来ます。原音設定に慣れて時短したい場合、とても便利です。
やり方は「オプション」→「原音設定したら次のエントリに自動で移動する設定」と進み、「先行発声」にチェックを入れます。すると、先行発声の原音設定をすればどんどん次へ進んでいくようになります!時短したい場合など、お好みで設定してください。
パラメータ枠について
補足ですが、各パラメータ枠の境目をマウスで掴んでドラッグすると大きさが変えられます。パラメータ見づらいな…と思ったら自由に見やすくする事が可能です。
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