アスペとアイスと言葉とうなじ

新しい技術を身につけるべく4ヶ月の短期学校に通っています。すると

「絶対アスペだよヤバイヤバイ」

という言葉が教室を駆け抜けた。

自分のことかと思って全身心を止めた。
その言葉を発したのは30代半ばの女性の生徒でした。
どうやら先生に対する不満大会で盛り上がった末に発した一言らしい。

確かに先生はおそらくASDで間違い無いだろう。ただ、それを不満を打ち明ける事や相手を批判する事で使っていいのでしょうか?
私はこの学校の説明会を聞きにきた時に"あっ、多分この先生同じだ(アスペルガーだ)"と感じ、
とても嬉しかったんです。その業界でとんでもない業績を残している人だったから。
だからきっと自分も努力をすれば...なんて思って入学したんです。

だが入ってみると15人の生徒が先生への愚痴や文句で盛り上がる現実。
そして締めには「絶対アスペだよヤバイヤバイ」という言葉。

ドライアイスをうなじに押し付けられてる気分だった。

まるで同じ生き物ではないかのような物言い
自分でも十分気づいてるんです。ああ人間向いてないなって。

それでも生まれたからには足掻くチャンスと義務があると思うし足掻いてるし。
ただマイノリティというだけで立場がなくなる
ああセニトロンよ正常に働いてくれ。

今日はうなじを暖かくして寝ようさようなら夏

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