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ホリゾンタルなAIプロダクトをPMFさせるということ

本記事はIVRy(アイブリー)によるIVRy Advent Calendar白組の21日目の記事です。昨日20日目はりょうさんの「初めて採用広報としてイベントを開催して得たノウハウ(前編)」でした。
紅白対抗戦ですが紅組もよろしくお願いします!


自己紹介

こんにちは。山田(yaman)といいます。2023年11月にプロダクトマネージャーとしてIVRyに入社しました。本当は入社エントリーのリンクでも貼れたらよかったのですが、入社エントリーを出すのが遅れ、先にこちらを書くことになりました。略歴は以下になります。

株式会社ワークスアプリケーションズに入社し、エンジニアとしてキャリアをスタート。その後、株式会社リクルートライフスタイル(現株式会社リクルート)、BASE株式会社において、プロダクトマネジメントや事業責任者などを経験。その後、UPSIDERでプロダクトオーナーを務めた後にIVRyに参画し、現在はPdMに従事。

AIプロダクトをすべての人に届けるために

私は現在、IVRyのAIプロダクトのPMF(Product-Market Fit)を証明するための活動を行っています。数ヶ月にわたりIVRyのAIプロダクトのPMF検証を進めていく中で感じたことをお話しできればと思います。

IVRyについて簡単に説明すると、誰でも簡単に電話自動応答(IVR)が導入できるサービスになります。
そして、現在進めているAIプロダクトでは、これまでプッシュ式で操作していたものがAIによる音声対話で操作できるようになりました。

IVRyについて・現在リリースしているAIプロダクトや組織・PMFフェーズでのプロダクトマネージャーの役割についてはこちらの記事が詳しいです。

IVRyのMissionは「最高の技術を、すべての企業に届ける」であり、まさにAIと言う最先端の技術を一部の企業ではなくすべての企業に届けるべく、プロダクト作りを行なっています。

そのため、多種多様なクライアントに対して、個別の企業ごとにAIをチューニングして課題を解決するのではなく、簡単な設定で誰もが利用できるようにし、検証を続けています。その際、IVRyで感じた、IVRy特有の難しさや面白さ、感動ポイントなどをお話しします。

ホリゾンタルなAIプロダクトをPMFさせる難しさと楽しさ

顧客理解の広さ×深さ

AIプロダクトで顧客の課題を解決するためには、クライアントの業務や課題を理解するだけでなく、電話をかけるエンドユーザーがどのような要望をどのような形で発話するかも細かく理解する必要があります。
さらに、IVRyはホリゾンタルなプロダクトであるため、上記のクライアント業務や課題、エンドユーザーの発話内容も業種ごとに異なり、幅広く深い顧客理解が必要となります。
幸い、IVRyではすでに70業種以上、累計10,000以上のアカウントが利用されており、顧客理解がしやすい構造にはなっています。

課題解決できるプロダクト品質への到達

クライアントの顧客課題を特定できたとしても、実際に発話されたものを精度高く適切に分類し、AIが対応するためには、プロダクトを利用してもらい検証するサイクルをひたすらに回し続ける必要があります。
現在も様々な業種で検証が行われています。
また音声のUXに関してはまだまだ科学されていない点も多いため、答えがなく、自分たちで科学していく必要があります。

シンプルなUX。SMB/Enterprise × ホリゾンタルなクライアントが誰でも使えるプロダクトへの落とし込み

AIプロダクトは、通常のIVR機能と同様に、SMBからエンタープライズに至るまでの企業規模や多種多様な業種のユーザーを想定しています。特に、IVRyが目指すテクノロジーをすべてのユーザーに低価格で提供するためには、セールスチームの強いコミュニケーション無しに、例えばホームページを見て、自らアカウントを作成し、設定を行い、すぐにAIを利用できるような仕組みが必要です。

PMFの先にあるもの

はじめてIVRyのAI電話で普通に話しかけて、飲食店の予約が完了した時は感動しました。
と同時に、いずれ飲食店の予約や病院の予約、多種多様な様々なお問い合わせを全てAIが対応できるようになり、クライアントがフォーカスしたい業務に時間が割け、電話が取れないことによる売上毀損も起きない、そんな世界がもう間近まで迫ってきているのだと実感しました。その世界に少しでも早く辿り着けるよう引き続きチームでサービスを作っていきたいと思います。

IVRyのエンジニアがLLMに対してどう考えているかはこちらの記事を読んでいただければと思います。すごいエンジニアチームです。

電話とAIの無限の可能性に興味を持っていただけた方は代表奥西のこちらの記事を読んでいただけるとよりワクワクできるかと思います!

さいごに

本日紹介したAIプロダクト以外にもIVRyではたくさんの新規プロダクトが日々生まれています。つまりとてもとても人が足りません。会社としてのフェーズも変化していく貴重なタイミングでもありますので、ぜひ少しでも興味があればまずはカジュアルにお話しさせてください!

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最後までお読みいただきありがとうございました。



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