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OTOSHIYORI

 皆さまおつかれさまです。カフェに住んでいます。山田です。

 最近、高齢者の事件が取り沙汰されています。自動車事故だけでなく、他者への迷惑行為などもおおいです。認知能力の低下はいうまでもありませんが、やはり大きな要因は社会からの孤立だと考えられています。これは、実は日本の終身雇用体制の弊害とも言われています。長期間にかけて会社の仕え、引退しそこでのコミュニティが突然なくなったことで孤独感を覚えるひとは少なくないそうです。また、日本の画一的な教育制度によって、同い年や同年代の仲間としか関わらないような状況が作り出されていて、年代間での交流がなかなかみられないと言います。

 孤独が人間を衰退させます。やはり人間は社会的動物であり、表現したい、承認されたい、だれかと繋がっていたいという欲求は死ぬまで絶えません。老後をどのようにすごすのか、自分への問いでもあります。以下に3つの提案をさせていただきます。

いま自分がどんなコミュニティでもいいのでどこかに所属していると思いますか?

 うちのカフェにいらっしゃるお年寄りはいきいきとしています。いつも顔見知りのひととあえる。ここにコミュニティをみつけたのです。ぜひ積極的に飛び込む、さらには自ら企画して人との繋がりをつくってほしいです。近くの公民館など人が集まる場所に足を運んでみてください。また、コミュニティへの参加はオンラインでも可能です。インターネットによって物理的世界を越えて世界中だれとでもつながることが可能になりました。自分とおなじ興味、関心のあるひととつながることができます。

インターネットの発展によって、今では誰でも情報を受信・発信できるようになりました!

 ぜひ「発信」してほしいです。SNSやブログで、どんどん発信していってください。幸せをぜひ色んなひとと共有してほしいです。カフェでお会いした写真家の方は、インスタグラムで景色の写真を投稿して、返ってくるコメントをいつも楽しみにしているとおっしゃっていました。SNSの短所を懸念されるかもしれませんが、インフルエンサーと呼ばれる何十万人規模のフォロワーをもつ有名人が嫉妬されてマイナスなコメントをうけているのが顕著なだけで、実際には、多くの人にはこのようなことはほとんどみられないと思います。社会とのつながりをSNSで保つことができます。

先日、学校の図書館でおじさまに声をかけられてwifiの入り方を聞かれました!

 この方は、機械産業の会社を引退されたあと市民開放授業に参加されていて、法と社会について勉強しているとおっしゃっていました。頭がさがります。関心します。ぼくもいくつになっても学び続けたいと思いました。学び続けることは価値があると思います。学びを更新し続けることによって、自分の常識や価値観がより寛容になり、多角的な視点が身につきます。現在では、たとえばYOUTUBEでも様々な情報が簡単に手に入ります。

 怖いから、わからないからという理由で保守的になって、何もしなければ安心です。しかしながら、激変するこの世界の中で、あまたあるコミュ二ティや情報化社会から取り残されて、孤立していくことは目に見えています。現代は、インターネットが人々をつなげ、社会との接点をもつ手助けをしてくれています。これは揺るぎない事実です。

話をまとめると
・コミュニティへの参加 (オンライン・オフライン)
・ブログやSNSでの発信
・学び 常に情報と触れ合う

 上記の実践を提案させていただきます。いづれも簡単にはじめることができます。高校の恩師が「停滞は後退」とおっしゃっていました。前進し続ける、変化し続けることが必要ではないでしょうか。



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ストックホルム大学院で国際比較教育学を勉強しております!たくさんの方々と繋がりたいです。