10月も終わりに近づき寒暖差がすごく、毎日の服を選ぶのにも一苦労です。みなさんはどうお過ごしでしょうか、体調に気をつけて日々を送っていただきたいですね。

2022年10月19日、山梨県立美術館で開催されている『縄文―JOMON―展』で縄文時代の芸術に触れてきました。

本展では、山梨県立考古博物館をはじめとする県内に所蔵されている土器や土偶の展示、写真家の小川忠博氏が撮影した全国の縄文遺物写真や展開写真が展示されています。

全国旅行支援も始まったからなのでしょうか。平日にもかかわらず、多くの方が展示会に訪れていました。今回は、私が展示会で印象に残ったことを、みなさんに共有しようと思います。

私が今回の展示会で注目したのはCOOL”JOMON”-KAWAIIの部分です。上の写真、すごく可愛くないですか？

マッサージでもされているのか、というぐらい気持ちよさそうな顔をしています。こんな可愛い土偶だったら家においてもいいかも笑

次はこちら。不思議な土偶ですよね。目も口も腫れているのか、そこがなんとも面白いです。でも遠目で見れば、宇宙人にも見える気がしますね。昔の人はもしかしたら宇宙人を見たかもしれませんね。

そしてこちら。ポーズが可愛すぎる‼︎これはどんな場面をモチーフにしたのでしょうか。私にはアニメのキャラクターみたいですね。

どの作品も可愛いと思えるものがたくさんありました。こんなに遥か昔の創造物にもかかわらず、今の私たちに可愛いと感じさせるところがすごいですよね。やはり人間には通ずる感性があるのかもしれませんね。

今回の展示では、考古学的な観点からの解説があまりなくて、美術品として鑑賞できることがとても新鮮でした。

みなさんも一度、新しい視点から縄文を見てみてはいかがでしょうか。

文・写真：安齊ひなの（山梨県立大学 国際政策学部 国際コミュニケーション学科1年）