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メジューエワさんのピアノが好き、と言える私が不思議。

ピアノ、全然上手くならないなぁ。もう、辞〜めた!
とはなりません。41歳の大人ですから。
絶対、自分が小学生なら辞めてましたね。でも大人になってから始めるピアノはいいものです。
音楽教室の宣伝みたいですね、なんだか(笑)

一応、私が通っているヤマノミュージックサロン銀座のリンクを。

私はたぶん一日15分くらいしか練習してないので熱心な方ではないです。
先生の前だと、未だに緊張しますしね。やっとギリギリ「聖者の行進」を
楽譜見ながら弾けるくらいですよ半年習ってるのに。
決して飲み込みの早い方ではないと自分でも思います。

でも、別にプロを目指す訳では無いのでいいんです。
ピアノを弾く事で、仕事と違う脳が使われて、それが結果的にストレス解消に繋がっている、そんな気がします。

2020年の2月、上原ひろみさんを聴きピアノの世界に入りました。
その後、自分でもまさかの宝塚の世界へ!(は〜、宝塚。本当に最高!)
そして、また上原ひろみさんの新譜を聴きピアノの世界にまた戻ってきました!(宝塚も並行して絶賛ドハマリ中ですが!)

ピアノのある世界に来れて良かった事。それはまず、お客さまとの
お話の幅が広がったこと。
ピアノのCDをお探しの方で、お話できそうな時は「私もピアノ習ってます。ど下手ですが(笑)」と話しています。そうするとほとんどのお客さまに「そうなの。私も昔ね・・・」や「今、孫が習ってるのよ!」など好意的に聞いていだだけて会話が広がるんです。

そして、もう一点はジャンル問わずピアノ演奏ならとりあえず聴いてみようという気持ちになれた事。

16年間山野楽器に勤務して、クラシック詳しいんです。と言えない私!
ジャズはもちろんですが、クラシックピアノも聴けるようになり
その素晴らしさが少しだけ分かってきました。
色々聴いている中、めぐり逢えたのがロシア人の女性ピアニスト

イリーナ・メジューエワさん

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ピアノを聴く耳を持てた事で自分がそのピアノを好きか?嫌いか?は分かりるようになりました。メジューエワさんのピアノの良さはなんでしょうか?
CDショップの店員なのに、技巧的なものはまったく解説できないです。
でもタッチが優しく(私には優しく聴こえます)ずっと聴いていられるんですよねぇ、本当に。

自分がクラシックピアノを聴くようなるなんて、若い頃だったら
絶対考えてられなかった。歌謡曲やJ-POPを聴く耳しかないと思ってた。
ピアノを始めたばかりの頃もまったく想像できなかった。

いくつになっても何かを始める事で、思いも寄らない変化が生まれるんだ。自分の中の小さな奇跡に気づけるんだ。
そんな小さな奇跡を、これからも体験したいので、ピアノを続けていきます。細々とマイペースに自分のためにゆっくりと。

(町井 達)