「下町ロケット ゴースト」顧客満足の答えがここに

「下町ロケット ゴースト」

大人気シリーズ、待望のシリーズ最新刊!
宇宙から大地へ。
いま、佃製作所の新たな戦いの幕が上がる!

2015年に放映されたドラマ「下町ロケット」(TBS日曜劇場)の大ヒットも記憶に新しい、「池井戸潤、絶対の代表作」に待望のシリーズ最新刊が登場!

倒産の危機や幾多の困難を、社長の佃航平や社員たちの、熱き思いと諦めない姿勢で切り抜けてきた大田区の町工場「佃製作所」。
しかし、またしても佃製作所は予期せぬトラブルにより窮地に陥っていく。
いまや佃製作所のシンボルとなったロケットエンジン用バルブシステムの納入先である帝国重工の業績悪化、主要取引先からの非情な通告、そして、番頭・殿村に訪れた危機――。
そんな絶体絶命のピンチを切り抜けるため、佃が下した意外な決断とは・・・・・・。

大きな挫折を味わってもなお、前に進もうとする者たちの不屈の闘志とプライドが胸を打つ! 大人気シリーズ第三弾!!

昨日、本屋で見つけて即購入、今日の昼には
読み終わっていました。

あなたはこの下町ロケットシリーズ
読みましたか?

作者は池井戸潤氏。
「半沢直樹シリーズ」でもおなじみの
超人気作家です。

この下町ロケットシリーズは
今回の作品を含めて3作発表されていますが
私はその全てを読んでいます。

3つの作品に共通する特徴は
まるで映画を見ているかのような・・・

流れるようなストーリー展開
勧善懲悪の胸がスーッとする結末

映画館で映画を見る人のほとんどが
エンディングまで席を立たないように

この本も1冊の読破に2日とかかりませんでした。

そして私がこの本を読破した時
私の中に感じたものは
陶酔感、達成感、充実感、そして
まるで夏祭り後のようなちょっとした寂しさでした。

おそらくこの本を読む人のほとんどが
私と同じ感情を持つはずです。

この「下町ロケットシリーズ」
いずれも舞台は東京の下町
登場する会社は大企業、中小企業、ベンチャー企業
取り扱うテーマは「機械の研究開発」

つまり、日本の多くのサラリーマンが
自分の仕事とリンクしやすい内容であり

もしかしたら本のストーリー展開と
ほとんど同じ経験を持つ人もいるかもしれません。

この下町ロケットシリーズ
今作品を含めた3つの作品は、いずれも

主人公的存在「佃製作所」の技術力の高さ
社員のひたむきさ、真面目さが

佃製作所に次々と訪れる危機や難問を
見事に解決するというものです。

ただし、私は今回の作品である点に注目しました。

ある点とは、これまで高い技術力で
顧客の無理難題に見事に答え
その都度業界内で確固たる地位を築いてきた
「佃製作所」ですが

今回は、あえてその高い技術力をあえて封印することで
顧客の要望に見事に答えたという点です。

このことが
ストーリー上で重要なポイントとなるのですが
それは置いといて・・・

なぜ、私がこの点が注目するのか?

それは現実に
世界有数の高い技術力を誇る日本のパソコンやスマホが

世界シェアの面で
性能の面で劣る米国のApple社から大きく出遅れている
理由と関係しているよう思えるからです。

次回、もう少し詳しくお話しますね!

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