山は壮大なる生と死の舞台

こんにちは!
登山家コピーライターの松浦です。

こんなショッキングなニュースを
見つけました。

『兵庫・加古川市のダムに20歳の女性の遺体を遺棄したとして逮捕された男2人が、自宅周辺で大きな荷物を運び出す様子が、防犯カメラに映っていたことがわかった。
森 翔馬容疑者(20)と稲岡和彦容疑者(42)は、8月9日から11日までの間に、大阪市淀川区の小西優香さん(20)の遺体を加古川市のダムに遺棄した疑いが持たれている。
小西さんは9日の早朝、森容疑者とタクシーに乗り込み、一緒に森容疑者の自宅に入って以降、行方がわかっていない。
捜査関係者によると、その後、森容疑者の自宅周辺の防犯カメラに、森容疑者と稲岡容疑者が大きな荷物を運び出したりする様子が映っていたという。
小西さんの死亡推定時刻は10日の午後で、警察は、2人が遺体を遺棄する準備をしていたとみて調べている。
2人は容疑を否認しているが、稲岡容疑者は「森容疑者から頼まれた。人とは知らなかった」と話している。』

おそらくは殺されてしまった20歳の女性と男2人の間で
何があったかはわかりません。

口論の末に
カッとなってつい首を締めてしまったのか

それとも計画的に
この女性を始末したのか・・・

未来ある20歳の女性の尊い奪った罪は
万死に値する!!

おそらく私は人一倍その思いが強いのです。

なぜか?

かつての職業柄
無残な最期を遂げられたご遺体を
多く見てきたためです。

え?どんな職業か?
それについては後ほど・・・

とにかく
この女性がどれだけ無念だったか・・・
やりたいことや夢もあったはず

にも関わらず
こんなゴミ屑同然の
クズ人間たちに殺され
あろうことかスーツケースに
無理やり押し込まれて
遺棄されてしまった・・・

おっと!
ついつい感情的になって
言葉使いが乱暴になっちゃいました。

ただ、おそらくは・・いや間違いなく
この2人の男は
遺棄した女性の遺体が
どのような姿となって発見されたか
知らないでしょう。

10日間スーツケースに閉じ込められた遺体は
体全体の3割以上が溶けて
人の形をとどめていないはずです。

そしてその腐乱臭ときたら・・・
敏感な人だと
ほんの少し臭っただけで
その日は食事ができなくなるでしょう。

私もかつてはそうでした。

それにしても・・・
自分の犯した罪により
1人の女性をこんな姿にしてしまった
と分かれば
自分のやったことが
どれだけ罪深いかがわかるだろうに・・・

そうそう!
かつての私の職業ですが
某大学病院の法医学教室で
中毒検査をしていたことがあるのです。

法医学教室?中毒検査?

法医学教室とは
「法医学教室の事件簿」
という沢口靖子主演のドラマでも
おなじみだと思いますが

事件や事故、自殺、他殺など・・

要は病死以外の死に方をした
ご遺体を解剖して
その死因を特定する機関のことです。

で、その中で私が担当した中毒検査とは
数ある死因の中で薬物による死を
確認するための検査です。

薬物による死とは・・・
代表的なもので言うと

覚醒剤やコカイン、ヘロインといった
法で厳しく規制されている薬物や
かつて問題になった脱法ハーブ
などによる中毒死

青酸カリやアジ化ナトリウム
などによる毒殺・・・

ところであなたは
いずれ訪れる「死」について
まだまだ先のことと考えていますか?

普段の生活で
死を意識することなど
ほとんどないと思います。

意識するとすれば
身内に不幸があった場合

知り合いの方のお葬式に
参列した場合

ニュースで、ファンだった有名人の
死を知った場合

くらいでしょうか?

あるいは
今回ご紹介した
痛ましい殺人事件でも
死を意識することもあるかもしれません。

ただ、登山家である私は
山に登るたびに
確実に死を意識します。

とはいっても

自殺願望が芽生えてしまうとか
死に直面するほど危険な登山をするとか

と言うことではありません。

山という大自然の中に入ると

自分という人間がいかに小さな存在か
そしてどれだけ自然に生かされているか

ということを実感するのです。

山は、そこで暮らすありとあらゆる生物の
生と死の舞台となる場所

草も木も動物も虫も微生物も
山の中で生まれ、山の中で死んでいきます。

宮崎駿監督作品「もののけ姫」
の中で登場する「シシ神」

「シシ神」とは生と死を司る神様

つまり、映画の中で
生と死の舞台となる山を
「シシ神」という姿で
表現しているのかもしれません。

そんな壮大なる生と死の舞台である山

一歩足を踏み入れて
山という生と死の舞台を肌で感じると
日常生活のストレスが本当にくだらないもの
と思えてくるのです。

「あれ?なんであんなくだらないことで
悩んでいたんだろう?」

山の中の舞台で死を意識し
生きる力を得る

作家の村上春樹氏は
自身のベストセラー小説
「ノルウェイの森」の中で

「死とは生の対極にあるものではなく
生の中に存在するものであり
私たちは生きることで死を育んでいるのだ」

と表現しています。

最初はなんのこっちゃ?
と思いましたが

山の中に入ると
確かに生あるものは死を育み
やがて訪れる死によって生を育んでいる
ということがわかるようになってきました。

う〜ん・・・

なんて言えばいいのか
難しいのですが

とにかく
生と死が混在する山の中に入ると
日常生活でのストレスが
本当にくだらないものと思える。

もしあなたが
仕事のストレスで悩んでいるならば
山に入って
壮大なる生と死の舞台を実感してみてください。

あなたの感じているストレスが
取るに足らないものと感じるはずですよ!

なんとも
とりとめのない今日のメルマガでしたが
このへんで。

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マッサン

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