日帰り登山の限界を感じた日

こんにちは!
登山家コピーライターの松浦です。

実は今日、山に登ってきました。

なぜ今日登ったのか?
特に理由はありません。

最近、何かとバタバタしてて
2週間ほど山とご無沙汰だったので
山が恋しくなって
軽い気持ちで登ってきたのです。

目指した山頂は金剛山。
山自体は大阪府と奈良県にまたがっていますが
山頂は大阪府に入ります。

標高は1053m。ギリギリですが
大阪府で最高地点がこの金剛山の山頂になります。

1000m級で登りごたえも十分
そして交通の便も良いということで
久しぶりにこの山に登ろうと思いました。

で、結論から言うと

金剛山の山頂に立つことはありませんでした。

天候は晴天で文句なし
体力も十分
山でのトラブルも何もない

まさに最高のコンディションで挑んだ金剛山でしたが
実は登り始めがかなり遅くなってしまったのです・・・

日帰り登山の場合
山で万が一のトラブルがあっても
時間的余裕を確保するために

登り始めの時間は、かなり早くなります。
それこそ日の出とともに行動するのが
理想的なくらいです。

とはいえ
登山口までの電車やバスの時間もあるので
どんなに朝早くに家を出発しても
やはり登り始めは朝の7時くらいにはなります。

ところが
今日私が登山口にたどり着いた時間は
なんと9時30分。

ありえないくらい遅い時間に
登り始めることになってしまったのです。

理由は・・・まあ家庭の事情と言っておきましょう。

今回想定した登山ルートはこんな感じです。

近鉄線の御所(ごぜ)駅

タクシーで登山口へ

大和葛城山の山頂

南へ向かって水越峠へ

さらに南へ進んで金剛山山頂へ

元来た道を引き返して下山

9時30分に登り始めるとなると
いかに早く最初の山頂である大和葛城山に
到達できるかがポイントになってきます。

で、その大和葛城山の山頂に無事到達!
いつもながら
なかなかの達成感に浸ることができましたが
時計を見ると、11時30分。

ここでお昼休憩をとって
12時に水越峠山頂に向かうとなると
おそらく13時30分〜14時に
到達することになるでしょう。

そこからさらに金剛山山頂に向かうと
おそらく16時くらいに到達・・・

もちろん登山はそこで終わりではありません。
下山する時間もあります。

下山が遅れた場合
あらかじめ設定しておいた
エスケープルートを使いますが
それでも下山する頃には19時。

その時間だと
バスがあるかどうかわかりませんが
仮にバスで最寄り駅まで
乗れたとしても19時30分。
そこから電車で自宅に帰って21時。

もちろんこれは想定であり
想定外のことが起これば
22時、23時にやっと帰宅
なんてことも十分考えられる・・・

そこまでザーッと考えたところで
私は結論を出しました。

「ここで引き返そう・・・」

そんなわけで
金剛山への登頂を諦めて
今回は下山することにしたのでした。

もし今回の登山が
テント泊を想定していたものであったら
当然迷うことなく
金剛山を目指していましたし

さらに別の山頂へも
挑戦することができたはずです。

次回登るときはテント泊で登りたい!

日帰り登山の限界と
テント泊登山への決意を
胸に秘めた今回の登山でした。


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