仕事サボって山登り?その1

こんにちは!
登山家コピーライターの松浦です。

今回のメルマガを作成する前に
送信先のリストを再確認しました。

だって・・こんなタイトルですもの 笑

・・・・うん!大丈夫!
送信先リストに会社関係者のアドレスはないようです。

改めまして今回は
出張の機会をうまく利用して
関東の山でテント泊をしたお話をします。

その日は金曜日。
ちょうど神奈川県で現場の話があり
小田原市のお客さんの事務所へ
打ち合わせに行くことにしたのです。

お客さんとの待ち合わせ時間は13時。

朝ササッと事務所で仕事を片付けて
10時に新幹線に乗り込み、高速移動すること約2時間。

12時に小田原駅に到着しました。
打ち合わせまでは少し時間があります。
駅のベンチで時間まで座って休むことにしました。

いつもの出張ならば
13時までのんびりとランチを食べたり
本屋を物色したり
カフェに入って記事を書いたりするところですが

今回はそれもちょっと難しい・・・

なぜなら
今回私の手荷物は
約30kgもの重量があるからです。

もちろんお客さんとの打ち合わせだけで
そんな荷物は必要ありません。

実は、その日の仕事は打ち合わせだけ。
それが終われば自由です。

出張前にそれを想定して
テント泊用の荷物一式を
80Lのザックに詰め込んできたのです!

そもそも仕事の後、テント泊をするために
わざわざ金曜日を打ち合わせの日に設定したのですからw

いやー!ここまでピッタシ予定通りです。
うまく行きました♫

とはいえ、やはりスーツ姿で80Lものザックを背負うと
いつも以上に体力を奪われます。

この姿であちこち歩き回ろうという気になりません。

小田原駅に到着してからすぐ
大型のコインロッカーにザックを入れてみようと
挑戦したのですが
やはりザックがデカ過ぎて入りませんでした。

そうこうしているうちに約束の時間。
小田原駅すぐ近くの事務所へ行こうとして
ふと気付きました。

「このバカでかいザックを背負って行く?」

ただの打ち合わせにしては
あまりにも不自然なバカでかい荷物。

かといって、どこに預けるわけにもいきません。
デカ過ぎてコインロッカーにも入らなかったのですから。

うーん・・・仕方ない!

結局、バカでかいザックを背負って
打ち合わせに臨むことにせざるを得ません。

意を決して
事務所のエレベーターに乗り込み
行き先ボタンを押す私。

幸いにもエレベーターには私1人です。

少しホッとした私ですがそれもつかの間。

エレベーターで行き先の階に到着
扉がゆっくりと開きます。

するとそこには
恐ろしくバカでかい事務所が地平の果てまで
広がっていました。

事務所の奥の壁は遥か彼方。

もちろん、そこで働く従業員の数も凄まじく
まるでイワシの大群のようです。

そんな中の一番手前にいたイワシ・・いや
従業員の方に担当者の名前を告げて呼び出してもらいます。

・・・3分ほど待つと
見覚えのある顔が近づいてきます。

「どうもお世話になります。わざわざお越しくださいまして!」

少し大柄で背の高い担当者が笑顔で挨拶してくれました。

「それにしても大荷物ですねぇ、キャンプにでも行くのですか?」
「あ!わかった!そのために打ち合わせの日を今日にしたんでしょ!?」
「賢いなぁ、もう!ははは」

もう何もかも見透かされてしまって
なんだか恥ずかしい・・・です。

「じゃあ、さっさと終わらせちゃいましょう!」

そのまま今日の打ち合わせ用に確保されていたらしい
会議室に通されて、打ち合わせが始まったのでした。

明日に続きます。

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