登山家の最強の膝はこうして作られた!

こんにちは!
登山家、コピーライターの松浦です。

では
「膝にとって最も適した登山の始め方」
についてお話しようと思います。

もし、あなたがこの通りに登山を始めれば
生涯を通して、登山することができる
膝を手に入れることになります。

これこそ「最強の膝」
と言えるのではないでしょうか?

まず前回のお話で

「現在、膝になんらかの痛みを抱えている人は
登山をしないでほしい」

ということを言いました。

なぜなら
膝は大変複雑な機能を有しており
一言で「膝の痛み」と言っても
さまざまな要因が考えられるのです。

「膝が痛むから登山はやめてほしい」

これは
登山という膝を酷使する活動は
痛みをさらに増幅させてしまう可能性があるという
一般的に言われていること

そして、長年登山をしてきた私の経験からです。

言うまでもないことですが
膝に痛みがあるのであれば
まずは整形外科にかかり

登山ができるかどうかは
そこのお医者様の判断に任せるべきでしょう。

もしあなたが
今特に痛みを感じないのであれば

これから話す
「膝にとって最も適した登山の始め方」
を実践していただきたいと思います。

1、しっかりとしたストレッチ、筋トレ

膝の一部は筋肉でできています。
筋肉は使わずに放置すると凝り固まって
その機能を果たしにくくなり、怪我にも繋がりやすくなります。
自宅で、屈伸運動などをしてしっかりと膝の筋肉を
ほぐしましょう。

また、膝の筋肉を強化する筋トレは
さまざまありますが、
手っ取り早くいつでもどこでもできる
スクワットが適しているでしょう。

もちろん
いきなり何十回もやると筋肉痛になってしまうので
ほどほどに。

2、足に重りをつけてウォーキング

ウォーキングが良いと言うことは
登山に限ったことではありません。
改めてここで言う必要もないと思います。

ただ、この時足に重りをつけてみてください。

重りは足首に巻くタイプで
初めは300g〜500gくらいがいいでしょう。

足に重りをつけて歩くことで
膝が重りに引っ張られて
膝にちょっとした隙間が生まれます。

再び足を地面に下ろした時に
隙間がなくなりますが

ウォーキングでこの動作を繰り返すことによって
膝がポンプの役割を果たすことになり
膝に栄養が行き渡ります。

すると
膝の構成する筋肉や骨などが
強化されるのです。

これは
未だ医学的に証明されていることではありませんが
実際にこれを実践して
膝の半月板を自然治癒力で再生させた人がいるのです。

ちなみに、これまでの常識だと
膝の半月板は、年齢を重ねるごとにすり減る部位であり
再生するには手術しかない
と言われていました。

詳しくはこちら

http://yamanobori1216.com/2017/05/26/0109heaviywalking

3、月当たり±2000mの登山

前回、いきなり2000m級、3000m級の山の山頂に
挑戦しないでほしいを言いました。

膝への負担が大きすぎるからです。

では「月当たり±2000mの登山」
とは何か?

これは、1ヶ月をかけて山に登り
各山の標高の合計を2000mとすることを
表しています。

例えば
500m級の山に週1回ペースで登れば
月に4回登ることになり、合計2000mですね。

あなたの自宅近くに
300m級の山があるならば
月6〜7回登れば、だいたい合計2000mになりますね。

実は
年配の人が多く在籍する山岳会では
この登り方を採用しています。

毎週のように山に登るが
毎回登る山の標高はせいぜい500m〜600m

山に登ることよりも
山での景色を楽しんだり
仲間との会話を楽しんだり
という要素の方が強いかもしれませんが。

そうしてある時
2000m級、3000m級
さらには海外の5000m級の山に
挑戦するのです。

毎週の登山で
徐々に強化された山岳会メンバーの膝は
難易度の高い山でも十分に耐えうるもの
となっているのです。

以上、今回は
「膝にとって最も適した登山の始め方」
についてお話しました。

普段、何気なく酷使しているあなたの膝
もしかしたら今
あなたの膝は悲鳴を上げているかもしれません。

ただ、その声はとても小さく
あなたの耳には届きません。

悲鳴すらなくなった時
膝は最後の手段として
「痛み」という形であなたに危機を訴えるのです。

そうならないためにも
是非とも登山で
膝を強化してみてください。

ではまた!

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