当選無効の相次ぐ維新：地方選の「居住要件」撤廃を求める
日本維新の会は7日、地方議員選挙における
居住要件の撤廃を含めた「選挙等改革推進法案」を衆院に提出した。
現行の公職選挙法は地方議員選について、
立候補する自治体に3カ月以上の居住実績を求めている。
同党ではこれまで、居住要件を満たさない地方議員の当選無効が相次いでおり、
その狙いを「党利党略」といぶかる見方も出ている。
埼玉県議 中村美香（維新）：当選無効
埼玉県議会の中村美香議員は、ことし4月の県議会議員選挙で、草加市を選挙区とする南1区から立候補して初当選し、埼玉県議会では、日本維新の会として初めての議席を獲得しました。
去年12月から1か月余り三郷市に、そのあと、ことし2月から4月の投票日まで
2か月余り草加市に住んでいて、いずれも3か月以上に満たないとして、
県選挙管理委員会は、当選を無効とする決定をしました。
「居住要件を満たすというのは、立候補するにあたって最初の条件」
茨城県
龍ケ崎市議 村井将重（維新）：当選無効
茨城県選挙管理委員会は13日、4月の龍ケ崎市議選で初当選した村井将重氏（47）=日本維新の会=の当選無効を決めたと発表した。決定は同日付。
調査の結果、公職選挙法が定める居住要件を満たしていなかったと判断した。
京都府
城陽市議 井上清貴（維新）：当選無効
昨年４月の京都府城陽市議選で、当時の維新の党公認で当選した井上清貴市議（３９）＝離党＝が、市内に居住実体がなかったとして当選を無効とした府選挙管理委員会の裁決の取り消しを求めた訴訟で、最高裁第一小法廷（大谷直人裁判長）は上告を棄却する決定をした。決定は６月２日付。井上市議の当選無効が確定した。
大阪府
寝屋川市議 森忠久（維新）：当選無効
大阪府寝屋川市選挙管理委員会は10日、4月の市議選で初当選した大阪維新の会の森忠久市議（32）に市内での居住実態がなかったとして、公選法に基づき当選を無効とする決定をした。
決定によると、森市議は1月9日に大阪市城東区から寝屋川市に転入。
住民票は移したが、実際は他人が居住する部屋の一角をついたてで仕切っただけで家財道具も搬入しておらず「住所要件を満たしていない」と結論付けた。
大阪市議 海老沢由紀（維新）
「東京の東雲に住んでます」「大阪には出稼ぎ」発言
（大阪市議が、東京に住んで、東京で選挙活動をしていた）
7月10日投開票とされる参院選で
東京選挙区から立候補予定の日本維新の会・海老沢由紀氏が、
大阪市議の身分のまま、一ヵ月以上、東京都内で政治活動を続け、
地元を不在にしていることが波紋を広げている。
読売新聞でも一ヵ月以上、東京都内で活動しているという報道があったが、
編集部が入手した海老沢氏の録音などにも、
有権者に対して「（東京都江東区）東雲に住んでいる」
と発言をしていることが明らかになっている。
2022年7月の参議院選挙「東京都選挙区」で出馬し落選。
4月17日13時40分頃・場所は、中央区有楽町のイトシア前で、
今、どこに住んでいるかを尋ねたところ、
「東雲で、大阪には出稼ぎなんです」と発言。
そのひと月後の5月17日18時10分頃・場所は、江東区東陽のホテルイースト21東京に有権者を前に「（東京都江東区）東雲に住んでいる」と発言している。
当時、大阪市議だった本人が有権者を前にして、
東京に住んでいたと一ヵ月にわたり説明をしたのである。
まず、法律的な観点から今回の問題を簡単に整理していこう。
現在、東京に住みながら大阪市議会議員をすることは、法律上できない。
もし、大阪市議会議員の任期中に居住実態が東京にあったのなら、
「失職」となる。このことは、地方自治法に定められている。
居住実態を尋ねると
「脅迫、名誉毀損だ」と記者を脅した
大阪府 池田市議 胡摩窪亮太（維新）（池田市ではなく箕面市に住んでいた）
池田市に隣接する
箕面市の一戸建ての家のガレージから白い乗用車が
数十メートルバックして出てきた。切り返して向かった先は池田市議会。
大阪維新の会（当時）の胡摩窪（ごまくぼ）亮太市議だ。
昨年春の統一地方選で、初当選したばかりの胡摩窪氏について、
「箕面市に住んでいるのに、なぜ池田市議選に出馬するのか」
という情報が寄せられたのは、統一地方選と同じ時期だった。
池田市に居住実態はあるのか」と重ねて尋ねると、
突然、胡摩窪氏は激怒し、「警察行きましょ。それプライベートなことや。
警察呼びますわ。来てください」と声を荒げた。
まったく胡摩窪氏のプライベートなどには触れていない。」
池田市役所の向かいには大阪府警池田署があるので、そちらに向かうのかと思ったら、胡摩窪氏が向かったのは池田市役所の3階、秘書課や市長室があるフロア。
胡摩窪氏がそこから警察を呼ぶのかと思いきや、 「同じ維新だから」 と瀧澤智子市長を伴って現れた。私は瀧澤市長に胡摩窪氏とのやりとりを説明して、
「警察を呼ぶなら、早く呼んでください」 と瀧澤市長に求めた。横から胡摩窪氏は、「威圧的に質問したのは、脅迫、名誉棄損だ」 などと繰り返す。こちらはしっかり記録をとっているが、威圧的に質問などしていない。公職者の居住実態を尋ねているだけだ。すると、秘書課の職員4人ほどが立ち上がって、私を取り囲むように近づいてきた。
https://dot.asahi.com/articles/-/214876?page=3
維新の不祥事は多い
不破忠幸 大阪市議 （買収１審2審有罪）
徳村さとる 大阪府議（暴行賠償命令）
前川清成 衆院議員（公職選挙法違反）
羽田達也 池田市議（保険金詐欺逮捕）
田中厚志 松原市議（議会休み旅行）
西端勝樹 守口市長（宅建業法違反、無資格）
富田武彦 大阪府議（不正預かり金）
元橋理浩 寝屋川市議（給付金不正受給）
広田和美 大阪市議会議長（政務活動費不正）
飯田哲史 大阪市議（政務活動費不正）
伊藤良夏 大阪市議（政務活動費不正）
梅園周 大阪市議（政務活動費不正）
小林由佳、黒瀬大堺市議（政務活動費不正）
北野礼一 堺市議（政務活動費不正）
西井勝 堺市議（ひき逃げ有罪）
山本景 大阪府議（女子中学生恐喝）
山本大 大阪府議（泥酔暴行）
中谷恭典 大阪府議（市駐車場私物化）
荻野稔 太田区議（口座不正譲渡）
赤木正幸 衆院議員（運動員逮捕、公選法違反）
笹川理 大阪府議
（維新府議団の代表、女性市議へのハラスメント）
中野隆司 柏原市長（女性スキャンダル）
井上哲也 吹田市長（随意契約疑惑）
杉村幸太郎 大阪市議（支援者リスト捏造）
筒泉寿一 明石市議（寄附の偽装）
署名偽造事件
愛知県選挙管理委員会は、提出されたおよそ43万5000人分の署名のうち、83％が有効と認められず、大量の署名が偽造された疑いがあるとして、地方自治法違反の疑いで愛知県警察本部に告発した。
愛知県の大村秀章知事のリコール（解職請求）運動をめぐる署名偽造事件で、
日本維新の会の愛知５区支部長を一時務めていた田中孝博容疑者（５９）が地方自治法違反容疑で逮捕されたことを受け、維新の松井一郎代表（大阪市長）は２０日、「（リコール運動に）政党として関与することは一切ないと最初に言っている。個人の話だが、真実を明らかにすべきだ」と述べた。
パーティー券
二〇一一年三月八日の大阪府議会総務委員会において、府職員(知事部局)の自殺者が一年間で六人に上ったことが明らかになりました。その直後に、七人目の自殺者が出たのです。それ以前の五年間では年平均一~二人でしたから、橋下府政になってからは異常な増加です
(大阪府)健康医療部の知り合いが申しておりましたが、橋下知事は自己愛性人格障害の典型だそうで、気に入られた者は死ぬまで働かされるし、憎まれれば、とことん放逐される
外資に売ろうとした橋下徹
鉄道事業の経験の無い投資ファンドへの売却は、
後日、利益目的のために転売することは明らかであり、
大阪府民や利用者に多大の損失を与える可能性が高い。
維新の大ウソポスター「大阪市は潰しません」
府民向けの公聴会で790億円の負担への批判が続出している。府市はこれまで、「IRは民設民営事業なので、公でお金を出すものではない」（吉村洋文知事、2021年7月21日）、「事業者がお金を払って建ててくれる。市は家賃をもらうだけ」（松井一郎市長、20年10月23日）などと説明してきたため、反発は大きい。
維新と中国
カジノを含む統合型リゾート（ＩＲ）事業をめぐり衆院議員の秋元司容疑者（４８）が収賄容疑で逮捕された汚職事件に関連し、日本維新の会の下地幹郎衆院議員（５８）＝比例九州ブロック＝が６日、那覇市内で記者会見し、贈賄容疑で逮捕された中国企業「５００ドットコム」の顧問から現金１００万円を受け取っていたことを認めた。
（1）IR実績ゼロなのに日本市場に積極的
（2）筆頭株主が習近平主席に近い清華紫光集団
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