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パピヨンをカッコよく歌えるようになりたい



いびつな力で守りたいどこまでも


いびつな力で守りたいのはスピッツですが、やさしい笑顔をおみやげにするのは島谷ひとみです。

今日も歌を歌おう。


島谷ひとみのパピヨンを上手に歌えたら気持ちいいだろうな〜という願望。

本人映像の動画を貼り付けておいて難ですが、この歌は非常に難しい。
まず、世界を揺るがすような声量がないとキマりません。

ボトルキャップを声量のみで飛ばす、マライア・キャリー並の力強さが欲しいところ。
この映像は、フェイクではないですよ。

まず、歌というものは腹筋で決まります。
腹式呼吸を前提として、全身を震わせて声を出す。
怒鳴るのとは違う、肉体全てを使った振動です。

声が出ないと話にならない。
音程はその後です。

つまり、歌手として大成するにはカッコつけより容姿より声です。
地道なヴォイトレ以外勝たん。

しかし、声量が出せるか出せないかは天性の才能により左右されます。
アジア人は圧倒的に不利。
故に、演歌でビブラートを効かせに効かせて誤魔化すしかありません。
振動が足りない。
伸びない。
力が弱く、聞くに耐えない、という。

こういったことを10代の頃に感じとっていた私は、日本の歌手が海外で活躍せんとするというニュースを聞くたびに
「恥さらしだから辞めろ」
と密かに思っていました。
余程の小手先テクニックが無いと、とてもじゃないが太刀打ち出来ないぞ、と。
演歌も受け入れがたいですし。
日本人も、演歌嫌いはいます。
演歌か童謡くらいしか歌えないのに。

SUKIYAKIが良いところなのよ。
坂本九。
スタッカートで誤魔化してますからね。

狭い島国で、お山の大将してましょう。
と思っていました。
あとは楽器演奏ね。


天からの贈り物を授かりやすいのは黒人です。
次点で白人。

特に訓練しなくても(多少は必要ですが)恐ろしく響くハーモニー空間を醸し出す事ができる。

マライア・キャリーでなくても、畏怖すら感じるような深い歌声が特徴的なゴスペル歌手にパピヨンをカバーして貰いたい。
それを聴きたい。

などと考えながら、邦楽を聴いています。


学校の音楽の授業を真面目に聞いて、その認識を日常生活に持ってくると、邦楽界で活躍する歌手はどういうつもりで歌を出しているんだ?となりますよね。
発声の基本すら出来ていない人が、オリコンヒットの上位に食い込んでいます。

容姿や人柄で勝負しているのかな。
あとは、メロディーや歌詞が良いんですかね。

私は筋力が低く、地声も小さいので歌手になろうとかは一切考えないですが、真の意味で音楽性の高い楽曲とヒット率は比例しないのかなと思うことも多々ありました。

普通に考えれば、音大を出た人が歌手になるのだろう、と思うのは自然だと思います。
オペラ歌手。


結構そういうことを考える人はいるらしく、ネットの片隅で

「中島みゆきは、声が出ているけど鼻濁音が出来ないのが難点だよね〜」

なんて呟く人も…。

鼻濁音とは、「が」を「んが」と発音すること。
鼻で響かせるのです。

鼻濁音が出ないことで有名なのは、群馬県人です。
上州弁は鼻濁音がないとして、田舎の言葉だという認識で見られています。
だんべとか関係なく。


具体的には

風の中のすばる
砂の中の銀河

の、銀河の部分で「がー」とそのまま歌ってしまうこと。
「ぎーんんグァー」
と出せないといけないね、ということですね。

恐らく、初期のレコードでのみ聞くことが出来ると思います。
鼻濁音抜きの歌。
最近の、というか平成に入ってから直しているのを見た記憶があります。


しかし、恐らく邦楽の方向性は音楽性だけに留まらないところにあるとも考えています。

癒やしです。
聴くと、癒やされる。
何故か知らないけれど。
技術よりも歌唱力よりも芸術性よりも、何かもっと深い所にあるものが響いているのだと思いますよ。



やっぱりカッコ悪いのか?



島谷ひとみはもっと評価されても良い歌手だと思いますが、シャンティといいパピヨンといい、アジアンなんですけど日本じゃない感じがしますよね。


シャンティ
サンスクリット語で「静寂」

パピヨン
フランス語で「蝶」

マラミンタマラ
フィリピン語で「ありがとう」

ダンニャバード
ネパール語で「ありがとう」

トゥリマカシー
インドネシア・マレー語で「ありがとう」

シャオホア ニーハオ
中国語で「小さな花 こんにちは」

プパヤの丘
タイにあるプパヤ



語呂が悪いというかテンポよく歌うには他国語が適しているのでしょう。

SMAPの「ありがとう」みたいに直接的でも全く違和感がないように邦楽で歌詞を作るのは難しいかもしれませんね。

合唱版が好き。




PUFFYのアジアの純真は井上陽水と奥田民生が作っていますので、恐らく彼女らが可愛かったのでテコ入れしてもらったのかもなあ、と伺えます。


どう見ても、この頃の陽水は大麻をキメてますよね。
もう逮捕されていますが。

アゲアゲでいないと、曲が降ってこなかったんですね。


大麻などの薬物をキメると、元止揚空間に侵入しやすくなります。
この時に発生する一時的な上昇気流に乗らないと、白鳥の涙が降ってくる条件が揃わない場合があります。

そして、薬物の使用は現世の認識に従えば社会的には禁止されていますが、霊界では禁止されておらず、また罪にはなりません。


陽水の逮捕は、恐らく関係者の間では暗黙の了解で見ないことにされていたのでしょうけれど、芸能界でネタがなくなったので仕方なく表に出した、という感じがしますね。
売られた陽水。
気の毒に。


如何に薬物の使用が悪いことかを世間の認識として植え付けることで、社会の光と闇の世界のコントラストなるものをくっきりと分けられたようです。
特別なものという視点の領域として、民衆の意識を反らすイベントの一つとして確立させられていったのでしょう。

いや、違法薬物の使用を推奨している訳ではないですよ。
別に大したことないな、と私が勝手に思っているだけです。
勿論、一度もキメたことはありません。
エディブルも食べたことがないです。

大麻や覚醒剤などは、一時的に超心点の働きを眠らせるという効果があるのみ。
薬物で狂う人は、元々がそういう性格だったというだけです。

ハイになる人は、生きているのが辛いだけ。
ダウナーになる人は、生きていても死んでいても辛いだけ。


全く変わらない人というのがいます。
主に私ですが、眠るだけです。
(似たような成分の精神薬を飲んだ)
少しの悪夢を見て、あとは半日以上布団の中で寝ています。

思うようなものではないのですよ、麻薬は。


麻薬の話はここまでにしておいて、日本語とか日本の感覚ってやっぱりカッコ悪いのかなあと考えたりします。


月のしずく は、良い感じに和風にカッコつけてますけどね。
ここまで振り切るのは難しい。
というか、和風テイストは荒城の月あたりまで時代を遡る上に、出尽くしている感。

海外で日本語を取り入れた曲というのは少ないです。
昔、聴いた気がする。
あんまり芳しくなかったかも。

そういう言葉をチョイスするのか?
日本語はマイナー言語ですが、センスの問題だと思います。


Def Tech は上手いですね。


空耳風。
ギャグっぽく、上手いこといった感じの。

前に前に 
my way my way と掛けてますが
マイネームにも聞こえる、という。


こういうカラクリっぽい感じにキメないと、日本語を洋楽風にカッコよく歌うのは難しいんですね。

カラクリ風の歌は、ひねり出そうと思ってひねり出せるものでもなく、普通に生活している際に突然「降って」きます。

これも白鳥の涙でしょうね。
垂子現象。

量子確率、起こそうと思って起こせるものではないですね。

「おおー、上手い感じの言葉遊び!」
ということでネタ帳に書きつけておいて、ここぞという時に出します。
ネタを温めるってこういうことですね。

ま、lapですけどね。
ラップを歌と思いますか?
あまりラップを多用すると
「またラップ調かよ」
みたいに言われますよね。
飽きられやすい。

難しいにゃー。



歌記事でした。
大体こんなことを考えながら、歌を聞いているのです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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