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呆れ返るほど平和な正八胞体


未読・フラットランド

いきなりドン引きの見出し。

最近、全然交流していないRaimu氏。
そして読みたいと思いつつ未だ叶うこと無い彼の書籍、4次元思想とフラットランド。


フラットランドという書籍があるそうです。
未読です。
Raimuさんの書籍も未読です。
プライム会員だと0円で読めるみたいですが?
DLする環境に身を置いていないので、読んでいません。
ごめんなさいね。

書籍を読む楽しみは、全く先入観も偏見もない素の状態で物語の世界に入り込むことにあると思います。

しかし、私は近年というかここ10年ほどまともに本が読めない状態であり、いわゆる「拾い読み」ばかりしています。
適当に開いて、ちょっと読んで閉じる。
目次を引用して、数ページ読み進める。
気になったところだけ読んで閉じる。
なんだかんだで殆ど読み切るのですが、最初から一文一句全て漏らさずに目を通すという従来の読み方を放棄しております。

理由。
前頭葉の働きが落ちて、集中力が続かないから。
多動という訳ではないですが、繰り返しの作業に疲労感を覚えるようになりました。
本を読むのは好きですが、読むことそのものが苦痛となると継続が困難となります。
故に、拾い読みをして苦が発生しない範囲内で書籍を楽しむ、というスタンスを取るようになりました。
wikiばかり引用するのはそのせい。
大体のまとめが読みたいだけです。
あまりwikiから情報を引っ張り出すと頭が悪いと思われることは承知の上ですが。
程々に、時におどけた感じで誤魔化して、コンテンツの拾い読みを継続していく所存です。

これらを踏まえて、どこかに抜けがあることを前提に今回はフラットランドについて書き連ねたいと思います。


まず、フラットランド物語はタロットのクリフォトと同じです。
クリフォトとは、タロットの大アルカナのカード情報を元に紡ぎ出された物語のことです。
大アルカナカードには、実はモデルが存在します。
どこぞの国の王族です。
王宮に出入りする貴族も含む。

彼らを思いっきり、分かりにくいように風刺した物語。
それがクリフォトの真髄。

クリフォトには根という意味があり、セフィロト・ツリー(世界樹)の要素と対応するようになっています。

wikiからの引っ張り出し

世界樹の根の部分がクリフォト、となるわけですね。

丸いシンボル・セフィラにあるケテルやホドなどの言葉は実は略語になっており、元々の意味が存在します。
これはアルカナ・秘密に由来する考え方。
全てが暗号です。

モーニング娘。をモー娘。と書く。
読み方はモームスになりますが、こんな感じのパッと見では分からない略。

元ネタを読み解くのは困難です。
該当する某国に赴き、歴史資料を引っ掻き回して王族・貴族の家系図を全部照らし合わせ、どのように略しているのか?つまり仇名の推理をするのですが、それは実質不可能に近いですね。
名が残っていない方もいらっしゃるでしょう。
しかも、仇名でわざわざ呼ぶということは悪口の可能性が高い。
チャネリングで訊き出そうにも、全拒否されます。
そりゃそうですよね。

そういう訳で、詳細は置いておきます。
セフィロト関連の全ては歴史の中の誰か、とし話を進めていきます。

クリフォトは、王宮の誰かが人間観察を続けた結果、導き出された人間モデルを元に架空のストーリーを組み立てたもの。
クリフォトに出てくる重要とされる単語をネットで調べてみましたが、全く出てきませんでした。
欧州圏なら詳細情報が載っているかもしれない。
しかし、そこまで調べる根気はありませんでした。

クリフォトの翻訳は日本には存在しないようです。
原書を読むしかありません。
しかし、どう考えても高価であるためそれは叶いませんでした。
仮に手に入れたとて、読むのも大変だし。

この人間観察モニタリング総集とも言えるセフィロト関連。
タロットと関連付けてバカジャネーノ?なんて思った時期もありましたが、元ネタなら仕方ないですよね。

これを考えた人は、0の愚者ではないことは確かです。
愚者は所謂道化師であり、王のご機嫌取り係。
見た目は三枚目。しかし中身は二枚目。
主役の一枚目の王を宥め、時には優しく忠告などして陰ながら導きをしました。
しかし傍から見たら愚者は愚者。
愚か者の馬鹿。
中身は賢者と言えども。
中身が賢者の人は、順番に並ぶ際に一番上にはならないのです。
けれど、何故かトップに添えられている。
これには目的が2つあります。

  • 最初のカードを愚者にすることで、「タロットは所詮遊び」と印象付けることが出来る。皮肉だと悟られても、「冗談だ」と誤魔化すことが可能。

  • 本当の意味で王位に立つべきは愚者の皮を被った賢者を越える大賢者であるべきという、人間観察の結果の現れ。

以上のことから、愚者カードをたてにタロットは創作者及び普及の波が阻止されることなく、現代迄護られて来ました。
おかしな話でしょ?
皮肉たっぷり。
この程度も理解できないと占いなんて出来ないよ、とアッカンベーされています。
愚者ではない、誰かに。

クリフォトはセフィロトモデルのネタバラシなんですけど、これも極秘とされて護られてきました。
神が作った、と天の威を借りて。

反逆罪の証拠だったんですけどね。
木を隠すなら森の中。
王を初めとした貴族一党、自分たちがおちょくられているとも知らずにタロットの中身を重要視し、その実影で嘲笑われてきたのです。

やんわり忠告メッセージだったのかもしれないですけどね。

…という匂わせ行為は、ツクヨミの力の一部となります。
無血革命ならぬ、無血決闘。
最強です。


フラットランドは、ヴィクトリア朝への風刺作品とされています。
本編に目を通した訳ではないですが、あらすじを読むと何となく理解出来ますね。
西洋の書籍特有の、なんとなくカッコいい雰囲気の気取った書き方で、丁寧且つまだるっこしく分かりにくい描写が続くのでしょうね。
海外作品の原書などは読んだことはありませんが、翻訳されたものを読む限り何となくそんな雰囲気ではないかと。
英語の授業で例文などを訳すと「英語っぽい言い回し」パターンが読み取れますし。
その「ぽさ」が想像に易い、という。

クリフォトは風刺。
フラットランドも風刺。
同じクリフォトですね。

設定のおさらい


『フラットランド』においてアボットは、厳格に階級に分けられた社会を描いている。住民は社会的地位の上昇を願っており、それは誰にでも与えられているように見えるが、最上流階級が厳しく管理している。自由は軽蔑され、法律は苛烈である。革新者は投獄され、抑圧される。知的に価値のある下層階級の人々や、暴動のリーダーとなりうる人々は、殺されるか、上層階級に昇格させられる。世界を変革しようとする試みは、全て危険で有害であるとみなされる。この世界は、「別の世界からの啓示」を受け取る準備ができていない。

wikiより

これはwikiの社会風刺に書いてあった文章ですが、執筆者のアボットの苦悩についての解説となっておりますね。
フラットランドの女性像から、アボットはミソジニー(女性軽蔑者)と評されたようです。

それはフラットランドの設定が物語っています。
女性は線であり、図形として形成することが出来ない。
点と区別がつかない為、常に声を出して行動することが強制されている。
という点です。

あることないことピーチクパーチク煩い女ども、と言いたいのでは?という解釈。
女性の軽視。
お喋りしか能がない、くだらない生き物だ、とアボットは言っているというのです。

それは、知らん。。。としか言えませんね。

本当に価値の欠片もないことしか口にしない女もいれば、ちゃんと意味のある言葉を話す女もいる。
それは、男性も同じ。
そこに性差はない。
くだらねえ男はくだらねえし、つまんねえ女はつまんねえ。
それだけです。
個体差という概念が抜け落ちていますね。
主語デカが過ぎる、という。


フラットランドでは

多角形は男性
線は女性

男の子は、父より角度が多く生まれる。
女の子はずっと線のまま。

上流階級者は正多角形。
労働階級者や兵士は二等辺三角形。


ひどい偏見の世界ですね。
つまり、男性は三角形からスタートします。
主人公はスクエア。正方形。
正多角形であるため、上流階級に属しているのですね。

父親は正三角形かな?
正三角形から正方形(正四角形)が生まれたんですね。
主人公が結婚し、男の子をもうけた場合、正五角形が生まれるということになる。

一方で、労働者や兵士が二等辺三角形で固定されている。
ということは、彼らは子をもうけることが出来ないとされているのか?
蛙の子は蛙ですか?
子として認められず、多角形の辺が増えない。
越えられない身分の壁を現しているのでしょうか。
三角形から三角形が生まれる。

更に、辺の数が多いほど地位が高くなるようです。
三角形は職人。
四角形は医者や弁護士。
それ以上は貴族階級。

これ以降は設定が複雑過ぎてよく分かりませんでした。
細かい理屈があるようです。

これが社会情勢の風刺となるのですね。


フラットランドは、紙面上の世界を舞台としたものらしいです。
主人公の正方形はある日、球体に出会います。
しかし、球体は紙面上では円にしか見えません。
やがて、正方形は球がペラ一枚の図形ではなく、3次元立体であると気付くのです。
しかしフラットランドでは、立体の存在を唱えるものは投獄されてしまいます。
正方形は投獄され絶望し、フラットランドというタイトルの設定集を書き連ね、後世に伝わるように祈るのでした。  - fin -


4次元の謎を解く、という問題提議を残したまま、この話は終わりを迎えています。
よくある終わり方ですね。
答えを読者に委ねる系。

ちな、過去記事で4次元とは何かを漫画形式に仕立て上げました。

線の概念の理解は小学校5年生のレベル
それ以外は高校数学
アインシュタインの登場により
時の定義が研究されるようになった。

フラットランドの考え方を拝借すれば、
4次元とは、主人公の正方形が球を円ではなく球であると認識すること。
それだけです。

そこまでの過程、ポイントランド(0次元・点次元)とラインランド(1次元・線次元)の成り立ちを追うことを5次元。

やがて、正方形が実は自分は立方体だった、ということに気付く。
それが6次元です。


立方体は、角度によって形を変えます。
正方形。正六角形。

すみません。
ヌーソロジーのメルマガのシンボル画像を例としてお借りします。
ブラックキューブ。
六角形ですね。

主人公の正方形はスクエアとありますので、本当は分からないですね。
ちょっと体を捻れば、正六角形となるかもしれなかった。
貴族の仲間入りが出来ますね。

子はどうなるんでしょうね。
フラットランドから脱して、球の次元に向かうかもしれない。

しかし、立方体が球体になるまでは大変です。
角と辺を、これでもかと増やさねばならない。

故に、立方体で完成形。
立方体は4次元完成体。


この思考の切り替えを、メタトロンと言います。

何がどうなって正八胞体となった?

Raimuさんの書籍、4次元思想とフラットランドには

フラットランドは正八胞体となるのではないか

的なことが書いてあるのです。
ちょびっとだけ試し読みしました。

正八胞体図

正八胞体とは、立方体の中に立方体が存在する、という意味。
どうやってここまで導き出したのでしょう?

  1. 正方形の3次元体を立方体とする

  2. 立方体の状態でトーラス回転を意識する

  3. 立方体の中が空洞でなければトーラスは成り立たない

  4. 立方体の形に沿って小さな立方体を抜く

  5. 正八胞体となる


以下のgifがイメージ図らしいです。

立方体トーラス

……

(ノ`Д´)ノ彡┻━┻


違うと思うよ。
立方体は、ひとりでに回転しないよ。
巨大なトーラスの中を流れる幾何学の一つに過ぎないですよ。

そうしたら、球体のトーラスはどうなるの?


ドーナツ形状。
円環になってしまうでしょ!!

球は球。
ドーナツ形状はドーナツ形状。

リンクに貼った記事の説も間違い。
宇宙はぼやけて境界線がない。
ただの楕円型の空間。

水をたっぷり張った循環付き水槽のど真ん中に、突然空気の塊が現れますか?
水は水槽に沿ってまわるけれど、中身は水がつまったままでしょう。
それと同じです。

ちな、宇宙の中心。

ブラックホールのイメージ図ですが、中は光が詰まっています。
巨大な太陽です。
どこの星系でもない、宇宙の太陽。
我らが住む銀河系・太陽系は全て惑星です。
小石。

この太陽は既に活動停止期間に入っています。
その影響で、テラ系の太陽も連動して2013年に活動が弱まりました。
あとは宇宙の寿命を待つだけとなっております。

正八胞体は幾何学結晶の一つですが、フラットランドとは無関係です。
そも、仮に回転を続けるとしたとてトーラス運動を続ける内に角が取れてドーナツ型へと変換していきますので。

ああ〜。
変形赤血球!
これと同じ!

鉄欠乏により、赤血球が中心から崩壊していくこと。

内面性が失われている。


なんだかな!
正八胞体は、骨格構造を意味する幾何学象徴。
回転はしない。
そこにただ或るだけですよ。

まさか、そこでトーラスが出てくるとは思わなかった。
なんかクルクル回っている図だな?としか。
全く気付けなかった。

確かに、ヌーソロジーのケプラー次元には正八胞体が出ていますよ?
しかしスピンするのは個々であり、ヌーソロジーそのものは回転しない。
幾何学結晶は回転しない。
ただ或るだけ。
トーラスとは、流動からなるなんとなく形作られた、しかし実体が掴めないものを言う。

カチーンと固くなっては駄目なのですよ。
固形となった時点で定質化しますので。


正八胞体は、それそのものが柱を表す。
つまり、神なのです。
神があるとすれば、構造です。
神なんかいない。
けれど、神は或る。
あるけど、実体が掴めない。
世界そのものが神。
アッラーです。


人類が神を見る日とは、宇宙の真理を垣間見れた、という意味になりますね。

本当に真理が山程書いてあるので。


幾何学分野の研究はあんまり進んでいない。
と、どこかで読みましたけど、空間把握力に長けた人間でないと無理ぽではないですかね。
これは天性の才能の問題ですね。
私のPC環境がもっと良くて、そっち系の勉強も商業並で3Dモデリングの動画を自作できればよかったんですが。

そうすれば、視覚的な5次元とケプラーの説明が捗ったんですけどね。
gifを量産し、動画上げまくりでした。



とりあえず、フラットランドについて述べたかったので書き連ねました。
Raimuさんのサイトは初心者の入口としては良いですが、natanさんのサイトの方が論理的にまとまっています。

Raimuさんのサイトのここが良いと思うページ。

ヌーソロジーから少し外れている?
と思われるかもしれませんが、4次元の理解に適した内容が書いてあります。
これを順々に追えばOK


しかしフラットランド、物語としては面白いですね。
ショート映画化したらいいな〜。
なんてね。



ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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