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【いそがしいとき日記】その8


「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」

池袋の東京芸術劇場にて、昨日無事に開幕いたしましたーーー!!!
ぱんかぱかーーーん!!!!!

現在、2日目のマチネが終わって、ソワレ前の休憩の時間です〜。

昨日の初日も、先ほどの公演も、お客様が多いに盛り上がってくださってとっても嬉しく、そしてありがたく思っています。

「Immersive theater」という形式の作品。多くのミュージカル・演劇作品ではなかなか実現できないような「観客も(半強制的に)巻き込まれる」タイプの舞台です。笑

「そのスタイル大好きーーーーー!!!」というタイプのお客様はどうぞノリノリで参加していただいて、「いや、私はひっそりと観劇したいの」ってタイプのお客様はその劇場の雰囲気をどうぞ味わっていただいて、

それぞれの楽しみ方で本作品の世界に飛び込んでいただければ嬉しいです!


ちなみに。

「グレートコメット」は日本で上演される多くのミュージカルとは少し違って、

場面によっては、クラブミュージックのような大きな音が鳴るところや、音の高い電子音が続くようなところがあります。びっくりしないでねー。

大きな音や電子音が苦手なお客様いらっしゃいましたら、どうぞ心算を、宜しくお願いします。

作品は、電子音だけでなく、ストリングスや木管楽器のアコースティックな響きを楽しめる楽曲や、ピアノ一本でピュアな音楽を奏でるシーンなんかもありますので、

起伏に富んだ音楽の旅を、隅から隅まで味わっていただけたら嬉しいです!


ちなみに、僕はなかなかのエゴサの鬼で、昨日も終演後、「グレートコメット」「グレコメ」などのキーワードでめちゃめちゃ検索かけて、みなさんがSNSなんかに投稿してくださった感想、読んでるんですが

楽しんでいただけている感想もたくさんで、これも本当に嬉しく思います!

もちろん、いい感想ばかりではなく、「歌詞が聞き取りにくかったなー」とか、そういった感想もしっかり読んでいます。

こういう感想は、みなさんの観劇体験がスペシャルで心地よい体験になるように、僕たちが毎日毎日作品の質の向上のために努力をするときの有難い指針になります。

ひと昔前だったらこういう方式での改善はできなかったけれど、インターネットとSNSが普及した現代だからこそ、お客様とある種「二人三脚」で、公演のクオリティを日々向上させることができます。

いつも貴重な感想、ご意見、本当にありがとうございます。


豊かな文化土壌が育つためには、様々な意見にも、観劇くださるお客様のバックボーン的にも、多様性が必要だなと僕は考えています。

ひとりでも多くの方に、「グレートコメット」を楽しんでいただけますように。僕らカンパニー一同、そのために今夜も、そして明日からも頑張ります!!!!

読んでくださってありがとうございました!サポートいただいたお金は、表現者として僕がパワーアップするためのいろいろに使わせていただきます。パフォーマンスで恩返しができますように。