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ときには低速ギアで生きる


舞台や本番がある期間は、稽古から含めて、アドレナリンがフルスロットル!!!みたいな状態になっているのです。体や脳ミソがね。

僕はその感覚が大好きで、だから舞台が大好きだし、人前に立つのが大好き。いまはぜんぜんお金がないけれど、それでも表現の仕事に携われて幸せだなあと思って生きています。


だからその分、舞台と舞台の合間、稽古も何にもない時期っていうのの過ごし方が難しい。

「早く稽古がはじまればいいのにぃぃぃいい!!」と思いながら日々を過ごして、でも、本番期間に入っちゃったらできないようなこともしたいし。ゆっくり本を読むとか、身体のメンテナンスをするとか。

何もない時期、というのは無駄にはならないって、ちゃんと頭では理解してるんだけど、でも心のどっかでは、本番中のアドレナリンどばどばみたいな感覚を求めてるから、段々とやきもきしてきちゃうのよね。


で、さっき「ゆっくりしゃべるように書く」というエントリを書いたんですけど、

書きながら気づいたんです。

ああ、そうか。本番期間じゃなく日常が続く時期は、アウトプットもインプットも刺激のスピードが低速な時期なんだから、自分の生きるスピードもギアをひとつ落として、低速にしたらいいんだ

って。

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