「この本棚がぜんぶ僕のものだったらいいのに」
小さい頃から本を読むのが好きな子どもでした。
保育園での絵本の読み聞かせの時間とかは、かぶりつきで聞いていたみたいだし、小学校低学年まで母に、寝る前に本を読んでもらってた記憶があります。
自分で本を読むようになってからは、携帯電話を支給された高校の頃まで、ベッドに入ってからの読書は欠かせなかったし、携帯電話を手にしてからも、ネットの小説サイトとか、そういうところで活字をめっちゃ読んでました。
大学受験を控えた期間は東京へレッスンに出るため、片道1時間半の特急電車に毎週末乗っていました。そのなかでずいぶんと本を読みました。お小遣いが少なかったから、主に文庫本で。
高校の授業の時間とかにも、教科書読んで理解できちゃったところとか、全体で設定された時間より先に課題を終わらせたときとかは、そのスキマ時間で本を読んでました。
先生方、よくあんな授業態度の生徒を怒らなかったな・・・。どうせ言う事きかないからって、諦められてたのかな・・・。
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僕にとって本屋さんっていうのは、アミューズメントパーク的な興奮を感じる場所で。
「この本棚がぜんぶ僕のものだったらいいのに」って、いままでの人生で何回思ったことか。
山梨にいた頃は、朗月堂書店という本屋さんの常連でした。よくチャリンコかっ飛ばして行った。
東京に出てきてからは、新宿の東口の紀伊国屋書店を長らく使ってたんですが、さいきんは西口の、コクーンビル下のブックファーストを多く使ってます。
棚の配置の仕方とか、新刊の並べ方とか、すごくいいんですよね。痒い所に手が届くっていうか。
あと、週末でも比較的空いてて、ゆったりのんびり本を選べるっていうのも超重要。
人が多いと、本棚の間ですれ違うときに気を使ったり、手に取りたい本の前に人が立ってると声をかけづらくて時間ずらしたり、そういう気遣いをするのがストレスになっちゃうのです。
新宿西口ブックファーストは、そういう心配をあまりしなくてもいいってのがとっても気に入っています。
昨日も、日が沈んでから家を出て、ブックファーストに行きました。
新宿駅はすごい人ごみで、100m進むのも大変な有様でしたが、「きっとブックファーストには安息の空間が広がっているはず・・・!」と信じて行ったら、期待を裏切らずに上の写真のような光景が広がってました。笑
で、昨日は6冊、本を買いました。
買ったのは
自分のことだけ考える。/堀江貴文
ポートランドー世界で一番住みたい町を作る/山崎満広
ミュージカル史/小山内伸
庭師が教える図解日本庭園の見方・楽しみ方/宇田川辰彦 監修
「民族」で読み解く世界史/宇山卓栄
経済は地理から学べ!/宮路秀作
です。
特に僕のなかでは「日本庭園の見方・楽しみ方」がアツくて、いくつか日本庭園の見方をまとめた本はあったんですが厳選して、いちばんわかりやすくて面白いものを選びました。
「ミュージカル史」はいちどどこかで腰を据えて勉強しなきゃいけないことだなと思ってたのでこの機会に買ってみました。読むの楽しみ。
僕はまだまだ売れない俳優なので、自分の欲しいものを欲しいだけ買うってこと、なかなかできない現状なのですが、本だけはあまり躊躇せずに買えています。
それはなぜか。
自分で読んだ本を、売ることにしているからです。
ただ古本屋さんに売るのではなく、「僕が読んだ本が、欲しい」と思ってくださる方に、直接お売りしています。僕のサインと、コメントを裏表紙に添えて。
ちなみにいまは、こんな本が在庫としてあります。
どの本も、超オススメです!!!!
この、BASEというECサービスを利用して、僕の読んだ本をお譲りする場をつくりました。販売価格は一律、定価の2倍。
僕が読んだという事実と、僕のサインとコメントに価値を見出してくださる方が買ってくださればいいと思ってつくったシステムです。
ちなみに、ここで本が売れた売り上げ金額は全額、本を買うためにだけ使うというルールにしています。
ここで本が売れるたびに、本を買う資金が増えていくというカラクリです。本を買ってくださる方が増えれば増えるほど、僕はもっとたくさんの本を読むことができるようになるわけです。
BASEでは本だけでなく、僕の出張演奏やレッスンも予約販売しています。もしご興味あったらぜひご利用ください!(宣伝です。笑)
ちなみに、去年読んだ本でいちばん面白かったのは「サピエンス全史 上・下」でした。続編が出版されたようなので、それの翻訳出版が待ち遠しくて仕方ありません。
今年はどんな本に出会えるでしょうか!それも楽しみです!
読んでくださってありがとうございました!サポートいただいたお金は、表現者として僕がパワーアップするためのいろいろに使わせていただきます。パフォーマンスで恩返しができますように。