20240416_ダジャレを作り出す熱意は潰したくない

夫は早朝、始発に近い電車で出勤した。私も今日は早起きして娘をいつもより1時間早く保育園に送り出し出勤しなければならない。
こういう時は娘を無理やり起こそうとせずに、先に私が済ませるべき用事を済ませて勝手に起きてくるのを待つ方がいいということに最近ようやく気づいた。寝床に私や夫がいないとやはり不安になり起きるようなのだ。
果たして洗濯機を回したり仕事の準備をしていると娘は起きてきた。
娘はパン、私は食パンがなかったので、長谷川あかりさんのレシピを少しアレンジしただし巻き卵丼。
私は先に食べ終わってあれこれしていると娘から「おかわり」のコールがかかった。時間が迫りつつあったので焦ったが我が子が空腹なのは忍びない。「まきばの朝」のヨーグルトのいちご味があったので、蓋を剥がして渡したら、何の絵だった?と確認させられた。「まきばの朝」ヨーグルトは蓋の絵に牛だけでなく他の動物がまぎれこんでいることがあり、ちょっと面白いのだ。
羊が描いてあった。

食後の娘に着替えるように言うと、天気予報で暑くなるでしょうと言っているにも関わらず厚手の長袖のTシャツを着ているのでのけぞる。暑いから半袖にしなさいと言うと「半袖でお気に入りがないから」としょんぼりしている。
半袖にしなさいと言う私とお気に入りがないと主張するファッショニスタの間でしばし押し問答があり、最終的に私が強めに叱りつけて娘を泣かせてしまった。
娘は私が強めに叱りつけると泣き出し、抱っこをせがむ。私は自分が幼かった頃は怒っている母には近づきたくなかったので怒るほどスキンシップをせがむ娘を不思議に思っていたのだが、最近になって、娘は「怒っているのは本来の母の姿ではない」と認識して不安になっていることが本人の談により明らかになった。

出発の時間は迫っているので、必死にイライラを抑えつつも娘を抱きしめ、厚手の長袖での登園でいいことにした(まずすべきことは登園することである)。

電車に間に合うか間に合わないかヒィヒィ言いながら登園、出勤し始業。

楽しく仕事する。

昼にお弁当を食べていたら、これも長谷川あかりさんのレシピで作ったハンバーグがあまりに美味しかったので(今までは別のレシピで作っていた)そのことを口に出した。それをきっかけに仕事仲間とコンテナ食のレシピやつくりおきの話など珍しく世帯じみた話をする。

午後も元気に仕事をして、今日はまた移動して2つ目の仕事先へ。
1つ目の仕事先で一緒だった仲間が2つ目の仕事先でも一緒なので、世間話をしながら移動する。彼の親戚の墓に関する話。私もお礼がわりに家族周りの墓の話をいくつかした。

2つ目の仕事先に行く前に元気になるものを食べようとスンドゥブを食べる。今日は近くに住む実家の母(娘にとっては祖母)が娘を保育園に迎えに行ってくれる。スンドゥブを食べながら、降園後の娘の様子がLINEで送られてきた。自転車を練習し、練習し終わってからうんちをしたそうだ。
娘は祖母の家に行くとよくうんちをする。リラックスしているのだろう。

スンドゥブにより発熱した体で2つ目の仕事先へ。ジャケットから出た白いロンTの袖口に赤い汁が飛び散っているのに気づいたがスンとしておくことにした。

帰宅して入浴していたら実家から娘が帰ってきた。夫が引き取りに行ってくれた。夫は早朝から仕事をしていて疲れているはずなのだが、海外の学会にオンラインで出席するとのことでまだ寝ずにPCを開きアレコレ準備をしている。

娘と先に寝室に行き、西松屋のオンラインストアを開いて半袖のTシャツのお気に入りを探す。スクロールしていると「これ、○○ちゃんも持ってる」「これ、○○くんが着てた」という発言が連発し、同じ保育園に子供を通わせる父母のみなさんに西松屋で買っているのか、とどこか安心した気持ちになった。

さらに娘は「今日、おたよりのファイルに”プラレール博in TOKYO”のチラシが入ってたよ」と知らせてくれた。「行きたい?」と聞くと行きたいとのこと。「電車が勝手に走ってるのを見るのが好き」とのことで、プラレールやNゲージのジオラマのことか。あれは私も大好きなので、わかるよ〜〜と全面的に共感した。

娘は絶好調のまま寝床でダジャレを連発する。
そのダジャレが微妙な(ダジャレのていをなしてない)のだが、ダジャレを作り出す熱意は潰したくない。かといって無理に笑えないので「ユニークだね」「いいよ〜」と勢いづけをしておいた。
その後すぐ娘は寝た。

結局夫も眠くなったらしく、しばらくしてから寝に来た。


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