山岡竜弘の「ものかたりスタジオ」

俳優コンテンツ工房「ものかたりスタジオ」へようこそ。自身のエピソードトークを書き起こし…

山岡竜弘の「ものかたりスタジオ」

俳優コンテンツ工房「ものかたりスタジオ」へようこそ。自身のエピソードトークを書き起こしたり、役者活動におけるエッセイを更新しています。

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

俳優エピソード本「修学旅行」

※こちらの文章は、山岡竜弘のエピソードトークを書き起こしたものです。実際に話し続けているうちに、尾ひれはひれがついて、もはや原型を留めていません。当時を知っている方は個人連絡にてご指摘下さい。 ※登場人物の名前は全て偽名です。これらのエピソードを集め、いずれ製本して、一冊の本にする事を目指しています。製本の際は、全登場人物をご協力下さった方々のお名前にしたいと考えています。 ※映像化、漫画化したい方がいらっしゃいましたら、僕までご連絡下さい。 それではごゆっくりお読

    • ロン毛を切って見えたのは耳だけじゃなかった。

      どーでもいい話なんですが、ずーっとロン毛だった私、この3ヶ月ほど、すっきり髪が短いです。 自分の耳は大きくて前を向いているから、髪を短くするとお猿さんみたいでお恥ずかしい…という理由で、もうかれこれ十何年も髪を短く切ることはありませんでした。 ですが最近お仕事関係で髪を切ろう!という話になり、僕が渋っていると「もしかしたら、耳を出すことで何かが変わるかもよ」と助言してくれた方がいて、思い切ってやってみることにしたんです。 耳を出してはいけない…まるで呪いのように自分に言

      • 映画「猫と塩、または砂糖」

        年末年始ものすごくお世話になったユーロスペースへ。久しぶりに劇場の方にもご挨拶できて、かけて頂いたお言葉にホッコリしつつ、向かった映画は 「猫と塩、または砂糖」 昨日が初日だったみたいです。 なんと小松孝監督は、僕が育った埼玉県飯能市のご出身。しかもご年齢は一つ上とのこと。パラグアイの母親から「飯能ご出身の監督がいるの知ってる?」と逆輸入的にメッセージが来て。これは!と観に行くことに。 きっと似たような景色を見て、似たような場所を歩き育って、この映画の製作に辿り着いた

        • 桜咲く七夕

          ご無沙汰しております。 前回の更新からゆうに一年が過ぎ、うっかり七夕になっておりました。あれから上がった下がったというよりは、嵐を抜け次の場所に来たという感じがします。 最近は、オーディションをたくさん受けています。何百何千の人たちが、そのひと席を争うオーディション。先日観たディズニープラスの連続ドラマ「拾われた男」の台詞でもあったんですが「審査中に落ちたと分かったら落ちていて、受かったと思ったら落ちている。それがオーディションである。」まさにそんな不可思議に包まれている

        • 固定された記事

        俳優エピソード本「修学旅行」

        マガジン

        • 俳優エッセイ
          15本
        • 俳優エピソード本
          7本
        • 俳優ラジオ
          27本
        • 俳優漫画
          3本

        記事

          スペインのエージェントからスカウトされた話。

          実は僕は、日本語のアカウントの他にコソコソとスペイン語のSNSアカウントを更新している。 フォロワーも少ないし、いいねもそんなに付かないのだけれど、稀におもしろい出来事に出くわす。 先ほどは、Jana Perez (ヤナ・ペレス)さんという、ディズニー映画の「シンデレラ」にもご出演されているスペインの女優さんにフォローしてもらった。 5万フォロワーもおんのかい!(笑)着物モチーフの服のモデルをやられた事がキッカケで、日本に興味を持たれてフォローしてくれたみたい。国は違え

          スペインのエージェントからスカウトされた話。

          あの日から。

          2011年3月11日 新宿にあるアルバイト先に向かう途中だった僕は、遅刻しかけていた為、歌舞伎町の手前を走っていました。自分の走る揺れによって、地面の振動に気付くよりも先に、逃げまどう人々に目を奪われました。走りながら皆、空を見上げている。視線を追うと、四方そびえ立つビル群が、コンニャクみたいにグニャグニャと揺れていた。何を見させられているんだろうと一瞬混乱。ただ、高層ビルは耐震設計により上部を揺らし、振動を逃すと聞いた事があったので、すぐに地震だと気がつき、僕も速度を上げ

          園子温監督映画

          園子温監督映画 「エッシャー通りの赤いポスト」が カナダ、オーストラリア、 メキシコ、チリの国際映画祭で 上映される事が決まった。 自分の顔が映画祭のホームページに デカデカと並んでいる。 予想もしていなかった光景だ。 10年ほど前共演した 伊藤陽佑くんが 「園監督とやまたつが組む日がくるなんて予想外すぎ」 とツイートしてくれた。 彼と舞台で共演したのは、10年前。 オーディションに2回も落ちたのに 「お手伝いでいいので、参加させて下さい」と 言って、最初は雑用だけ

          オンライン芸能事務所がアツイ!

          Twitterの鍵アカウントを利用した オンラインのみに存在する 架空の芸能事務所です。 フォローしてくれてる方々は、 実際のマネージャーさんではなく、 ファンの方々や、役者仲間。 ただこの「応援する人のみが参加している」 という大前提があると、 誰の目も気にしないで活動報告を円滑にでき ネットコミュニケーションがめちゃくちゃ円滑。 フォロワーさんをオンラインマネージャーさんと呼び オンラインマネージャーさん方からの ご意見で、新たな企画が生まれたり!

          オンライン芸能事務所がアツイ!

          再生

          松竹主催『#リモート映画祭』に出品!

          松竹さんが主催される 『#リモート映画祭』に 在宅でリモート制作しました おうち映画「範疇外(はんちゅうがい)」 を出品致します。 上映時間2分間 ーーー1人悶々とした日々を過ごしていた男の元に訪れた出来事とは…  監督・脚本・編集・撮影・出演:山岡竜弘 #keeponmovie 是非ご覧下さい。

          松竹主催『#リモート映画祭』に出品!

          再生
          再生

          ロジャー・コーマン監督主催『検疫映画祭』出品、初監督・脚本超短編映画「範疇外」

          ロジャー・コーマン監督主催 『検疫映画祭』に出品致しました。 2分のおうち映画 「範疇外」(はんちゅうがい) 英題「and good one」 初監督・脚本・編集・撮影・主演:山岡竜弘 #CormanChallenge #RogerCorman

          ロジャー・コーマン監督主催『検疫映画祭』出品、初監督・脚本超短編映画「範疇外」

          再生
          再生

          女優・藤田朋子さんと#おうちでエチュード

          女優・藤田朋子さん発案の #おうちでエチュード という企画をやらせて頂きました。 藤田さんが、ご用意下さった台詞動画に こちらが会話を返していくというもの。 僕はバリバリ・デリバリー という配達員役を演じました(笑) 藤田さんのお題の台詞が秀逸なので こちらはそこに返していけば成立するので とても楽しくやらせて頂きました。 みんな数十秒だったりするみたいなんだけど 楽しくて2分越えてた(笑)

          女優・藤田朋子さんと#おうちでエチュード

          再生

          創作ユニット発足!おうち映画製作!

          自粛期間に入り、全く現場でのお仕事がなくなってしまった。 これまでの正攻法は一切通用しなくなった今、頑張り方も一工夫しなければならない。 以前、僕は東日本大震災が起きた時に、役者によるチャリティー団体を組んでいた。 イベントや舞台を作って、そこで得た収益金を基に物資を購入し、直接被災地に持って行くという活動だ。 そして、今回、当時のメンバーから「何かやろう!」という声がけと、仲の良い後輩との「何かやりたいね!」の声が重なり、役者による創作倶楽部の様なユニットを発足した

          創作ユニット発足!おうち映画製作!

          再生

          やまおかのラジオ

          ながら聴き推進。まったりラジオ

          #おうち時間を工夫で楽しく

          今までnoteに書いてきたものを朗読、録音して SNSにアップしています!! おうちで出来る楽しい2次創作。 また作品を読んでもらえるキッカケにも。 役者として、おうちで作れるエンタメを 模索しています。

          #おうち時間を工夫で楽しく

          ものかたりスタジオ

          ぼくがnote をやる理由 まずこの「ものかたりスタジオ」ってなんやねん、というところなんですが「自分が体験した事を作品化する」という作業を指しております。 僕は、役者として生活することを夢見て、早17年間、こうして演技のある日々を過ごしています。華やかな毎日ではないけれど、大好きなお芝居に触れられる生活が続いていることに喜びを感じています。 とは言え、毎日目まぐるしくお芝居に明け暮れているかというと、そうでもなく、どこかに出演のチャンスはないかと、模索しながら我慢の時

          お笑いをやった事なかった僕が、2年目で、M-1グランプリ2回戦に進出した方法

          僕は俳優の傍ら2年間だけお笑いコンビを組んでいた事がある。 どうしてお笑いをやっていたかと言うと、当時所属していた芸能事務所で「お前みたいな役者は5万といるから、お笑いでもやって名前を売れ」と言われた事がキッカケで、二足のわらじを履く事となりました。お笑いも役者もそんな生半可に出来る事ではないと、重々承知していたのですが、当時はレッドカーペットやエンタの神さまが流行っていて、空前のお笑いブームが来ておりました。めちゃくちゃな事を言うなぁと思いつつも、この言葉の主に大きな信頼

          有料
          500

          お笑いをやった事なかった僕が、2年目で、M-1グランプリ2…