強制発想の前に必要なこと(7)

アイデアを考える、というときに関係のないものと関係のないものを結びつけるという方法がある。なかなか有効な方法だと思っているし、アイデアを考える鍛錬にもなり、実際に生まれ出ることもある。このときに、関係のないもののインプットのメディア、アイデアをアウトプットする方法を意識的に使い分けることで、収束思考と発散思考を行き来することができる。

ただ、もう一つポイントに成るのは、「関係のないもの」の量と質、そして当人の理解度である。この3つが揃っていることがよいアイデアを生むための前提条件になる。

この地ならしをどの程度、丁寧に行うのかで、アイデアの質や方向性は変わる。そして、地ならしには時間がかかり、日々の情報収集や質の高いインプットを継続している人は自然とできている傾向が強いが、あまりアンテナを立てずに、自分のお気に入りの情報ばかりを取り入れる人はバイアスに囚われていることに気づいて終わる傾向にある。

そして、このNoteを書くことを通じ、やりたいことは”Time”と”Joureny”をかけあわせた強制発想であり、それを書くことを通じて、実現していくことだ。TimeとJourneyだけでは、抽象度も高いので、一つ一つの記事を具体的な内容を含む点として生成していく。これがcollecting dotsだ。

そして、点と点をときに強制的に結びつけ、ときに時間や環境が自然なかたちで結びつけてくれ、connecting dotsし、アイデアが生まれ、新しい知を構造化していく。

学びや教育関係の本の購入にあて、よりよい発信をするためのインプットに活用します。