Yuki Yamamoto

NewsPicks/Internal Branding/16年よりNewsPicksに…

Yuki Yamamoto

NewsPicks/Internal Branding/16年よりNewsPicksに参画/16-18年広告事業の立ち上げ/19年より企業のInternalBrandingに関わる事業の立ち上げ中Twitter:https://twitter.com/yuki_yamapod

最近の記事

クオリティ高すぎる後日談:トイストーリー4

久々にこんな超満員の映画を体験したかもしれない。夏休みムービー(ポケモン、アラジンなど)が目白押しだったため、映画館ロビーもひたすらに混雑していた。 さて、ピクサーという会社を屋台骨とも言える(もう何やっても成功するピクサーなので、すべての作品を土台に新しい実験をしてるとも言えるけど)トイストーリーの最新作。 「3」で壮大な完結を描いただけに、それから「4」という少し危険な匂いも漂う中での公開。しかし、そこはさすがピクサーというクオリティ。子どもと遊ぶ(さらに言うと持ち主

    • 世界観のインフレを見事に戻した快作:スパイダーマン ファー・フロム・ホーム

      2019年世界中を、そして私を涙の渦に巻き込んだ歴史的な名作及びマーベルユニバースの一つの完結編『アベンジャーズ エンドゲーム』。 時系列として、その後の世界を描く、1作目となる今回のスパイダーマン(解説では、こちらのスパイダーマンで一つのユニバースの完結とも言われている。) <ここからはエンドゲーム/ファーフロムホームのネタバレあり(念のため)> 今回は、アイアンマン亡き後の世界において、彼を父親のように思っていた(はず)のピーターのヒーローへの成長物語になっている。そ

      • ゴーストバスターズ2016

        小学生の子どもに映画が好きになってもらいたく(親のエゴだけど)、一緒に見れるものを常に探している。 そこで辿りついたのが、リニューアル版「ゴーストバスターズ」である。正直子どもには理解できない、トークが一部含まれているが、ある意味可愛いゴーストとコミカルな演出で乗り切れるんじゃないだろうか。 大人から見ても、ゴーストバスターズは面白かった。正直以前の作品が、テレビロードショーしている時に見ていて、好きだったので、どこまでリニューアルで楽しめるのか心配していたけど、キャストの

        • 大怪獣バトルを観たかった皆さまへ「ゴジラ神になる」

          ゴジラ1作目の世界観を現代に蘇らせた「シン・ゴジラ」とは打って変わって、昭和・平成ゴジラを現代のVFXで蘇らせたハリウッド版ゴジラ。この解釈が全く違う日米版が存在する懐の深さこそ、ゴジラの大きさだろう。 1点違うとすれば、「平成ガメラ」シリーズのストーリーの素晴らしさが少しゴジラではないモノにしている可能性がある。 1作目を越えて、さらに「地球の神」としてのゴジラが描かれている。ただその中で、人間の罪としての「原子力」も文脈としては残っているのだ。これが少し世界観をおかし

        クオリティ高すぎる後日談:トイストーリー4

          少し日常が愛らしくなる、そんな体験

          最近の自分の周りの出来事ともリンクしているから、映画を観ている時にはずっと不思議な感覚だった。映画を見ているのに、自分の人生についても考える。集中しているのに、集中しきれない。 認知症を患う父を中心とした「家族」の約10年を描いたい物語。ある意味重いテーマなんですが、それが「重さ」と「コミカルさ」がバランスよくやってくるので、本当に一つの家族(ここでの家族は、子供、孫も入る)の物語が切り取られている感じ。 「豊か」「生きる」など、様々なことがこの中に入っており、さらに実際

          少し日常が愛らしくなる、そんな体験

          神山町で考えて見たこと

          友人が移住したこと、もっと遡れば仕事で「神山プロジェクト」を読んで以降、よく自分の周りでも見かけるようになった。そして移住した友人に遊びにいくよと話してから早2年。2019年6月にようやく訪問することができた。 最近「コミュニティ」というキーワードをいろんな場所、いろんな意味で聞くことが大きくなった。コミュニティをWikiで調べると「地域コミュニティ」というのが、そもそもの発端であるとのこと。エリアを共にする人々になる。神山町って徳島から車で1時間程度山に入っていくと、視界

          神山町で考えて見たこと

          進化の仕方を提示したドラゴンボール:ブロリー

          映画を活用した新シリーズであり、リメイクでもある『ドラゴンボール超:ブロリー』。 私が子供の頃からあるドラゴンボール、ドラえもんは、昨今の進化が目立つアニメとは一線を隠して、子ども向けを保ちながら、大人も楽しめる路線を貫いているように思う。ドラえもんは「ストーリー」で、ドラゴンボールは「映像」で。 今回の映画「ブロリー」は、もうゲームに振り切ったと思われる戦闘シーン。特に戦う者の名前や必殺技がどこからともなく実況として聞こえてくる。途中から映画というよりゲームをやっている

          進化の仕方を提示したドラゴンボール:ブロリー

          自己紹介から変わる「未来の自分」

          冒頭「謝罪」から始めさせてください。。。 横石さん、「正直ビジネスハウツー本」だと思ってました。ごめんなさい。 そんなものではなく、ビジネスパーソンにとって最も身近なのに、特に習わないし、考えない、「自己紹介」を通じた「自己変革」「未来への一歩」を提示してもらった一冊。 個人的に、自己紹介(特にイベントなど)が苦手だったので、この中に出てくる自己紹介への考え方は、目から鱗(と言って僕の自己紹介が変わってるかは未知数)の連続でした。 「自分を相手に紹介する」 というプロ

          自己紹介から変わる「未来の自分」

          新規ビジネスをどのように創出するか

          お仕事にて、「BDASH CAMP」に参加させて頂いていたのですが、自分の興味あるセッションが行われていたので、その合間のぬって参加させて頂いた。 「新規ビジネスをどのように創出するか」 以下、自分に向けたメモです。 <学び> -モデレーター嶺井さんの問いのたてかた 新規ビジネスは生まれるか。に対して大きく2つ。 「新規事業のタネの見つけかた(0→1ということだろう)」 「新規事業のタネの育てかた( 1→10かな)」という2点に分けて 質問をしていた。 事業に携わる際に

          新規ビジネスをどのように創出するか

          強すぎるヒーローが醸し出す人間らしさ

          かなり今更ながら「ワンパンマン(アニメ版)」にハマってしまった。オススメ漫画になっていたり、売れていたりということで、今まで読むこともできたのですが、いつも1-2話でやめていた。強すぎるヒーローと「ワンパン」というシーンだけで、いつもやめてしまっていた。 今回、AmazonPrime(Netflexにもあるね)でたまたま3話くらいまで見てそのままシーズン2まで一気見(今までも1話見てればハマっていたのに)。 「強すぎるヒーロー」という一つの軸から、「強すぎる苦悩」「ヒーロ

          強すぎるヒーローが醸し出す人間らしさ

          今こそ「問い」を続けていく時

          ちょうど私自身、勤めている会社の新規事業の立ち上げに勤しんでいる。必要な思考やスキルとして、前の部署で培ったことを活かすこともできるし、un-learnしなければならないことも多い。 前の部署で3年間突っ走ってきて、事業としては、1→10のフェーズを担ってきた。そこでも常にun-learnすることを念頭においていたが、やはり知らない間に、「常識」に縛られて、「なぜ」を飛ばして「どうやる」になっていることが、新しいことを初めてよくわかる。 今のものでも「新規」とはいえ「ベー

          今こそ「問い」を続けていく時

          超人出演Movieにおいて、もっともアクションがない変わった映画

          マーベル、DCと様々なヒーロー像が描かれる今日。アイアンマンのように、公衆の面前で公にして、自分の私生活の公開も辞さないヒーロー。バットマンのように同じお金持ちでも、自分を隠してヒーロー活動を続ける形もある。 そして、X-メンなどが、ミュータントとして、ヒーローであり、差別の対象として描かれる物語もある。 どれもヒーローという「ヒト」を超える存在が現れてからの物語である。 今回は、世界的には、超人という存在を「妄想」として、捉え、ヒトが超人ではなく、変人であるという解釈

          超人出演Movieにおいて、もっともアクションがない変わった映画

          35歳にして、自分の合う読書法を知る

          個人的に、本を読むことは好き。社会人になるまではほぼ本なんて読まないテイタラク野郎でした(過去を振り返っても仕方ない)。 社会人になり、営業として必要な、営業本的なもの、大好きな広告本、全てビジネス書カテゴリにはいるものばかり。 コンテンツプロデュースに携わるようになり、仕事の幅が増えたため、自動的に冊数や幅は増えているが、ほぼビジネス書しか読まない。 そんな中、短期的にも集中してずっと本を併読など出来るときと、なかなか進まない、全部読んだのに頭に入らない時期が交互にやっ

          35歳にして、自分の合う読書法を知る

          LEGO®MOVIE おそるべし

          周りの評判の高さを知りながら、本作にはなかなか手が出せなかった。み始めてみるとフィル・ロード&クリストファー・ミラー監督が得意とするアメリカンジョークの応酬で、あっという間の2時間弱。最初はLEGO®で作られている世界観に、これどうやってつくるんだと5年遅れの素朴な感想。 このMOVIE自体は、ライツビジネスの一環ということだが、完全にLEGO®が陥っていた、「ダサい」「大人が熱中していて、子供はゲームに」的な購入世代を更新できていない状況だったのだろうなと。それがストーリ

          LEGO®MOVIE おそるべし

          (雑感)バズワードになった時こそ、再度コトバの定義を考えてみる

          コミュニティというキーワードについて。 現在様々なところで、施策の一環としてのコミュニティ化していきたいという要望を受ける。もちろん自分自身も安易に使っているのだと思う。 コミュニティっていろいろな分野で使われている。言葉としてバズワードになっており、定義が広い。 最悪のケースは、キャンペーン的にコミュニティ作りたい依頼とかもあった。そもそもあなたの言ってるコミュニティって何論である。 以下、検索するとコミュニティは現在2種類に分類される<ネット><リアル>の 2種類で

          (雑感)バズワードになった時こそ、再度コトバの定義を考えてみる

          カオスでポップで鳥肌立つ、スパイダーマンイントゥザバース

          周りの評判がすこぶる高い本作。スパイダーマンという実写映画では過去3ライン走っおり、さらに実写ホームカミングの大ヒットとアベンジャーズ待ちという状況での公開。 これはサイコーの映画です。スパイダーマンにめっちゃ詳しいわけじゃないのですが、スパイダーマンって一種の「アイコン」なんだなって思います。 しかも、これを許可した制作サイドもすごいっすね。今までのを破壊しながら、尊重もしている。物語がしっかりしていて、みんなここ知ってるよねってところはめっちゃ倍速で飛ばしていく。つくり

          カオスでポップで鳥肌立つ、スパイダーマンイントゥザバース