にじゅうねん。
今日はどうでもいいことを書きます。
先日、今の勤務先に移籍してから第9期生を送り出しました。ものすごく濃密な2年半近くだったので、私の虚脱感も尋常ではなかったのですが、メンバーたちは今日から新たな道を進んでいます。それに、新たなメンバーもいるので、これからもまた楽しみなわけです。
そんなことを考えてると、今日が2019年4月1日であることに思い至りました。20年前、私は学部を卒業して、大学院に進んだのでした。学部のゼミ選びのときは、とにかくドイツ語(というか、外国語)が嫌いでドイツ経営学とか書いてあるゼミは対象外でした。一方で、マーケティング系のゼミはどこも人気なので、入れる気もしませんでした。そのなかで、〈意思決定〉というキーワードに魅かれて、瀬見 博先生の研究室のドアを叩きました。その先生の専門が、経営数学・経営科学(マネジメントサイエンス)であるとも知らずに。外国語以上に苦手な数学(笑)
ゼミに入ることを許されて、自分の理解能力の乏しさにめげつつも、瀬見先生が私のクセを見抜いてくださって、結局、ドイツ語圏の経営学史の研究に進ませてくださったのです。そして、大学院に進学して海道ノブチカ先生のゼミに正式に入ったのが、制度上、今日です。
そこから、まる20年が経ちました。
まだ単著は1冊しかものし得ず、2冊目もなかなかまとめきれてないのは、自分の能力の乏しさで慚愧の念しかありません。絶対に今年のうちにはまとめます。
そのくせ、新しいことに挑もうとしたりなんかして。
ただ、この20年、人に恵まれて、何やかんや楽しく過ごせてるなぁと思わずにはいられません。中学受験も失敗し、公立高校受験もわずか3人だけ落ちるところに、みごとその3人のうちの1人になり、大学も志望する学部には受からず、と、ことごとく受験に失敗してきた私が、初めて第一志望で受かったのが大学院でした。そこからも(たいがいは自分の不始末ですが)いろいろはありましたが、徐々に楽しい人生になってきてるのはありがたいことだなと思います。
今年度もゼミのプロジェクトやら何やら、いろいろ楽しんで過ごしていきたいと思います。
何かちょっと節目を感じたので、純然たる雑感を書きました。
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