『心の問題』①アドラーさんが言うには、感情はコントロールできるらしい

つくづく、人間というものは「感情に流されやすい」生き物だと思うのです。
というか、「感情で生きている」もしくは「感情に振り回されている」としか思えないのです。

あなたは「正しい/間違い」ではなく「好き/嫌い」で生きてないですか?
ダメだと思いながらもやらかしたり・・・

しかも、いかに正しい選択をしたかという理屈まででっち上げる。

でも、たいがいは理屈で考えて正しい選択をしようと努力し、そうしていると自分では思っているのではないでしょうか。

私は自分をコントロールできずにある失敗をしました。
感情に振り回されたのです。
そして、人を傷つけ、自分も傷つき、長らく回復できない。
そんなことはめったにないことです。

それで、何かの役に立てばと思い、アドラー心理学の本を読み始めました。
ちょっと自分には理解しにくいので、こうして書くことによって理解を深めたい。
そういう気持ちで書いています。

なので、自分は感情に振り回されないと思う人は、ここから先を読まなくてもいいのかな、と思います。

また、解釈がこなれていない段階で書いていますので、
興味のある方は、私のブログではなく、書籍等でしっかり確認してくださいね。



・・・例えば、重い話ではなく、
機嫌が悪いときは「すぐに怒ってしまう」とか普通にありますよね。

私は感情の起伏が少ない方だと思うのですが、一度腹を立てるとずっとその気分が抜けなくて疲れてしまう。
だから、腹を立てることをできるだけ避けている。

でも、やっぱり我慢できなくて、腹が立ってしまうことがあります。
そういう感情に振り回されるのは苦しくないですか?

でも、アドラーさんは

あなたはすでに感情をコントロールできている


とおっしゃるのです。

夫婦で大喧嘩の最中、気持ちが昂ぶっているときに電話がかかってきたとしましょう。
誰だこんな時に?と思いながら電話に出て、

「忙しいときにかけてくるなアホ!!」と怒鳴りつける人は少数派でしょう。
「オッス、久しぶり!!」なんて機嫌よくしゃべる人が多数派のはずです。
そして、電話が終わったらまた喧嘩を始める。

このように、人は感情をコントロールしている。
言いかえれば、

「相手」と「状況」によって感情を使い分けることができるのです。


これは、一例であって、
使い分けることなんてできない。
そんなことができたら、こんなに苦しまなくてもよいはずだ・・・
と思いませんか?
私もそう思います。

しかし、それは、こういうことらしいですよ。

あなたは、「コントロールできない」のではなく、「コントロールしたくない」と心のどこかで考えている


要するに、あなたは、

怒りたいから怒っている
イライラしたいからイライラしている
不安になりたいから不安に思っている


ということなのです。


そんなバカなことはないだろう!!
と怒り出す人がいるかもしれない。

でも、その怒りも、あなたが怒りたいから怒っているのですよ。
なんて、私が言うと、
私に腹を立てる人がいるかもしれない。

私のことを嫌な奴だと思うしょうけど、
私だってあなたと同じく、そんなばかな!!と思っているのですよ。

アドラーさんがこう言っている、
と紹介している私に腹を立てても仕方がないでしょう。

要するにそれは、

感情を向ける「相手」と「目的」を自覚していない


ということになりますね。
私じゃないです。アドラーさんはそう解説されているのです。

さらに、

誰でもそれを把握すれば、感情をコントロールできる


の言うのです。

元々、感情をコントロールできているのですから、
難しいことではない。とおっしゃいます。


いや、難しいだろう・・・


怒りが収まらなくて苦しい。
不安でたまらない。

そう思って、我慢できなくなって、人に助けてもらったり、
お医者さんに行ったりする人もいらっしゃるでしょう。

でも、それは自分次第なのだと。
厳しいですなあ。

このように、読み始めから苦戦しております。
読解力がなくて勘違いしているのかな?
もうちょっと、じっくり読んで、自分の心にも聞いてみることにします。


とりあえず、今日はここまで。


参考文献
岩井俊憲 著 「感情を整える アドラーの教え」
岸見一郎 古賀史健 著 「嫌われる勇気」


















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