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勉強は自分の可能性を広げる世界を作る作業

こんにちは。山写(@Photograph_mt)です。

登山と写真で仕事をしている人。の中の人です。

私は写真に関してだけでなく、夢や目標がある人たちに対して「色々なことを勉強しなさい」と言うことにしています。なぜならあらゆるもので成功の可能性を上げチャンスを引き寄せることができるからです。

「勉強」というと学生時代に強制されたりテストで苦い経験をした人は拒絶反応を出してしまうかもしれません、何も得るものがなかったと。

私の考える勉強は参考書を開いて暗記してテストを受けて資格を取るといった具体性のあるものではなく、自分の回りの環境から能動的に何かを得て行動する作業と考えています。

今回はそのお話です。

前向きにならないと世界は広がらない

勉強をするきっかけはちょっとしたことで十分です。例えば「通したいプレゼンがあるからデザインを頑張ってみよう」という気持ちなど。

いつもならPowerPointで作業をしていたものをPhotoshopやIllustratorで美しいデザインにするために参考書を呼んだりアプリを買ったりするかもしれません。

成果が出て自分の評価にもつながることなら無目的なものを勉強することよりもモチベーションが高くなり維持もできます。

このように現在の自分が抱えている問題を解決したり、よりよい方向に進むために何をすべきか考えて動くことが勉強の本質だと思っています。

成果が見えないと身が入りませんよね。

なので嫌々やっているものは勉強へのモチベーションに紐づくことがなく、とても危ない環境だと言えるかもしれません。

そんなときはその状況を打破するために自分の出来ることを考えましょう。例えば転職に挑戦するのはいいかもしれません。

自己PRの仕方、コミュニケーション能力、マナーなどを再度見直すきっかけになりますし、もしかしたら自身の実績が足りないことに気づき転職の為に半年間必死に仕事をして何かしらの成果を出し、それを武器にして新しい会社に行こうと思うかもしれません。

嫌々流されるままに仕事するよりもたくさんの知識や情報に触れることができます。そしてそれは能動的である故に知識や技術として定着します。

より良い方向に進むにも、現状を打破するにも、必要なのは前向きな気持です。これはすごい大事。

知識と技術の領土を広げよう

誰だって今よりもっと楽しく仕事をしたいし、お給料も欲しい。けれどもそのために何をすればいいのかわからない。そんな人も多いのではないかと思います。そこで私が考えているのが「知識・技術・経験を領土で考える勉強。

わかりやすいように私の経験から具体例を出して説明します。

仕事や趣味でレベルを上げたいと考えたとき、まずはその分野について調べ物をしたり実践経験を積みますよね。

写真なら上手い人の真似をしたり、理論の勉強をしたり、撮影にいったり。それを繰り返して技術として体に定着させます。

外国語の学習も同じですよね。単語を覚えて、例文を覚えて、実際に書いたり話したり出来るかどうか作業の反復練習です。

まずは自分のやりたい事の知識を得て、真っ白な地図に領土を作ります。写真なら「写真の領土」です。

お仕事で考えるならこの範囲なら世間で通用するという見方もいいかもしれません。

新しい知識の領土を作り、貿易させる

私は写真の師から最初に「これからはWEBの時代だ」と言われました。

「俺たちの時代は足で営業するしかなかった。でも今はWEBでポートフォリオを作れば向こうから見に来てくれて仕事をもらえたりする、いい時代になったものだよ。だからWEBを利用しなさい」と。

確かにその通りだと思いました。写真の技術が卓越したところでそれを見て評価してくれる人に出会わなければ意味がありません。

そこでフォトグラファーとして成功するためにWEBデザインの勉強を始めました。より成果を出すために可能性の高そうな選択をしたわけです。

大事なことは自分に必要だと思ったことを見つけたら必ず知識をインプットすること。この繰り返しが道を作ります。

そして新たに「デザイン」という領土を手に入れました。そしてこの2つの領土を運営していくことで様々発見をすることができました。

まず「写真はWEBを欲している」「WEBは写真を欲している」ということを見つけました。

今風に言うと、写真を多くの人に見てもらうためにTwitterやInstagramを利用すること、ECサイトで売上を出すために写真が必要というとわかりやすいかもしれません。

お互いがお互いを求めあっているのですから、当然価値が発生します。そこで「写真領土」と「デザイン領土」を貿易させてみることにしました。

この2つの領土を行き来させるだけで「WEBデザインができるフォトグラファー」「写真に理解があるWEBデザイナー」「デザインに適した写真が撮れるフォトグラファー」といった色々な加工物が出てきました。

それは特産物になり貿易黒字になります。

お互いが行き来して生活を成り立たせていく、まるで経済活動です。となると活発な市場には人が訪れます。

ここで新たな仕事、新たな人との出会いがあり、より可能性が拓けていきます。

領地の面積広げるか、場所を増やすか。

複数の知識を組み合わせるというとスペシャリストではなくジェネラリストのようなイメージになります。

そこで考えるのが領土の面積比です。少数の領土を大きくしていくとプロフェッショナルよりに、たくさんの領土を運用するならジェネラリストになりますよね。そこにこだわりを持つ必要はありません。

例えば私なら写真撮影がコアスキルなので面積比が一番大きいです。一大大国です。そして取引先に小さい領土がたくさんある。そういうイメージです。

立場にこだわるのではなく、自分がなりたいものになるためにどのくらいの割合が適切なのかで考えるとわかりやすいですね。

あくまでモチベーションが維持できる勉強は自分の身の回りのことであり、その問題を解決したり、よりよい未来に進めるもので理想です。

私は現在この領土同士で貿易させて色々な特産物を生み出しています。

・写真撮影
・地学研究
・UXデザイナー
・WEBデザイナー
・WEBディレクター
・マーケター
・エンジニア
・登山
・地方創生業

例えば写真撮影と登山を組み合わせると山岳写真になり、そこに地学を取り入れることで価値のあるものを発見したり状況を予測して撮れ高を良くすることができます。

すべての領土で行き来させれば地方創生業の指揮を執ることもできるようになりました。

私は他分野と連携させましたが、例えば会社に属する人であるならコミュニケーション能力・プレゼン力・語学・心理学なんかを組み合わせて領土を作るとハイレベルなビジネスマンになるのかもしれません。

勉強して世界地図を描いていこう

「勉強をする」というと身構えてしまうので自分の回りで困っていること、もっと良くしたいものに関する知識を能動的に取り入れて行動として実践していく。それだけでいいと思います。

そこで新しく得た知識をどんどんつなげて領地と領地を貿易させる。それだけで可能性はどんどん開けていき、チャンスが多く生まれます。

チャンスは決して棚から落ちてくるものではなく、それを得る準備をしていた人の足元に落ちているものです。

「あの時あれしておけばよかった」「何もしてこなかったからやりたい事ができない」

そんな状況にならない為にも、望む未来を掴むためにも、将来を考える時に勉強を領土と貿易で考えゲーム感覚で世界地図を作ってみてはいかがでしょうか。

そのために必要なことは前向きに物事を考えること。

作り上げた世界が多くの人を幸せにするものであるなら、きっとそこには人が溢れます。

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