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2019年AJPCフェスティバル仁川大会の遠征日記②

2019年AJPCフェスティバル仁川大会の遠征日記②

【仁川到着から #13AJPC×PLATINUM DRAGON Day1終了まで】

【※注意】
私の投稿内容には高度ハイレベルなプレイ内容やテクニック等は一切盛り込まれておりません。そちらをお求めの方は「木原プロ」や「Lillan先生」や「キーチ」などのブログやnote、または「余語葦織さんのゆーつべ動画」の方に大至急飛んでください。(各リンク仕込みました 親切)

この日記は見た方が(主に初心者対象)クスっと笑ってもらい「こんな奴でもまぐれで海外優勝出来るんだなー なら私にもワンチャンあるんじゃね~?↑」と思って頂ければ本望です。
「ひゃっほうさん」こと池内一樹さんが座談会でもおっしゃってましたが

「誰でも海外優勝のチャンスは必ずある!」です


【2019年12月11日仁川到着】

12月11日夜8時頃仁川空港に到着。
会場に入るためのメンバーカード「フライデークラブカード」を12日AMに更新手続きの約束があったので、その日はとりあえず会場近くのホテルにチェックインを済ませ、近くの韓国料理店で食事を済ませ明日からのトーナメントに向けて英気を養いました。

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さて12日午前中無事カード更新が終えパラダイスシティ仁川会場に潜入成功!

【いよいよ2109AJPCフェステバル仁川リベンジスタート】

12日のAJPC大会イベントは
S3メインイベントのサテとS4プラチナムドラゴンサテと
夜18時からの#13プラチナムドラゴンDAY1の3イベント開催です。

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各主要タイトルトーナメントDAY1にはお安く着席出来るかも?のシート権が貰えるサテライトがあるんですが、例えばS4プラチナムドラゴンサテライトは3人に一人DYA1シート権獲得です!(メインサテは6人に1人)

まーオッズ計算的には悪くはないんですが、なにぶん初期スタックが15分ブラインド3.000点スタート(メインサテも同じ)なので、序盤に激しくハンドがぶつかってしまいスタックを激減してしまうと回復するのはかなり難しくすぐ飛びます。
中には2回もリエントリーし飛んじゃった方もいらっしゃると聞いたんですが、それなら「最初っからダイレクトバイインすればいいじゃね?」
どうしても低コストでDAY1出たい方はそれはそれで勿論ありなんですが、
220.000ウォン初期スタック3.000点15分ブラインド×3回
550.000ウォン初期スタック25.000点30分ブラインド
これ比べて僕はメインもプラチナムドラゴンもダイレクトバイインを選択しました。

せっかく旅費掛けてお金出してポーカーしに海外来たのだからしっかりとした初期スタックで本格的なポーカーを長く遊びたいジャン!

ってことで12日は18時スタートの#13AJPC×PLATIUMDRAGON Day1
ダイレクトバイインを選択しました。

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12日18時 #13AJPC×PLATIUMDRAGON Day1いよいよスタート!

もちろん私はレベル1から入ります。
中にはレベルが進み、すぐ飛ぶ「初心者プレイヤー」や「初期スタックをまずは2倍にダブルアップしか狙わない通称「バカラプレイヤー」が落ち着いてからレイトレジスト前に戦略的にエントリーしてくる上級プレイヤーも居るみたいですが、
私は「少しでも長くポーカー遊びたいジャン!」です!

あと皆さん右も左もほぼ初めて見るどこの馬の骨だか分けわからんプレイヤーばかりなので、レベル1最初から入る事により周りの状況をじっくり時間をかけて自卓プレイヤーの人間観察ができる

俗にいう

【テーブルアジャスト】

ですね。

ではまず「人間観察」で一番最初になにを重点的に観察するかと言うと、
(本当は有料記事内で書こうかと思いましたが初海外優勝記念と言うことで無料公開します)


まずは会場内の特に女性プレイヤー&コンパニオンを入念にチェックし

「可愛い子がいるのか?また何人居るのか?」


はい!これ一番重要です! 

全国統一センター試験に必ず出るのでアンダーライン引いてください。


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今大会でメインイベントを優勝したアジアの某トッププロは常にこれを最大限意識し、コンパニオンがいない日は会場に来ない。
または可愛い子が居ない分かると途中スタック放棄してシンガポールに帰るまであるとのウソか真かの都市伝説もあるとかないとか、、

徹底したプロ意識ですね。流石メインを勝つ男です、ぜひ参考にしましょう!

クソ高いビジネス書籍でもよく登場する

【モデリング】です

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成功の秘訣は成功者の行動を真似る。
昔から怪しい高額自己啓発セミナーでもよく出てくる項目です!

ぜひトッププロの行動から学び真似しましょう。


さて話を本題に戻して、
テーブルに着席しじっくり自卓プレイヤーの観察が終わったら
まず「だれがフィッシュか?」を模索しましょう!

これも有名な話です。

フィッシュが誰だか分からない、または見つからない場合は

【自分がフィッシュ】です。

去年の2018年AJPC台湾参戦の時はフィッシュが卓で見つけられなかったので間違いなく「自分がフィッシュ」でした。


【初心者必読】事前に自分が明らかに初心者フィッシュとはっきりと分かっている(認識している)場合には、エントリー受付時に自ら申し出て下さい。

そうすると受付でこの様な「おサカナお面」が貰えるはずです

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これは車で言えば「初心者マーク」見たいなものです。

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恥ずかしがらずに素直に頭に装着しましょう。


車でも初心者マークを貼っている車は

「何をやらかすか分からない」モノです。

時としてアクセルとブレーキを踏み間違えて暴走し周りを巻き込む大事故を起こす!のニュースを良く見ますね。
ですからベテラン運転手の皆さんは初心者マークの車に巻き込まれないように、素早く抜き去るか、一定距離を保って後方からドライブレコーダーで監視しながら様子を見て初心者マークの車に近づかない。または初心者マークの車から進路を変えて逃げる。間違っても初心者マークの前なんかチンタラ走行してたらいつ後ろから凸撃してくるか怖くてたまらない。

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ポーカーも同じです。初心者は常に

「何をやらかすか分からない」モノです

(大事なことなので二回目)

手札が何かフロップでヒットでもしようモノなら、たとえボトムヒットであっても全ツッパでリバーまで付いてきます。また手札に「A」一枚あろうものなら天下取った様にAハイどや顔で全ツッパでリバーまで付いてきます。


もちろん大半はチップを取れるケースが多いのですが、時としてリバーで薄い確率のアウツを引かれ捲くられ大事故につながる場合があります。

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ここをお読みのベテランプレイヤーの皆様でも一度や二度そうゆう交通事故的な痛い経験が必ずあると思います。

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このように時として初心者にはなんぼBETしてもまったくもって降りてくれないつまり「フォールドエクイティが得られない」ケースがたたあります。

トーナメントはリングゲームと違い、まさかのバットビードでも一度チップをすべて失ってしまったらシートオープン(退場)なので、上級プレイヤーほど初心者プレイヤーを警戒し嫌う傾向があります。

なのでこの初心者マークかわりの「おサカナお面」を頭に装着する事により上級者から狙い撃ちされるリスクが若干軽減されます。

これも十分なエクイティ

ですよね。


もし初心者が多いトーナメントだと「おサカナお面」が受付で品切れしている場合もよくあるので、ネットでこのような帽子を代替品としても効果があるので事前に購入し会場に持参するのもよいでしょう。

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実際東京のとある大きな大会でこの帽子を装着しているプレイヤーを見た事があります。(実話)


何を言いたいかと言うと上級プレイヤーから一番狙われるのは、上級者ぶっている「隠れ初心者です」これは必ずバレます、そして狙われます!

私もこの上級者ぶっている「隠れ初心者」をロックオンします。


話は余談ですが、もっとも警戒しなければいけないのは「本当の初心者」でもなく、誰もが一目見ればわかる「有名プロ」でもなく

「初心者の仮面を被った隠れセミプロです」

これは本当に厄介です、見た感じは「初心者風」を装っているので見た目では素人には判別出来ません。 

会場で本当の初心者を見つけては「僕もポーカー初めて間もないんですよ~ いつもパチスロばっかり打っているんですよ~ 初心者皆で力合わせて頑張りましょうね~」などとウソぶきます。そして本当の初心者をいったん安心させ仲間意識を植え付けたのち本当の初心者からチップをじわじわ目立たないように奪い去って行きます。

あ!こいつ初心者ぶってるけどもしかしてセミプロじゃね?と気が付いた時には「もう時すでに遅し!」

もうその初心者を装った「隠れセミプロ」はファイナルテーブルにちゃっかり座っております。

チップリーダーですらファイナルテーブル戦始まるまでその「隠れセミプロ」の存在に気が付きません。

何故ならこの「隠れセミプロ」はけっして目立たぬようファイナルテーブルまではチップリーダー及びセカンドチップリーダーの真後ろにピッタリ張り付きその存在を隠して走行しておる為です。ファイナルテーブルまでは決して前に出ません。

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これはモータースポーツ界でも常套手段の一つ「スリップストリーム」という大変高度危険なテクニックです。素人にはマネ出来ません。


↓その代表的なアカウントがこちらになります。

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もはやポーカーネームまで「サカナ」と表記し完全に装っています。大胆不敵ですね、かなり悪質性が高い常習犯です! 気をつけろ

今大会の犯行実績は9イベント中8ファイナルテーブルにちゃっかり着席しております。 もはやプロの手口です! もう目もあてられません!

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この初心者を欺くセミプロ「サカナさん」のお話は、後日投稿予定「ファイナルテーブル編」でも再登場しますので乞うご期待!


さて話は本題にもどし、私は上級者ぶっている「隠れ初心者」を本当のフィッシュとしてロックオンします。

実際今回のAJPCプラチナムドラゴンDay1自テーブルに、手下を2人従えた金髪サングラズの人がレベル1から同卓してました。(↓写真はイメージ)

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常に携帯でゲームをピコピコ、耳にはイヤフォンで自ハンド配られてもろくに見ず、アクション番が回ってきても携帯ゲームに夢中でアクションが遅い! 
もちろん頭に「おサカナお面」は装着しておりません。

私は「これだ!」とゆっくりうなずきながら彼君をロックオンしました。

彼君は常に携帯ゲームに夢中でろくにハンドを見ずに参加してくるのでVPIP80%強だったと記憶しております。

ハンドに参加してこない時は、携帯ゲームのマイキャラクターがピンチの時(HPもしくはMPが激しく奪われた時)に限りハンドを捨てていました。

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だが一度ハンドに参加すると結構頑張って、ひと昔前に流行った

「ライト3BET」

などしゃれおつな事をバシバシ打ってきます。


【序盤の山場】

レベル2 50-100 
彼君UTG300レイズイン 私DL(AQs)で900リレイズ、他ダウンで彼のみコールのヘッズアップ!POT額1950
フロップ「Q 7 5」レインボーの一枚♦
彼CB650 私スナップコール
ターン「3♦」
彼BET 1000 私スナップコール
リバー「A♦」

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彼君ポットBET 5000 私ちょっと考えてコール

**彼君ショーダウン「T4o」♦1枚もなし **

ブラフキャッチ成功

彼君「よくも俺の渾身の5000をコールしやがったな~」ってブツブツ言ってたんだけど、
ひと昔前に流行った「ライト3BET」を多用してくる彼君、しかもマージナルハンドを何度もショー(見せた)してたので、バックドアフラッシュとストレートが若干だけが怖かったのですが、
本物5枚役完成ならバリュー取りに来るはずなのでポットBET5000はまず打たないだろうと確信した。

本線Aヒットを装って打ってきた濃厚、でもこちらはTOPツーペアなのでAヒットは盤石。

よってコールどころかレイズ返そうか、あるいは「確認オールイン」とも思ったのだが彼君のハンドを見たかったのと、もちろん若干のフラッシュorストレートの目もあったのでコールで止めた。

案の定出てきたのが「T4o」の♦なしだった

よくマックせずにショーダウン見せた彼君のその根性と心意気だけは褒めたいところ。

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初期スタック25.000点スタートでまだレベル2の段階でPOT7.500奪えたのはデカかった。
アベレージスタック27.500 自分38.000でちょっと余裕が出来た。

その後彼君は次のレベル3あたりで飛んでいってしまい

私は「またリエントリーしてこの卓戻ってこないかな~」と切実に願っていた

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ところが彼君リエントリー後、知人プレイヤーの別卓に座ったところ、突然変異して狂肩を発揮しチップをモリモリ増やしていって知人プレイヤーから「彼君はまったく厄介だ!ハンド弱え~くせに 肩超つえー スーパーサイヤ人かよ!」

とブレイク時に聞いたので、リエントリー後、突然変異した彼君が「やっぱり私の卓に戻ってこなくて良かったな~」と一安心しました。 

変身する前でよかった~!

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Dya1では中盤~終盤と安定した堅い打ちまわしでDay1はなんとか行けるな~と思っていました。

【ここだけはマジメな話】

ポーカーAIソフト「スノーウィー」で約1年練習し、特にスタートポジション別スターティングハンドオープンレンジを学習出来たのも大きな自信でした。

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自分のショーしたハンドもガチハンが多かったのでかなりの卓リスペクトをもらえてた様に感じました。

で、なんやかんやでレベル12時点(600-1200-a1200)32人/80人でタイマーが止まりDay1が終了しました。

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みごと明日のDay2進出です! 

やったね!

アベレージスタック62.500で、私64.700でアベちょい上

このジップロックの袋にチップを詰め込む時ってなんていうか、、、

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まるで甲子園の砂を袋に詰める球児のような感じですよね

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ここでふつうDya1が平和に終わるはずなのだが、、、


がしかし! ここで大事件が勃発!


つづく?


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