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2019年AJPCフェスティバル仁川大会の遠征日記③

2019年AJPCフェスティバル仁川大会の遠征日記③
【AJPC x PLATINUM DRAGON優勝までの道のり】

【※注意】
私の投稿内容には高度ハイレベルなプレイ内容は一切盛り込まれていないので、そちらをお求めの方は「木原プロ」「Lillan先生」「キーチ」などのブログや「余語葦織さんの動画」に今すぐジャンプ。

当店そうゆうの取り扱っておりません!キリッ


【DAY1終了からバブルラインまで】

事件は12月11日AJPC x PLATINUM DRAGON DAY1終了時に起こった!

DAY1が終了し、同卓プレイヤーは今までの緊張が解けほっと一息、そして残った同卓プレイヤーたちが「明日も頑張りましょうね!」と称え会う!
ここがポーカー友達を作るチャンスタイムです。
「あの時のプレイは実際どうだったんですか?」「あの時ナイスコールでしたね!」
「折角なんだからこのあと軽く飯&ビールでも行きませんか?」などなど

そして自分のスタックをディーラーと共にカウント確認、いわゆるディーラーとの「初めての共同作業」

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ジップロックの袋にチップ入れ「チップ額」「名前」「国」「プレイヤーID」を記入し、ディーラーに預け終わって卓プレイヤー全員のチップスタック確認作業が終わったら無事解散です。

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ところが、自卓のスタック袋が1人分足りない、、、

え?

確認してみると私の右隣に座っていたこれも海外トーナメント初めての初心者、右彼の分が無いことが発覚!

そういえばジップロック袋が配られた時、右隣の彼が「これどうすれば良いんですか?」とオドオド私に聞いてきました。私は自分のチップ額を数え、ディーラーに確認して貰ったらこの袋に入れて、所要事項「チップ額、名前、国、ID」をこことここに書くんだよ~と親切丁寧に教えてあげました。
こうゆう時も初心者マークの象徴「おサカナお面」を装着していると色々親切に教えて貰えるもんですよね。(小さな精神的エクイティ)

そして右彼はさらに私に質問してきて「明日って何時から始まるのですか~?」と聞かれたので

「明日は11時スタートですよ!遅れるとチップスタック減るから(オキバケの事)気を付けて、チップは大切にしましょうね!」

と説明し、左隣の仲良くなったプレイヤーと談話してちょっとして

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恐らく右彼は「遅れるとチップスタック減る」→「チップは大切にしましょうねと左隣に言われた!」→「盗られないよう大事に持って帰ろう!」こう脳内変換されたのかもしれません!

私は幸い右彼の顔をはっきり思えているので、カジノ内のバカラコーナーやBJコーナー、スロットなどを知人と一生懸命探しました。Caffe9も探しました

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でも何処にも見当たらなくもうホテルに帰ってしまったんだろうな~思いました。

「あ~あ!最悪失格か~可哀想に」

そうです

「トーナメントチップは原則会場から持ち出しては絶対いけません」

トーナメントの日にちをまたぐ様な今回のケース(DAY1➡︎DAY2)は勿論ですが、例えばトーナメント途中テーブルバランスによる席移動をフロアスタッフから指示を受け、席から次の席に移動途中に「あ!この間トイレ行こう!」と、チップスタックを持ち出したままトイレに行って用を済まし、あ~すっきり!次のテーブル席に着席!」

はいこれ完全にペナルティー対象になります!

なにそれ?ほんとに?って思う初心者の方は、詳しくは私が訳した

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「2019年ポーカーTDAルール日本語翻訳(500円)」のnote記事を購入し熟読ください。(第10項、第11項、第63項 参照)←はいステマ

もうこれ以上探し様もないし、もちろん右彼の連絡先もホテルも知らないのでどうする事も出来なく私たちもホテルに帰りました。

ベットの中でふと思いだし「私の説明が悪かったかな~ もし右彼くんがチップ持ち出そう姿をテーブルで見ていたら止めれたのになぁ~」となんとなくモヤモヤしながら就寝。

だって参加費日本円で約5万円のトーナメントでせっかくDAY1通過したのに、いくら自分のミス(自己責任)であっても「失格」ってあまりにも可哀そうじゃないですか〜

次の日早朝、何となくその件も気になり、会場に早めに行きテーブルに着席(30分まえ)。
すると右彼くんがオドオドしながら「おはよ~ございま~す」と登場!

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私は右彼君を見るや否や「昨日のチップどこやったの?」と足早に聞いたら、
「大事なもんなのでホテルに持って帰りました~ 駄目だったんですか~?」と、

私はダメ元で「一刻も早く状況説明とチップの確認して貰おう」と、とりあえずテーブルにディーラーが居たので状況を説明し受け付けてくれるのか?ワンチャンあるのか?
そしたらなんとなくふわ~と卓の韓国人ディーラーがチップ額を確認早くしろ日本人!見たいに、
右彼君もなんとなくふわ~とジップロックの袋からチップを取り出しスタックを並べ始めました。(お!なんとなくふわ~っとイケるのか?)

そうしているうちに大会関係者が右彼君の所に来て「君、昨日チップ持って帰ったよね?怒」と、右彼君も必死にオドオド状況説明し、また私も幸いに右彼君のチップ額を覚えていたのでそれを証言してあげて、
「本来は失格です!でもチップ額が合ったので今回だけは特別ですよ!二度目はありませんから!ほかの海外大会でもトーナメントチップ持ち帰ったら即失格だからな!ゴルァ!」

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と何とか今回の件は特別見逃してもらい右彼君はDAY2参加する事が出来ました。
ほんと良かったな~ ラッキー!

とバタバタした中、12日11時にDAY2スタートしました!

このレベルになるとショートスタックの方はアベレージを意識し、状況によりダブルアップを狙ってきます。ナッシュレンジによるオールインも飛び交います。

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それを迎え撃つスタックてんこ盛りのメガバンクプレイヤーの攻防!

どんどんプレイヤーが減るスピードが加速します。

私もかなり強いハンドでショートからのオールインをキャッチしようと思っていた矢先に
ショートからオールインが入り、私「QQ」でオールインコール

相手「A9s」
フロップ「T59」ターン「ラグ」 リバー「9」で
激減し一時期は約9500点(今トーナメント最大のピンチ)まで減り「あ~もう ここまでか~?」と思いましたが、
今度は僕がショート、こちらからがんがん全弾プッシュが入ります。まるで日の丸特攻隊です。

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それからはかなりハンドだけではなくボードにも恵まれダブルアップ!
そして私に待望の「AKs」が入ったとき、アーリーポジションから先にオールインが入り、私も「オールイン」を宣言。左隣もすかさず「確認オールイン」が入り3WAY
アーリ「A5s」 私「AKs」 左「AQo」 でみごと逃げ切りトリプルアップが成功!

奇跡的にアベレージ付近まで回復出来き戦線復帰

DYA2中盤同卓プレイヤーで打ちまわしが「上手いな~」と勉強になったのは、カジ〇タ東京の社長さん、通称「ヒゲ侍さん」です。

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(私の印象では特に「バリューベットに打ち方」と「チップトーク」が上手いな~と思いました)

今回ヒゲさんは特に「プレミアハンド」がまぁ~よく入っていました。
私が見ただけで「AA」3回「KK & AK」5回以上の確変モード!

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そのプレミアハンドが来た時もしっかり薄いバリューBETをたんたんと打ち続け、他プレイヤーがギリギリコールできる絶妙なBET額を打つ、他プレイヤーを絶対降ろさない打ち方(プレイスタイル)がとても勉強になりました。

一例「ヒゲさん2.5BBでオープン、私BBで「89o」でディフェンスコール。

去年あたりの私なら「あ~強い人がオープンか~俺89の中途半端なハンドだし、しかもオフスートだし捨てるか?などと思っていたかも知れませんが、
そう89別名「ぱきゅーん」はかなり使えるハンドです!と元モノポリー名人も言ってます

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同じ札幌ポーカー仲間の「キーチ」のnote(有料)の中の記事「BB死守編」を読んでBBアンティ時BBはディフェンスしないとダメ!と学びました。ひゃっほうさんも座談会の時も同くBBディフェンスの事おっしゃってました。
(詳しくはキーチnote「トーナメント勝ち組を目指して~BB死守編」をお読みください。
(はい!ステマ2 キーチ君マージンよろしく!)

話は戻りますが、ヒゲさんと僕のHU。フロップで「76Xレインボー」のオープンエンドストレートドローが付きます。(とりあえずディフェンスコールしといて良かった~)
ヒゲさんCBを1/3POTぐらいの絶妙に逃がさない額を打つ、もちろん私コール
ターンラグ ヒゲさんまた1/3POTぐらいの絶妙に逃がさない額を打つ、私頑張ってコール
リバー 待ちに待った待望の「10」降臨!
ヒゲさんまた1/4POTぐらいの額(こちらのストレートを恐らく警戒していたと思います)を打つ、5枚のコミュニティーカードに同じ色3枚無かったので「フラッシュ」はない、私のストレートがベストハンドだ!

リバーでヒゲさんに打たれたBET額のちょうど2倍の額を打ち返す!
ヒゲさん「う~ん やられたか~」と言いながら渋々コール
ヒゲさんのハンド「KK」でした。

この時はたまたま私の方にちょっとだけ運が味方してくれました。
(この時心の中で、ターンでもっとがっつり大きな額打たれてたらギブアップダウンしてリバーまで見れなかったなぁ~と思っていました)

そしてその後、別の人とヒゲさんが先ほどと同じようなHUシーンがあって、ヒゲさんの「AA」がまたもクラックされてしまいました。

その時のHU相手がヒゲさん(お知り合いなのかな?)にこう言いました。
「やぁ~ ターンでもっと打たれたら(大きな額)僕コール出来なかったですよ~」と、
先ほど私もまったく同じ事思ってたな~と、そうしたらヒゲさん「こちら折角のプレミアハンドなんだから相手を降ろさない様に付いてこさせたんだからさ! たまたま最後拾われちゃっただけだからね!」とクールに答えていたのが印象深かったです。
これが真の「バリューベット」だと思いました。

私なら「コミュニティーカード3枚~4枚時にフラッシュドローボードやストレートドローボードが見えたら うお~ やっべ~ やっべ~ 俺の折角のプレミアハンド(AA&KK)が捲くられる~全力でガンガン打ってドローを打ち降ろさないと~」慌てふためいてましたね!
今でもきっとこれからもw
そして自分ならプレミアハンドがクラックされたらかなりメンタルやられ引きずりますよね~

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私の今後の大きな課題の1つです。

また東京に行った際は新宿にあるカジ〇タ東京に行きヒゲさんのプレイスタイルをまた勉強したいと思う所存。


そしてテーブルも4卓から3卓に集約され、どんどん強いプレイヤーが卓に登場してきます。
レベル19、残り2卓(18人)に集約された時は、アベレージ13.5万で私9万点のアベ下付近をさま迷っていました。

それと共に強豪プレイヤー達が私の卓に降臨してきます。
まずは赤坂のラック〇イズのボス、ドンちゃん!

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この時私9万点ぐらい、ドンさん45万点オーバー(総スタックの約20%保有)現状ほぼ暫定チップリーダー
そして今大会の本命韓国トッププロ通称「シンバさん」がセカンドチップリ(30万点弱ぐらい)
そしてショートが2人飛び去り、残り16人、
15位から賞金獲得💰インザマネー❗️

いよいよ海外初ITM目前の一番緊張が走る通称「バブルライン」突入!

次回見どころ満載?の「バブルラインの攻防!編」
サブタイトル「卓のアイドル巨乳ちゃん争奪戦」ポロリもあるかも?!

つづく! 

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