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イベントがコミュニティ創りの最強コンテンツである理由

Minimalファンミーティング「¡Hola! Nicaragua!」開催

19年6月29日(土)にファンミーティングを開催しました。

開催場所はnoteを運営する株式会社ピースオブケイクさんの素敵なイベントスペースをお借りして開催しました。
素敵な空間をお借りできたおかげでMinimalファンの皆さんと一緒に盛り上げることができました!ピースオブケイク社と担当の平野さん本当にありがとうございました。


今回のファンミーティングは50名定員で満席でキャンセル待ちがでるという盛況でした。

テーマは「ニカラグアナイト」というマニアックなテーマでした(笑)

このテーマにした背景はお客さんからご要望でした。

産地で具体的に何しているのか?という疑問を解消するために、一つの産地を深掘る事を目的にしました。

そこで最近JICA(独立行政法人国際協力機構)から採択したODA案件化調査で行ってきた中米のニカラグア国をテーマに設定しました。


イベントこそコミュニティ創りの最強コンテンツ

Minimalは創業からイベントをとても重視してきました。

毎週2回、月8回のイベントを創業から欠かさず行ってきました。

一回のイベントは小規模ですが、チリも積もればと5年弱行った結果、参加して頂いた方はのべ10,000人近くとなります。

なぜイベントを重視しているかと言うと、ブランドはファン創りであり、ファンコミュニティ創りであるという信念を持っているからです。

イベントはファン創りをできて、ファン同士がつながって頂くコミュニティ創りに最も効果的なコンテンツの一つであると考えています。

イベントコンテンツを重視しているポイントは2つ。

1. 最低でも1時間は、Minimalのスタッフとかなり近い距離でMinimalコンテンツに触れるため、かなり情報量をインプットしてもらい、ファンになって頂く可能性が高い
2. テーマを設定できるので、同じ興味がある人同士が参加するので参加者同士が仲良くなりやすい

ブランドをコミュニティ創りと考えて、ファン創りとファンコミュニティ創りにおいてリアルなイベントは最強のコンテンツの一つなのです。

ファンミーティング「¡Hola! Nicaragua!」


今回ファンミーティングは「ニカラグアナイト」と言うテーマで大きく2部構成で行いました。

第1部のパートはプレゼンです。そして、第2部は実際にニカラグアに滞在した3名が登場してのトークセッションです。

第1部:プレゼンパート

代表の私からスライドと映像を使ってのプレゼンパートです。

「ニカラグアってそもそそもどんな国?」というパートではニカラグア国の位置や人口、主要産業などをお伝えしました。


続いて、「なぜ今Minimalにおいてニカラグアが熱いのか?」という事をお伝えしました。

中米の最貧国の一つであるニカラグアは18年4月貧困から政府への不満が高まり反政府デモが拡がり、一時的に在ニカラグアの日本人の国外退去命令が出たほど。

そんなニカラグアにおいてカカオ農家の収入を高めるODA(政府開発援助)案件を実施して、広くカカオ農家収入向上に寄与していくという目的の調査をJICAから受託して、国の使節としてニカラグアに入りました。

そんな背景を伝えながら、現地で農家から買ってきたニカラグアのソウルドリンクであるチョコレートドリンクの「ピノリージョ」をウエルカムドリンクとしてだしました。

ピノリージョは「Minimalの店舗でも出してほしい!」と言われるほど好評でした。これはぜひ農家にフィードバックしたいと思います。


プレゼンの最後はニカラグアで撮ってきた映像を流しました。映像はまだ一般公開してないここだけの撮って出しのモノでした。映像で現地の様子を見て頂くことで参加者の皆さんはかなり楽しんで頂いたようです。映像の力を痛感しました。

第2部:トークセッションパート

そして、第2部は私と統括店長の荻野、製造担当の奥野の3名がトークセッション形式で登壇しました。

この3名は4月~5月にかけて、ニカラグアに入って全土を回ってカカオハンティングしてきたメンバーです。

私は第1部でプレゼンをしたので、基本的には突っ込み係でした。

トークテーマ1は、ニカラグアのカカオ農家や農園の様子。

実際の写真を使いリアルティをもって農家の現状を知ってもらいました。ここでは荻野が実際に農家さんと話したり農園を見たりしたリアルな感想や驚きを共有しました。


トークテーマ2は、農家と行うチョコレート造りです。

実際にMinimalがカカオ産地に入って何をやっているのかを知ってもらう具体的な例として奥野が実際に行ったチョコレート造りの映像を流しながら、農家さんの反応や現場での苦労話などをお伝えしました。

奥野は現地で調達したピンクのエプロンをかけて登場したのですが、結構スベッていました笑


会場では実際に現地で農家さんと造ったものと同じカカオ豆から造ったチョコレートをお客さんにふるまいました。


トークテーマ3は、カカオハンティング悪路ベスト3を発表しました。

凸凹道の悪路や、壊れた木の橋、断崖絶壁の上のカカオ畑など途上国ならではの冒険談を面白おかしくお伝えしました。悪路を8時間とかザラであるカカオハンティングにおいて、ジェットコースーター並みに揺れる車内でも平然と寝ることができる私に荻野と奥野は驚いたようでしたw


そんな話をしている間に現地で買ったカカオリキュールも出しました。こちらも皆さん初めての体験でとても盛り上がっていました。


そんな話をしているとあっという間に2時間が経ちました。

トークセッション後は会場から質疑応答の時間。
多くの皆さんにマニアックな質問をして頂き、こちらも大いに盛り上がり良かったです。終了後も各演者に質問が続き、盛況のうちに終了しました。アンケートも読んでも楽しんで頂けたようでしたし、早くも次回の開催希望の声をたくさん頂きました。とても嬉しい限りです。

イベントの持つ2つの機能


イベントは最強のコンテンツです。

イベントはブランドにとって2つの機能をもっています。

1.1つのコンテンツをマニアックに深く掘る情報提供機能である垂直的な深堀

2.社員をたくさん登壇させて全方位的な観点での情報提供機能でありブランドの面での広がりを実現する水平的な拡張

テーマ設定演者情報提供のアジェンダを考え抜く事で、垂直的な深堀と水平的な拡張を同時に実現できます。

これは言い換えると、テーマ設定ごとにブランドに接触する人を増やし、それぞれ深くてマニアックな情報提供をしてファンを創り出すことができると言う事です。

Wedで何でも買える時代において、逆張りであるリアルなイベントをどう設計するかがブランドエクイティを高めていくために大きな役割を果たすと思います。

これからもお客さんと交流する様々なイベントを企画していきたいと思います。

※Minimalのおすすめ

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