何が違う?と問われれば、思想が違うと言いたい

■設立3年で世界的な国際品評会で最高賞の金賞受賞

引き算でチョコレートを捉えて、素材であるカカオ豆の個性を表現すると決めてからは試行錯誤の始まりです。

世界中からカカオ豆を厳選して仕入れます。

そして、それぞれの豆ごとの個性をきめ細かく捉えていきます。

Minimalではカカオ豆の風味を11項目10段階で官能で評価しています。カカオ豆の複雑な要素を共通認識として可視化します。

そして、どの香りや味わいをひきだすことがそのカカオ豆の個性を最も引き出せるかを考えて、すべての豆ごとにプロファイルを変えていきます

1分1度単位の温度をかえて最適なローストを探し粒子の大きさを1/1000㎜単位で調整していきます。

カカオ豆は農作物です。

当然麻袋が変わると味わいは微妙に変化します。

そのきめ細かさを捉えることに美意識をもって毎日毎日レシピを変更や調整したら、1年間で3119回レシピを変えていました。

1日あたり5回~10回レシピをかえた計算です。

あくまで数えられるだけで3119回です。その何倍もの研鑽と失敗があります。

量が質に転嫁するまで粘り強くやり続ける地道な活動により、

2016年ヨーロッパの最高峰の国際品評会であるインターナショナルチョコレートアワードの世界大会で銀賞受賞し、

翌年2017年(設立から3年後)に部門別で最高賞の金賞を受賞することができました。

引き算のチョコレートという価値観が認められた瞬間でした。


■何が違うといえば思想が違う

しかし、品評会で金賞を頂いたといってもあくまでそれはその時の評価でしかありません。

大事な事は、
お客さんが美味しいと思って下さり、その美味しいを更新し続けることです。

そのためにまだまだ登山で言えば1合目も登った間隔はありません。

正直足し算でつくるチョコレートの技術の歴史と研鑽にはまだまだ足元にも及びません。

それでも私たちみたいな素人からチョコレート造りを始めたブランドが本場のヨーロッパで最高賞をとれたのは、

何が違うのかと問われれば、

やっぱり、

本質的な思想が違うんだ!

と言いたいんです。

そして、それは日本人的な引き算の思想がモノづくりの背景にあったからこそできたと信じています。

もちろん日本人がつくったものを手放しにすべて素晴らしいとは全く思っていません。

しかし、日本人ならではの思想や考え方は決して卑下するモノではなく、ユニークなモノになりうると胸を張って思います。


■圧倒的な量しか質に転嫁しないからこそ狂気的にこだわり努力し続ける

引き算というのはあくまで思想なので、

好みは個人次第ですし、

何より思想がどれだけ高尚でもそれが美味しくなければ全く意味がないと思います。

だからモノづくりは面白いのです。

私が以下に偉そうに語ってもお客さんが実際にプロダクトをとったときにどう感じるかが全てなのです。

もし、Minimalのチョコレートを食べて引き算のチョコレートの思想を感じて美味しいと思ってもらえたらそんなに幸せなことはありません。

モノづくりの冥利に尽きます。

究極は「モノ言わぬモノにモノを言わせるモノづくり」を体現するチョコレートを造れる事です。

そのためには、

思想と実践の連続の圧倒的な量を繰り返すしかないと思います。

圧倒的な量だけが質に転嫁すると思います。

圧倒的な量を追究して質に転嫁した時、本当の意味で日本のモノづくりで世界と戦えて、外貨が獲得できると思います。

そのために研鑽を続けていきたいと思います。


※Minimalのホワイトデー商品

板チョコで個人的なおすすめはこちら。ザクザクを体験下さい!

生菓子で個人的なおすすめはこちら。

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Minimalのモノづくりのこだわりを映像にまとめました。




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