見出し画像

G304のホイールが回らなくなったのでなんとかした

 ロジクールのG304を2年半ほど使ってたらマウスホイールが回らなくなってきました。なんとかしよう。

 一応なんとかなったので、困ってる人がいたらなにかの助けになるかもしれないし、ならないかもしれない。
 分解して壊さないように気をつけましょう。

1.症状

 ホイールがとにかく回りづらい。回しても反応しないとかではなく、物理的に抵抗が強く、とにかく回りづらい。
 消しゴムどうしをこすり合わせているぐらいの感覚。

 回転部分にホコリでも溜まってるだろうと思ったので、分解。

2.分解

裏。

 赤丸のところをめくるとネジがあります。
 ネジは小さいので、精密ドライバーが必要。#00のプラスドライバーを使いました。
 精密ドライバーは6本セットでも400円ぐらいで買えます。100均でも売ってると思います。

これはAmazonで377円のやつ。
#00を使いました。

 (分解して内部の写真撮ってたんですが、写りが悪いので割愛。分解に関しては他の人が写真つきで詳しく紹介してるサイトがあるので、それで。他人任せ。

3.清掃

 回転軸の部分に糸状のホコリが溜まっていたので清掃。その他、全体的に清掃。
 しかし治らない

4.原因:ホイールの干渉

 新品の画像と見比べるとよくわかりました。ホイールのゴムがくたびれてブクブクになってる
 シャキっ!ググっ!としてたのが、ぐてーんとしている。ゴムが柔らかくヘタれてきていたので、周りのパーツに干渉していたようだ。 

ホイールの周りにあった隙間がなくなるほど、ホイールがぐてっとヘタレてきていた
ゴムだからしょうがないのか。
ゴムがくたびれて、隙間が詰まってしまっていた感じ。
この図だとホイールが巨大化しているように見えるが。


5.研磨

 干渉するなら研磨すればいい。ヤスリがなかったのでハサミで削る。ひたすらガシガシ。

ホイールの周りを削って隙間を作る。左右よりは上下をしっかりと削った。

 分解して、マウスのカバーを外して削る。怪我したり、配線や基盤を傷めないように注意。

6.改善。

 いちおう、そこそこ回るようになりました。ただ、ゴムがヘタれてるので、さすがに新品のときほど回りやすくはない。
 ゴムに刻まれた溝の凹凸も殆どなくなっているし。

 そして、ブクブクにヘタれた影響か、DPIサイクルボタンに内部が干渉して、ホイールを回すとボタンが誤爆することがある
 ならば、ソフト側でオフにすればいい。

ボタンの機能をオフにする。DPI変えるのはダクソぐらいだし。


結論:買い替えろ!

 そんなに高くもないし、買い替えればいい話。もっといいやつ買おうか。とは言っても、FPSをガツガツやる人間でもないし、あんまり高性能なマウスもいらんし。

 G304はロジクールのゲーミングシリーズで一番安い無線マウスだけども、今回のマウスホイール以外に困ったことはない。電池式なので少し重いぐらい。チャタリングしたこともないです。

G PRO X SUPERLIGHTはゴムがヘタれて干渉するなんてことはなさそう。
こんないいやつ買っても持て余すけど。


追記:買い替えた

 買い替えました。
 マウスを選ぶにあたっては値段、性能、形状、有線/無線などの要素を考えるもんですが、こういう事態だったのでホイールを気にして選ぶことにしました。

 G304の有線バージョンとも言えるG203、上位モデルのPROは同じような作りで、ホイールもたぶん同じもの。

 違うタイプのホイールがいいんだけども、他のやつは高いし、どうしたもんか。

 結局買ったのが、SteelSeries Rival 310

 logicoolにこだわらない。ソフトウェアはこっちのが優秀な気がする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?