【OW2】再放送:「サポートはヒーラーじゃない」まとめ
なんかオーバーウォッチをやる人が増えてるっぽいですね。
OWは雑にやってても遊べるゲームですが、やっぱりちゃんと成立してるとより楽しく、そして勝てるようになります。
よく言われる重要なことに、「サポートはヒーラーじゃない」というものがあります。
サポは後ろの方で味方のヒールばっかりしがちになりますが、それでは上手くいかない場合も非常に多く、なかなかレートも上がっていきません。
この記事では、サポートの戦い方について要点だけ簡単にまとめます。
一言で言えば、「後ろでヒールするだけじゃなく、積極的に交戦に参加するんだ」ということ。
それだけ覚えてもらえれば大丈夫です。
(※内容自体は過去の記事でも書いてきたものです。)
雑に1枚の画像にまとめました。
以下は詳細説明や補足。できれば読んでね。
◯ヒールだけしててもジリ貧
このゲームは、ヒール量よりも相手の攻撃力のほうが高いんです。
サポートが5人とかいるならともかく2人しかいないし。
なので、ヒールだけしてたら負けます。ヒールだけしてるからヒールが足りなくなるんですよ!
ヒール量が多めのアナ・バティストでもこれです。ルシオ・モイラとかだとヒールは絶対に間に合いません。
ならどうするか?殺られる前に殺る。
そのためには、積極的に交戦に参加する必要があります。
それにより結果的に相手にダメージを与え、キルのチャンスが生まれ、味方の被弾は減ります。いいことばっかり!
例えばダメージを食らったラインハルトを回復するのではなく、ラインハルトがハンマーを存分に触れるような状況を作り出す方が重要です。
その逆は、ジリ貧になって負けます。相手を倒さなきゃ試合には勝てんのだ。
実戦での例:かなり昔の試合。
青チームのタンクは私。相手タンクに2倍のダメージ差をつけられてますね。tank diff。が、この試合は青チームが勝ちました。
赤チームのマーシーが26,000ヒールもしてます。だから負けるんですよ。
味方がそれぐらいダメージを受けて、それをヒールしなきゃいけない状況になってるってことなんですよ。
マーシーは1デスしかしていませんね。だから負けるんですよ。味方が死んでも自分は逃げられるぐらい交戦に参加できていないという証です。
◯相手に脅威を与える
脅威がなければ、相手は自由に撃ち放題です。なので、それをなんとかしなければなりません。
◇脅威を与える
全ロール・全ヒーローに必要なことで、もちろんサポートもです。
サポートはヒールに夢中になりがちなので、特に気をつけましょう。
昨シーズンの私のアナは、10分平均ヒールが8,200しかありませんが10分平均アシストは15.9です。
相手に阻害瓶を投げることしか考えてないので。それで勝てます。
◇前で戦う
主にモイラ・キリコ・ルシオ。特にこいつらは後ろでヒールするのが仕事じゃありません。
前線で脅威を与えることで相手に自由にさせないことが重要です。
キリコやモイラは逃げアビリティがあるんですよ。
なので、はじめは前で戦ってあとから後ろに逃げます。
特にキリコで間違ってる人が多くいますが、「後ろでヒールしててピンチの味方にテレポして鈴」というのは逆です。最初は前です。
後ろで御札投げてるから味方がピンチになるんです。そこに鈴を投げても間に合いません。
上手いキリコは自分が積極的に相手に脅威を与えるため、味方がそもそもピンチになりません。
◇実戦での例:
クイックマッチだけど。キングスロウ。
モイラやキリコは特に戦えるヒーローで、向かってこなきゃいけない青チームに対して有利に戦える。
だから、D.vaのメックが割れていようと戦うんだ。サポートでも。当然。
相手にザリアがいようが、エネルギー溜まってなかったら大した事はない。
このゲームはApexやValoと同じ。みんなで戦う。それだけ。
◯ヒールはしなくていいの?
するに決まってる。そんなこと言うまでもない。
補足:タンクとダメージ
「サポートはヒーラーじゃない」んだから、タンクやダメージはヒールを貰いながら戦うってのは間違いだぞ!
遮蔽物を使うんだ!ダメージ食らったら隠れられるように戦うんだ!
◯各ヒーロー一言メモ
◇アナ
とにかく相手に阻害瓶。
できればスリープも積極的に当てに行けるぐらい戦局判断ができるようにしたい。
後ろでADSして撃ってるだけじゃダメ。
◇キリコ
上で紹介したように、とにかく前やサイドで相手と戦う。やばくなったら逃げられるんだから。
後ろで御札や鈴投げてるだけじゃダメ。
◇モイラ
集団へのヒールが得意なので、それができるように味方とともにインファイトする。
「味方が遠くに行くからヒールできない」なんてのは、モイラやってて言うセリフじゃない。モイラがついて行くんだ。
死にかけの敵を狩り切る攻撃性の発揮は言うまでもない。
◇イラリー・バティスト・ゼニヤッタ
火力を出して相手を殺す。
もちろんそのためには後ろで撃つだけじゃない。積極的にアングルを作る。
競技シーンでは各チームのエースアタッカーがサポにコンバートしてでも務めることもあるぐらい。
◇ルシオ
スピードブーストが有用なので、フレンド・チームでやるときはそれで突っ込めばいいんじゃないかな。
野良でソロなら難しいから出さなくていいよ。OW全体の理解度が求められる、最も難しいヒーローの一人。
◇ブリギッテ
後ろでヒールするだけのサポじゃブリギッテは無理。
味方のサポを守るだけじゃ三流で、前線の状況判断やタンク的なエリア管理・立ち回りが求められる。
今すぐ使おうとは言わないけど、そういう理解度を高めて使えるようにはなってほしい。
みんなタンクやろうね!
◇マーシー・ライフウィーバー
元々 当ゲームは誰でもウェルカム
どうぞ……存分にヒールをし続けてください……!
我々は……その姿を心から…応援するものです…!
資料:過去の記事
海外のコーチの動画を翻訳・要約したもの。
サポートも他のロールと同様、プレッシャー=キルの脅威を与えなければならない。
直接的なものもあるし、間接的なものもある。
後ろの方でヒールしてるだけでは、味方の交戦についていけない。
『今から』味方がどこで戦うのかを把握し、そこにサポートができるような立ち回りを心がけましょう。
サポートプレイヤーはダメージとかヒールとか以前に、「そもそも交戦に参加できてないよね・交戦に参加する気がないよね」って記事。
キツめに書いてますが、結構いい評価をいただいてるんで、書いてることは合ってるはず。
サポートに限らず、「後ろで撃つだけ」というプレイングではいつまでたっても上手くならないぞ。
2024/03/15 デ・カイパー志熊
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