最近見たツイートで、年を取ると過去の経験から作品をパーツ分けして理解した気になっちゃうという話を見たんですけど、僕はそれと作品の評価や感動は関係ないと思ってます。既存作品のパッチワークに見えても善し悪しはあるはずだし、１から生まれるものなんて厳密には存在しないわけで。人間の感覚ってそんなに鈍くないから感性で受け取れば良いんじゃないかな～なんて思いました。この前置きは何の意味が？

ところで最近この記事がどういう方向性なのかブレてきちゃったので、初心に戻ってネタバレありで感想を書く場所とさせていただきます。

配信

Loop Hero

ステージ２までクリア。ホントに面白いし要素もどんどん増えるから飽きないんだけど、当然ながら同じ事の繰り返しなので地味っちゃ地味。
ストーリーも独特だけど先が気になるほどではないので、配信は一旦終わりかな～。いや面白いんですよ！

イーストワード

クリアした！…けど消化不良かな。世界観はなんとなく分かるが時系列とか人物の内面が描かれてないので最後まで感情移入ができなかった。それぞれのキャラが何を知っていて何をしたいのかが分からないので「こいつ何か言ってんな～」になる。ウィリアムとかずっと出てくるけどマジで何がしたいのか意味不明で物語上の役割もない。そのくせメインと関係ない部分で長尺の茶番を見せられるので「早く本題に入ってくれ…」という感じで申し訳ないけど苦痛だった。
バトルやパズルについては可も不可もないくらいで、少し攻略性があったけどバトルでいちいちキャラを入れ替えたりはぶっちゃけ面倒臭かった。動かしてないキャラがダメージを受けるのはストレス。
もう少し考察など見て考えるけど、たぶん印象がひっくり返る事はないと思う。このゲームやたら評価が高いけど綺麗なドット絵とアニメーションでそれっぽいシステムのＲＰＧだったらみんなとりあえず高評価するのかなって性格の悪いヤマトくんは思うのでした。

Refind Self

巷で話題の性格診断ゲーム。7 days to end with you の Lizardry さんの作品なので前作に雰囲気は近いもののグラフィックはかなり洗練されている。
１回のプレイは短くプレイヤーの行動から性格が導き出されるので、どんな性格になるか、自分がゲームとどう向き合ってるか考えながらプレイするのが楽しい。ちなみに僕はギャンブラーで旅人で聖職者でした。ダメ人間か？

性格診断をやりつつストーリーも見えてきて、最低３回のプレイで徐々に主人公のロボットとそれを造った博士の関係性や目的が見えてくる。ゲーム内のゲームの話なのか現実の話なのか過去の話なのかちょっと混乱するけど、意外とシンプルな話だったりする。結局のところ作者は終末モノと百合モノが好きなんだな！という感想がなくもない。7dyasと流れが一緒なんだよな…悪くないけど意外性は薄かったかな。
しかし博士があまりに性嗜好を盛られて現実味がないと言うか…ロボットしか友達がいない天才博士が褐色ポニテ白衣ビキニ美少女は無理がありすぎるだろ！あと羊はクローンの象徴なんだろうかね。別に遺伝情報の保存に生物を作らなくても良い気もするけど遺伝子を残すだけなら全然協力するのに（百合に挟まれて死ぬ）
前作の登場キャラっぽい人も出てくるとか、そういう遊び心はとても良かった。ゲームとしての完成度が高くて満足の１本。
百合心中が好きでおかわり何杯でもイケる人にはオススメ。

※追記　理解してなかった部分があって、ゲーム内のゲームはシミュレーションだから100年後がどうなったかは分からないという事らしい。そもそもプレイヤーが誰なのか？という点は考察を見て「あ～なるほどね。完全に理解したわ」になりました。またしても何も分からないヤマトくん。

Evoland Legendary Edition

JRPGの歴史を辿るようなゲーム。ゲームボーイから始まるのは謎だけど8bit → 16bit → 32bit みたいな感じでどんどん進化していく。マイナーだけど試みがとても面白いのでオススメしたい…のだが。
ちょっと話が逸れるけど32bit機で3Dゲームがメインになりビジュアルもゲーム性も迷走していた時代があって、僕はその頃の「ムービーを流せば客寄せできるだろ」みたいなゲームがホントに好きじゃなかった事を思い出した。
残念ながらUIがちゃんと日本語化されてなくて途中からは全くテキストが読めなくなるし言語も変更できない。残念！あなたの冒険は終わってしまった！金返せ！

SOMERVILLE

片田舎に住む平和な家族が宇宙戦争に巻き込まれ、パパは家に突っ込んだ謎の宇宙人と握手して謎の力を継承するし、ママと子供はどっか行っちゃうし、犬は優秀すぎてどこでも着いてくるし…てな感じで謎の力を得たパパになって家族を探すゲーム。
謎の力で謎の四角いふにゃふにゃを消す能力とか固める能力とかを駆使して進んでいく。LINBOとかINSIDEと大体一緒。3Dで奥行もあるけど基本は2Dのレイアウトになっている。
ゲームクリアの難易度はそこまで高くはない…が、しかし！このゲームは最後にとんでもない謎を仕掛けてくる。詳細は伏せるけど、僕は「えっ、ここまできてそんな仕掛け入れてくるの！？」と面食らった。
どうにもそれが賛否両論の原因でもあるらしく、難易度曲線が突然マスドライバーの如く跳ね上がるのでもう少し誘導とか匂わせとかして欲しいと思った。でもわりとお気に入りです。

KATANA ZERO

サイバーパンクな世界で時間を遅くする能力を持ったサムライが駆け抜けながら敵をばっさばっさと薙ぎ倒すゲーム。１撃死かつ１画面ずつリトライなのでSUPER MEAT BOYとかCELESTEみたいな感じ。
会話システムが独特ですぐに返答すると暴力的なセリフを返すし、その後選択肢からも選ぶ事ができる。どうやらマルチエンドのような匂いがするけどまだ分からない。ドット絵とスタイリッシュアクションが好きな人にはオススメ。世界観は結構ダーティなのでご注意。

Cats Organized Neatly

猫をマスに詰める、ただそれだけのシンプルなゲーム。
可愛いから癒されると思いきや後半ステージは苦行と呼ぶしかないトライアル＆エラーの作業を強いられるので、心に余裕があるか負けず嫌いな人にオススメ。釣りと一緒だね！やったことないけど。

STREET FIGHTER6

エドが来る前にダルシムでマスター達成。
面白かったね～ダルシム。ダルシムで遊ぶと他のキャラが遊びづらくなる。テレポートできないキャラで戦えるか！
エドを始めたんだけどこいつも面白い…て言うか格好良すぎる！！
よりボクサースタイルな性能になって蝶のように舞い蜂のように刺すヒット＆アウェイが楽しめる。技の緩急が格好良く、一瞬で遠距離から殴るフリッカー、大振りの突進技、連打や飛び道具など多彩な技を持っている。これを見てしまうと５のクソダササイコボクシングは二度と見れなくなるだろう。
マスターまで頑張ろ。あとA.K.Iが地味な強化を貰ったり、たかしがリュウに進化したのでそっちも楽しみでごんごんす。

配信外

Alephant

100年振りに3ステージ進んだ～やった～！あと3ステージ！100年後に会おうぜ！

振り返れば色々遊びました。
３月に入ったら新しいゲームもやろうと思います。
お楽しみに！