見出し画像

在家の法 第328号

★「幸福の法則(在家の法)」第328号  <幸福の法則11>

 あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。

 親和性の法則は色々なことを教えてくれます。それは、類は友を呼ぶというように同じような波長のものが集まることの根拠となるばかりでなく、違った波長のものはうまくいかないということを示してもいます。たとえば、波長の合わない人は当然、お互いに話をしても共通の話題があまり見つかりません。なぜなら、関心がある分野が大きく異なるからです。

 たとえば、一方はアウトドアに興味があっても、他方は読書に興味があるという具合です。すると、自分の趣味などを話していても好奇心という意味での反応は期待できますが、共感は得ることはできないでしょう。だから、一通り話が終わると、その話題はもう登場する余地は無くなってしまいます。その話は前にも聞いたよという具合ですね。当然、話はふくらみませんし、すぐに途切れてしまいます。

 ところが、同じようなことに関心のある人なら、その話は自分にも興味のある話ですし、自分も実体験がありますから聞く方も集中しますし、相手の話に合わせて自分の体験話を加えることもできます。話が途切れずにふくらみ、長く話し合いができます。コーヒー一杯を飲むくらいの時間は話題に事欠くことなく過ごせると思います。このあたりが波長が合うかどうかの見極め方です。

 波長の合わない人と一緒にいても、この関係でお互いが自分の好みを主張すると意見が必ず合わなくなりますので、衝突が起きてしまいます。これを回避するためにはどちらかが、あるいは両方が相手に合わせる必要が起きてきます。すると、特に衝突もなく無難に終わるのですが、話の内容は浅くおつきあい程度のものになってしまうのはやむを得ません。そして、合わせた方は疲れを感じます。話をしていて疲れるなと感じる人とはあまりつきあいたくはないですね。

 これが個人の性格レベルの話ですが、実はもっと大きなことにも影響をしているのです。それは、たとえば私たちが気分の良いときはどうでしょうか。このときに接する人は楽しい、元気な感じを受けるでしょう。ポジティブとまではいえなかったとしてもネガティブではないですね。そして、このときには誰と話してもそれほど失敗もないことでしょう。これが普通の状態として、次に、私たちが機嫌が悪いときに誰かに接すると、それが微妙に相手に伝わります。相手は、どこかよそよそしい、早くここを去りたいという感じの態度を示すでしょう。それは機嫌の悪い人と一緒にいるとこちらまで気分が悪くなるからです。ネガティブな雰囲気が伝染するからですね。だから、逃げたいという感じがするのです。

 こんな状態で仕事などをしてもうまくいくはずがないですね。商談などはまとまりませんし、悪くすると、相手を怒らしてしまうことさえあります。それは、自分の態度が悪かったのではなく、ネガティブな雰囲気が相手には不愉快だったのです。社交性のある人というのはお世辞がうまい人のことではありません。誰とでもポジティブに交じわれる人のことです。この人は誰とでもポジティブな話ができますし、たとえ、相手がネガティブな雰囲気の人でも、自分までネガティブに染まることなく、ポジティブを守ることのできる人のことです。この人には安定感がありますから、結果のでないときも当然ありますが、大きな失敗をする感じはしません。営業などを任されるでしょうね。

 ですから、仕事でも努力をしていてもいっこうに結果が出ないときもありますが、そんなときは少し観点を変えてみましょう。自分のこころの波動を努めてポジティブに保つことを心がけてみると、今までどれだけがんばってもできなかったことが意外に誰かの援助などが出てきてあっさりと成功してしまったりすることもあります。不思議なことですが、これも親和性の法則によることです。それほど、こころの波動は大切なのです。




—————————————————-
★一日一愛運動
一日に一度は愛の行いをしましょう。みんなといっしょにあなたの優しい愛を形に表して社会を明るくしましょう。

Facebookのアカウントをお持ちの方はこちらへどうぞ!
https://www.facebook.com/groups/1218633115213272/?ref=share_group_link

匿名のSNSをご希望の方はこちらのmixiへどうぞ!
https://mixi.jp/view_community.pl?id=6363016

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?