見出し画像

富山旅行2日目~富山美術館と高岡市内散策(前段)

2023年11月23日(木)祝日
富山旅行二日目は、富山県美術館を見学してから高岡へと向かいました。
富山県美術館は、一日目に遊んだ環水公園のすぐ横にあります。それなら、環水公園の後で寄ればよかったのに、とは言うなかれ、その日(水曜日)は県美術館の休館日だったのよ!

前の日は時間がなくてタクシーで行きましたが、この日はバスで移動。富山駅北口から環水公園をぐるりとまわるようにして県美術館に到着。ジブリ展が開催されていたので、親子連れがたくさんいました。ジブリ展も面白そうだったのですが、完全予約制でした。まあ一般展示だけを見ることにします。時間が早かったので(美術館は9:30から)、展示よりも先に屋上にあがってみました。

富山県美術館の屋上は庭園になっていて、「オノマトペの屋上」と名前がついています。その名のとおり、「ひそひそ」とか「つるつる」などのオノマトペをテーマにしたオブジェが飾られています。オブジェと言っても、ただ眺めるだけではなく、子どもが上がったり乗ったりできる遊具としてデザインされています。

ジブリ展の時間を待つ親子連れが楽しそうに遊んでいる様子を見ているだけでも楽しく、それも含めたアートなのかと思えました。

この日の立山連峰は、こんな感じでした。

富山県美術館の屋上からですので、前日の写真を撮った環水公園の天門橋が眼下に見えています。前日よりは雲が多いのですが、稜線がくっきりと見えており景色としては上々でしょう。刷毛ではいたような雲は絵画のようで、これから美術館を訪れるのだ、という気分が盛り上がります。

で、美術館の中身については省略。印象に残ったは、ルネ・マグリットの絵かな。マグリットの名前は、藤子不二雄A先生の作品で見た覚えがあります。不思議な印象の絵で、藤子A先生は不思議でブラックな作品に昇華していましたね。

展示されていたのは、「真実の井戸」というタイトルで、壁の前に男の片脚だけが立っているという作品です。片脚だけがポツンと描いてあるのも不可解ですが、タイトルの「真実の井戸」はなおのこと不可解であります。解説を読んで、ながめつすがめつしたのですがワカラナイ!

部屋の隅にいた係の人にヒントを求めたのですが、係の人も単なる見張り番であって学芸員ではないそうでヤッパリワカラナイ。あきらめて立ち去ろうとしたら、もうひとりの見張り番さんに聞いてくれました。展示物の横にQRコードがあって、これをスマートフォンで読み込むと解説ページにアクセスできるそうです。やってみたら……。


富山県美術館のあとは、高岡市に移動します。