80年代への憧れ #2

瀬戸弘司氏というYouTubeクリエイターをご存知だろうか。

彼は最近音楽制作にハマっているようで(もっとも最近は投資のほうに興味が向いているようではあるが…)数多くのオリジナル曲を動画で投稿している。

その中で一番新しく出た曲が今回このテーマを話そうと思ったきっかけである。

“Sincewave/シンスウェーブ”と名付けられたその曲は80年代レトロをイメージして作られた曲だそうだ。(URL: https://youtu.be/d2pE48Tl6tw)

実際その曲のタイトルのSincewaveの由来も楽曲のジャンルのひとつであるシンセウェーブのもじりであるそう。

ではシンセウェーブとはなんだろうか。ウィキペディアによると以下のような記載がある。

“1980年代の映画音楽やビデオゲームに影響された電子音楽のジャンル。2000年代中頃に登場して以来、インターネット上の様々なニッチ・コミュニティで発展していき、2010年代初頭には広く人気を得た。1980年代の文化に対する懐古の念を表現しており、その時代の空気感をとらえ、賞賛しようとしている。
——出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』”

つまり、1980年代への憧れがこのジャンルの曲を生み出し、さらに今もなおその人気は衰えていないのだ。

実際瀬戸弘司氏が投稿したこの曲も近未来を感じさせる曲調の中に、どこか懐かしさを感じさせるような気がするのだ。背景の動画と相まって、サイバーチックな雰囲気を醸し出していることは間違いない。

シンセウェーブのシンセはシンセサイザーである。そしてウェーブとはベイパーウェーブのウェーブから取られているではベイパーウェーブとはなんだろうか。

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