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新世代の格安スマホの存在感 moto g8シリーズ(後編)

ディスプレイ性能


ディスプレイはどちらも6.4インチでアスペクト比が19:9の液晶ディスプレイであるが、g8は1560×720ドットのHD+で、g8 powerが2300×1080ドットのフルHD+サイズとなる。また今回はインカメラがパンチホール式となっており画面左サイドにインカメラのパンチホールが位置している。g7シリーズでは全機種がノッチ式であったため、よりインカメラの存在感が目立たなくなったと言えるだろう。

カラーバリエーション


カラバリはg8がノイエーブルーとホログラムホワイトと2色、g8 powerがスモークブラックとカプリブルーの2色となる。白系のカラーはg8 powerにはなくg8のみに設定されているのが今回のポイントだろう。

価格


価格は公式オンラインストアでg8が2万5800円で、g8 powerが3万2800円となっている。MVNO各社や家電量販店でも扱われる予定で、販売店により価格が前後している。

考察


今回のモデルはコストパフォーマンスの高さが特徴の一つであろう。2万5000円台でこのような高い性能のモデルが手に入るというのはやはりSIMフリースマホを手掛けてきたモトローラならではである。フラッグシップモデルやiPhoneなどが10万円を超えてくるいまこのご時世だからこそ、モトローラのスマホを選ぶ価値はあるだろう。前回のg7、g7 powerでは、どちらかと言えばg7シリーズが上位モデルでg7 powerのほうが弟分といった位置づけがなされていたが、今回のg8、g8 powerではその地位が逆転しているのが驚きであった。バランスモデルであった無印g8がよりハイコスパ路線に行くことにより、より広いユーザー層の獲得を目指すということなのだろうか。また、先に発売された上位モデルのg8 plusが半円型ノッチ式のディスプレイであったが今回のシリーズはパンチホール式を採用したことでよりユーザーの選択肢を広げる目的があるのかもしれない。

参考文献

Motorola公式オンラインストア moto g8
https://store.motorola.co.jp/item/MOTOG8.html

Motorola公式オンラインストア moto g8 power
https://store.motorola.co.jp/category/MOTOG/MOTOG8POWER.html

Impress ケータイwatch 『モトローラ、「moto g8」「moto g8 power」を4月28日発売』
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1248363.html

engadget日本版 『モトローラ、エントリースマホ「moto g6 play」をAmazon限定で9月28日に発売』
https://japanese.engadget.com/2018/09/19/moto-g6-play-amazon-9-28/


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