80年代への憧れ #1
1980年代というとどういうイメージを持つだろうか。
日本でいうとバブル時代真っ只中である。次第にコンピューターも普及してきてデジタル時代への入り口といったところだろう。
しかし令和時代ともなった今現在においてなぜその話をしはじめるのだろうか。
今の令和時代はその頃でいうところの”近未来”にあたるだろう。残念ながら車が空を飛んだり、ビルの間に真空チューブが縦横無尽に張り巡らされ、その中を電車が高速で進んだり、町中をロボットが行き来する世の中にはなっていない。某猫型ロボットもまだいない。
だが時代は進化した。
今や車が自動で走る時代である。人工知能が人間の仕事を補助してくれる時代である。手元の端末で世界中の情報を手に入れたり、世界に情報を発信できる時代である。それだけでも未来に程近いのではないか。
そんな便利な世の中になってくると、むしろ昔の古臭い文化に憧れを抱く人も出てくる。
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