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2020年の振り返り

この時期。別れ際に「良いお年を」と言われるとハッとする。今年がもう終わるのかって気持ちと、来年はどんな年になるんだろうって。個人的にも思い出深い1年になったので、文章に残して振り返ろうと思います。

家で過ごす時間

人との会話は明らかに減ったけど、自分との会話が増えた気がしてる。基本リモートなので、仕事とプライベートがまるっと同じ部屋にあるわけで。自分ってどんな人なんだろうとか、何を面白いと感じるんだろうとか。自分と向き合う時間。コスパの良い答えは見つからないけど、沈黙思考する時間は惜しまずに使うべきだなと感じた。

人は論理ではなく感情で動く

このフレーズも頭の中にずっとあった。強い感情をもとにチームを巻き込んで成果を出すこと。その後にKPIがついてくること。KPI先行で動いても頭でっかちになっちゃう。成果が出てきたらノウハウを渡して、次のチャレンジをすること。その繰り返しで筋力がついてくる。完全に西口さんと足立さんの影響。

ダウンタウンのCMを完成して退社すること。前から決めていたものの、スマニューには私の得意と好きの掛け算を出せる環境があって、チームも信頼して任せてくれたので、後ろ髪を引かれました。

挑戦は、今できることで選ぶんじゃなくて、今できないことから選ばないと意味がない。これも足立さんに聞いたのかな。そんなことを考えながらこのnote書いてました。

私のキャリアの全てをかけたローンチの日。心から愛情を込めて作った千鳥が公式YouTubeから消えて、ダウンタウンが爆誕した日。泣いちゃったな。もう伸びないって何度も言われて、プレッシャーと危機感しかない日々だったけど、最後も数字伸ばせて本当によかった。

I am your fan(私はあなたのファンです)

去年ぐらいから、一緒に仕事しましょうって声かけていただけることが増えて。スマニューにも許可もらってフリーランスはじめて、法人格がないと不便なことも多かったので、会社設立しちゃった。

一流の経営者のみなさまと対話して、私はマーケティングが得意というより、ミーハーだから何にでもハマれるのが特徴で、ファンの目線でマーケットを見渡せること。顧客視点をもってプロダクトを作ったり、アイディアを出すことが得意なんだなって気づいた。

そのクライアントのひとつがheyだったのです。

このインタビューの時にはheyに入社することを決めていて、徳力さん笑ってたな。一貫性があってわかりやすいねって。

heyの始まりは、サイバー時代からお世話になっていたみっちーさんがきっかけで、佐藤さんと会うことになったんだよな。恵比寿の地下のビストロに集合して「ジム帰りだから1杯目は牛乳にします」って佐藤さんが言い出して。只者じゃないと思った。ジップロックみたいな財布だったし、ロンTのポケットからガイコツ出てた。盛り上がって一緒に散歩して帰った。

それを機に半年ぐらい、いや1年弱かな。業務委託で仕事をさせてもらっていて、正社員のイメージ湧いてなかったんだけど、佐藤さんの「お商売が一番のエンタメである」が妙に心に響いて。これは人生かけてやるしかないなって腹をくくったの。

すごいシェアいただけた入社の記事。ジェラピケのロンT着てるんだけど、誰にもつっこまれなかった。入社記事ジェラピケ男。

あと正直な話、私は得意なことと苦手なことがはっきり分かれていて、それを卜部さんやあやさんが理解してくれたことが大きかった。今でも「その仕事はサムがやるべきじゃない」みたいな対話をしてくれるし、だからこそ、自分にしか出せないバリューを意識するし、絶対に成果でお返ししないとって毎日踏ん張ってる。流行りのワードでいうとジョブ型雇用なのかな。

ちなみに私のジョブは顧客理解。ミッションは、ストアーズをこだわりや情熱、たのしみで駆動される経済を支援する象徴にすること。TVCMやデジタルマーケティングは手法のひとつって定義されてる。素晴らしいチームにも恵まれて、数字も好調です。論理だけじゃなく感情で巻き込んで、来年も良いニュースお届けできるように頑張ります。

来年の話

近所の居酒屋にひさびさ行ったら無くなってた。最近こういうことがよくある。ネットショップ作ろうなんて店長と話してたのに、市場は待ってくれない。heyでも「無自覚な遅延をなくそう」というムーブがあって、会議マターで意思決定が遅れる間に、日本経済はどんどん変わっていく。私はストアーズが提供できる価値をとにかく信じているので、絶対にやり切ります。

あと、せっかく法人格も手に入れたので。日本に貢献できたり、役に立てることに引き続き挑戦していきたい。好きな人と好きな事業に向かう時間は、何にも変えられない資産だなって思います。ハードだけど。ラーニングしたこと、どんどん試していきたいな。

今年もお疲れ様でした。新年会しましょうね。





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