見出し画像

東濃地方の猫問題

岐阜には西濃(岐阜市の方)中濃(関市の方)東濃(多治見の方)とエリアが分かれています。私は東濃地方に住んでいます。東濃地方は多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市がひとくくりになってる事が多いです。

ここで起きている猫の問題を知ってほしくて書いています。

すくそばで起きている多頭飼育崩壊

犬のしつけ教室でお世話になっているドッグトレーナーさんは犬・猫の保護活動をしています。今年に入り、保護の猫の数が一気に増えています。その理由の一つに多頭飼育崩壊のレスキューに入ってるという事があります。

個人情報の事もあり、具体的なエリア等は聞いていませんが、家庭で飼育してる猫が増え、外猫として飼ってるので、近隣の猫もどんどん増えてしまい、近隣の問題にもなっているようです。

近親交配が進み欠損のある猫が生まれたり、えさ不足から生まれても未熟児だったり・・・健康状態の悪い猫だととりあえず入院して体力回復してからの避妊手術となるために時間と手間がかかるのです。

東濃保健所

東濃エリアにある東濃保健所。ここに収容された猫をトレーナーさんは引き出してきて保護し、健康にして譲渡会を開き、里親さんを見つけています。

以前はトレーナーさん以外にも猫の保護のために活動されてる方がいたのですが、色々あり現在はトレーナーさんだけかも?という状態です。なので引き取ってこれる数にも限りがあります。すべて引き取ってこれない状態です。

しかし、東濃保健所のサイトを覗いてみると譲渡可能な猫の数はゼロのまま・・・

どうゆうこと?サイトがあまり頻繁に更新されていないっぽいのと、譲渡できる健康状態の猫はあまりいないのかもしれません。保健所はペットホテルではないので、子猫にとっては環境が厳しいのです。特に秋に生まれた子猫は気温が低くなるので体温が下がり、健康状態が悪くなります。

県内で上位の・・・

県内にはいくつかの保健所がありますが・・・収容数の多さと殺処分数は上位に位置しています。

収容数-譲渡数-愛護センター移送数-収容中死亡≒殺処分となります。見ないですませたい話ですが・・・。愛護センターにどれくらい移送されてるのかはっきり分かりませんが、多くはないでしょうね。持ち込みが多いと聞きます。もちろん持ち込まれる人は殺処分になる可能性があることは知ってると思うのですが。

猫が嫌いな人は多い?畑などを荒らすので猫を嫌う人も多いと思います。私もさんざん庭の畑にふんをされ、苗をほじくられ、枯らされて来たので気持ちはわかります。これが多頭飼育崩壊近隣の住民であれば、なおさら猫に敵意を向ける人はいると思います。

多頭飼育崩壊の避妊手術が遅れると・・・

猫が成長してしまい、繁殖能力を持って春が来ると・・・猫が増え、保健所に持ち込まれる数が増えることが予想されます。だけど、保護団体は急には増えない・・・。今より人手が足りなくなります。

お金・人・時間すべてが足りない

何とかして殺処分数が減るように、私も何かできる事はないか?と思っています。寄付だけではなく、何か。かといって私も普通のパート主婦。生活を犠牲にして保護活動を行う事はできません。しかし、するなら長期的に活動していきたいと思います。

東濃地方にお住まいで、ちょっと興味がある方、保護活動の様子を覗くだけでも覗いてみませんか?

行政を非難してる訳ではありません。

保健所の収容に関して「殺処分はけしからん!!」とか行政に文句を言いたい訳ではありません。増えてしまった猫を保健所に持ち込んで殺処分されてしまうという現状を少しでも減らしたいという事なのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?