筒井康隆先生が10枚分しか書けない

筒井康隆先生が原稿用紙10枚分しか書けないらしい。

(原稿用紙)10枚以上はもう書けないし、

https://bunshun.jp/articles/-/67894

10枚ぐらいのものしか書けなくなってしまってね。

https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/interviews/20231106-OYT8T50167/

筒井康隆先生の本と言えば、紙面いっぱいに文字が並んでいる印象である。
改行したら紙面がもったいないと言わんばかりに。。。

子供のころ、筒井康隆先生の本は 文字が多く、読むのに苦労した。
その強敵(注意:本当は敵ではない)の筒井康隆先生も、89才を迎え もう原稿用紙10枚(4000文字)以上は書けないらしい。
これでは(少なくとも量的には)私以下である。

筒井康隆先生の作品は実はあまり読んだことがない。実は大して好きではない。断筆宣言などの彼の行動や主張もよくわからない。
しかし、彼の制作に向かう姿勢には敬意を払いたい。そもそも「断筆宣言」などというのは 制作意欲旺盛な人がやらないと意味がない。

私も文を書くが、年齢を重ね、書けなくなっていった。現象としては、長時間集中して執筆にとりかかれなくなった。
その様な苦しみを味わい、改めて筒井康隆先生に敬意を払いたくなる。

#筒井康隆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?