筒井康隆先生が10枚分しか書けない
筒井康隆先生が原稿用紙10枚分しか書けないらしい。
筒井康隆先生の本と言えば、紙面いっぱいに文字が並んでいる印象である。
改行したら紙面がもったいないと言わんばかりに。。。
子供のころ、筒井康隆先生の本は 文字が多く、読むのに苦労した。
その強敵(注意:本当は敵ではない)の筒井康隆先生も、89才を迎え もう原稿用紙10枚(4000文字)以上は書けないらしい。
これでは(少なくとも量的には)私以下である。
筒井康隆先生の作品は実はあまり読んだことがない。実は大して好きではない。断筆宣言などの彼の行動や主張もよくわからない。
しかし、彼の制作に向かう姿勢には敬意を払いたい。そもそも「断筆宣言」などというのは 制作意欲旺盛な人がやらないと意味がない。
私も文を書くが、年齢を重ね、書けなくなっていった。現象としては、長時間集中して執筆にとりかかれなくなった。
その様な苦しみを味わい、改めて筒井康隆先生に敬意を払いたくなる。
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