プライベートサウナってエグいすね
平日の朝っぱらからプライベートサウナ
昼間っから焼き鳥
昼過ぎっからシーシャ
夕方に肉(大して食えず)
平日の休みにしては整い過ぎたという嘘交じり日記
プライべートサウナ
サウナーのフレンドとケモナーの筆者でプライべートサウナに行くぞとなった。フレンド氏がサのガチ勢なので便乗する形。
探してみると、ホテル付きプライベートサウナがわりかし近くにあるんで助かった。
どうやら宿泊やらショートステイやら色々選べるらしいけど、ここは男らしく(差別的表現)サウナだけ利用することに決めた。予約時刻は朝10時。というのも、平日AMだと実質半額だからである。予約の際、サウナの室温と水風呂の水温が指定できる。3段階。今回は無難にどちらも2段階目にした。
よし朝っぱらから周りのリーマンを蹴散らして行くぞ行くぞ。
さて当日、アホみたいな熱波に曝されながら現場に向かう。もう駅の外出た瞬間サウナやし金払ってまで行く必要無いかもしれない…
熱を感じて汗だくになる体験も冷水でびしょ濡れになるのも、やろうと思えばその辺の公園で無理やり実現出来るわけだから、サウナに行きたいってのは本質的に全裸になる権利を金で買ってるってことなんじゃないか?公衆の面前で全裸水浴びができない国の定めを恨むしかない。
しばらくウダウダ進むと目的の建物を発見。外観は当然ながらホテルでしかない。いやむしろ前身はマンションやってただろと疑いたくなる。
とりあえずホテルのフロントでチェックインを済ます。この違和感が凄い。自分らサウナやりにきたんだよな?スパ銭なら券売機に金突っ込むだけなのに。
泊まりと全く同じ感覚でチェックインやら説明やら受けた。サウナタイムの制限時間を延長できるとか言われたので、言われるがまま延長した。
サウナ室用と休憩室(これも個室)用のルームキーを渡された。いざ。
サウナ室は脱衣所がめっちゃ狭い。でも壁にちっちゃい冷蔵庫がある。嬉しい。持ってきたモンスターエナジーを突っ込んだ。自分は緑、フレンドはピンク。寿命縮まるだろうけどきっとおいしいだろうと信じていた。
脱衣して戦場へ踏み込む。
まず目に入るのは良い感じのバスタブ。水風呂である。あと整い用のイスも用意してあった。いいね。
軽くシャワーで体流して、早速サウナへ。本当に2人用の空間で凄い。多分体格の良い人間二人座ったらギッチギチなる。空間が狭い分、ドアの開け閉めで室温が大幅に下がってしまうのだが、数分もすればグッと温度が高まってくる。
一般的なスパ銭のサウナは基本黙ってないといけないが、ここなら適当に雑談しながら過ごせる。これが案外良い。時間経過が早いし苦行感も薄い。でも限界超えて長居しそうになるので適当に切り上げて脱出。
軽くシャワって水風呂へ。やっぱ苦手である。5分くらいかけてやっと肩まで浸かった。そのまま1分くらいじっとして、整いイスに腰掛ける。
とても良くて、お~~~んといった感じになった。
自分達だけの時間・空間が形成されているのが何よりも心地いい。
周りを気にせずサウナからの水風呂からのイスを実行できる。公衆浴場だと自分が水風呂に浸かり切るまでの時間で後ろに待ち列が発生するし、イスの空きが無いと全裸ぼっ立ち外気浴がはじまってかなり虚しいし。これらを確実に回避できるのはサウナ素人にとって救いでしかない。
ととのい空間については、外気浴ではなくとも室内はエアコンでしっかり冷やされていて、壁掛け扇風機からやわらかな風が送られてくる。これでいい。てか今の時期外気浴しても屋外サウナになるだけやし室内で正解なんだろうな。
フレンドはというと、サウナから出て汗を流してから一瞬で水風呂に浸かっていた。体の造りが違い過ぎる。ガチ勢は一連の行動に隙が無い。有利フレームばかりの壊れキャラ。いとも簡単にイスに辿り着いてクタクタになっていた。
サウナーでありインマーでもあるフレンド氏と感想やら語録やらを並べていたところ、ふと持ってきていた水分を思い出す。
部屋の構造上、びしょ濡れのまま冷蔵庫まで歩き回る必要は無く、手を伸ばすだけでミニ冷蔵庫にアクセスできる。うれしい。
自分の好きな飲み物をキメられるってのもかなりアド。しっかり冷えたモンエナ缶を手に取り、プルタブを、開けたい。開けさせてくれ?
自分は深爪と濡れ手のコンボで開栓不可となっていた。フレンドにあけてもろた。Coopサウナ大事やね…
ありがて~~~と思いながら緑色の液体を啜る。この時のモンスターエナジーが人生で一番美味かった。信じられん。五臓六腑に染み渡り、OCです。
フレンドもエナドリジャンキーなのでおおよそ筆者と同じ状態だった。サウナ→水風呂→イス→好きなドリンクというのが本当に気持ちの良い儀式だと知ってしまった。
素人ながらに思う。サウナのワンセットってドリンク味わうところまでを指すのではないだろうか。
次のセットに備えて、ゴクゴクいきたい気持ちを殺して再度冷蔵庫にしまい込んだ。昨日もラーメンの替え玉問題で同じような気持ちになっていた気がする。
2セット目はホテル側で用意してくれていたローズなんちゃらウォーターを使ってロウリュに挑戦。フレンドがサウナストーンに薔薇水を垂らすと、ええ感じの音が狭いサウナ室に広がる。まず耳が幸せになる。そのサウンドにちょっと遅れて、ええ感じの香りと強い熱気が顔面を包み込む。ムワァと来て苦しいけど、香りは良いのでバランスが取れていた。基本ローズティーとかバラの香り苦手だったんだけど今回のは好き。耐え。耐えてはいたけどやっぱ熱いもんは熱い…
室温計を見ると、ロウリュ前は90℃近かったのが85くらいまで落ちている。しかし体感温度は断然実施した後の方が高い。キッツイ。
そういやサウナ室内の注意書きに「ロウリュやり過ぎると室内冷えるから注意せよ」と記載があったが、どのレベルの事を指しているんだろうか。シャワーで水ぶっかけるくらいのイメージなんだろうか。
ムワり方が凄いので軽くwario laughingみたいになった。
脳内でコレが鳴り始めて2周目に差し掛かったところ、結局熱さでループ再生すら途絶えた。
そんな状況の自分に更なる試練がやってきた。
フレンドによるアウフグースとかいうザングースの親戚みたいな名前の儀式がはじまった。ストーンから立ち上った蒸気を筆者に向かって扇いで送ってくる。そもそも扇がずとも届くだろうに…と思っていたが、食らってみると想像を遥かに超えて強烈だった。熱い、苦しい、いい香り。マジでムワァァァと来て凄かった。
脳内イメージは大体こんな感じ。恐ろしいよ❔
さっきまで流れ出ていた汗の倍くらいが汗腺から飛び出していくのを感じる。ちょっと経ったら流石に離脱した。
さっきと同様に汗流して水風呂へ。2回目だからか、初回より短い時間で肩までinできた。もしかすると体火照りすぎて皮膚が水風呂を求めていたのかもしれない。
そんでイスに着席。
お~~~ん 2nd season開幕。
「ロウル(リュの発音に失敗)ヤバない?やべーよ」みたいな語彙力の欠損を見せつけながらフレンドと二人して天井やら壁やらを見つめるだけの時間が流れた。実家の猫もしばしば室内で虚空を眺めているが、もしかして猫って動物は日頃からロウリュ後のコンディションで生きてるんだろうか。頭おかしなるで。
意識が飛ぶ前に、水分補給と称してエナドリを摂った。1回目で立てたサウナの極意の仮説が確信に変わった。
サウナ、エナドリを飲下すまでがワンセットである。
そんな感じで3回目も同じように進んで行った。今度は筆者がロウリュからのアウフグースでフレンドに熱気を叩きつけた。でもサウナガチ勢だからシンプルに楽しんでいるようだった。悔しい(?)
熱に強すぎるッピ。
なんか[censored]が発生したかもしれないが気のせいか。
幾らとち狂った筆者でもションベンロウリュをはじめとした体液ロウリュは行っていないのでご安心頂きたい。損害賠償怖過ぎるし。
改めて考えると、死ぬ前に家系ラーメンバリ濃いスープロウリュだけはやるかも。みんなごめんな。
ロウリュに関して一つ言えるのは、次回行くならローズ以外のフレグランス(?)を持っていってみたい、ということ。ただ耐えるだけの空間に香りがプラスされるだけでむしろ長居したくなる。not for meだった香りもしっくりくる。これは凄いぞ。
今度色々試してみようと思う。香りの持ち込みダメって言われたらそれまでだけど。
3セット目も無事に終えてイスに体重を預けた。残ったモンエナを飲み干して、良い感じになったので、改めてシャワー浴びてサウナ室から出た。
休憩室に向かった。多分元々ホテルの客室で使っていたのを、ベッドを撤去してソファーに置き換えただけの空間。1室普通に使っちゃっていいんだ、という驚き。
サウナ室もそうだけど、休憩中も他人と一切干渉せずに自由に過ごせるのがたまらん、快適過ぎる。
滞在時間を延長してて良かった。後ろに空きがないと延長はできないらしいので要注意、でも空いてるなら絶対伸ばした方が良いと思う。
焼き鳥
(こっからはもうアウトロ、プライベートサウナの事書いてもう満足してる)
夜は肉焼きたくね?という意見で一致したので、昼は安価に適当に。
…というコンセプトでメシを探し求めて、サウナより酷い屋外を歩き回った末に辿り着いたのが焼き鳥。焼き鳥丼?唐揚げ定食?とりあえず中入るか。
何頼むか悩んでいたところ、ランチメニューじゃなくて串焼き一覧を目にしてしまった。先のサウナで酷く整ってしまったが為に、昼間っから酒を入れることにした。
大して飲めない自分も、いつになくハイペース(当社比)で酒が進んだ。酒と一緒に爆速で枝豆をシバき続けるフレンドの姿に気づいてゲラゲラ笑った。〆にうな丼を頂いて、良い感じにフィニッシュ。軽く胃に物入れるだけのはずが、ガッツリ飲み食いして顔面真っ赤になりながら店を出た。
シーシャ
元々ヤニと意気投合しているフレンド氏。水タバコも吸ってみたいとのことで、自分も1回しか行った事無いけどシーシャ屋さんに案内。前に書いた記事とは別の店へ。
系列店が近場に複数店舗あるんで、駅から近い方の店に行くと、「平日昼間からやってるわけないだろ、おいアホ」みたいなことがビラに書いてあってしぶしぶ別店舗へ行くことに。
なんかiPad持っていくとチャージ料タダになるらしく、リモートワークと1mmも縁の無い自分がちょっと得できる事態に。嬉しいけどちょっと虚しい。
このほんわかヤニカス猫くん達が好き過ぎたので恥を忍んでiPad見せつけた(?)
今回、試しに筆者はCBDフレーバーに挑戦。ミックス無しでシンプルに攻めようかと思ったら、スタッフのお姉さんが「ダブルアップルはお菓子みたいな甘さなんで、酸味とか付けてアップルみ強いやつ作りますよ、店で一番ミックス上手いんで」とのことでお任せした。アップル、パイナップル、あとなんか。忘れた。フレンドはコーラとメロンとなんかを混ぜた良い感じのミックス。CBDモクで来てたはずだけど美味しそうなフレーバーが見つからなかったようである。
ちょっとしたらお姉さんが一式を持ってきてくれた。今回はデモンストレーションとかは無く淡々と進んでしまったので、ヤニ歴極浅の筆者が一流ヤニerのフレンドに大まかに吸い方を伝授。
何回かスーハーしていたら前と同じ意識の薄れがやってきた。元々浅い思考が更に浅くなってく。心地いい。
前回デビューした時と違って窓際の席で、しかも時間帯は昼過ぎ。店全体の雰囲気も大分異なり、壁は全面青で光も差し込む明るい空間だった。時間帯や明度が社会に背いている実感に繋がって、とにかく気分が良い。
ここすき(2)
このままソファーと一体化して自我ごと消えてしまいたいな~みたいな感覚だったことはうっすら覚えている。
CBDがどれほど効いているのかは分からんけど、特有の渋みみたいなのが段々と口に蓄積してくるので、甘いドリンクで都度リフレッシュ。ぶっちゃけフレーバー自体のうま味みたいなのは薄かった気がする。仕方ないか。
フレンドに自前のiPadを渡して、自分はスマホと窓の外を交互に眺めた。スマホ覗いたって平日昼間に誰が呟くわけもなく。フレンドは描き味を確かめている。モクモクしている筆者と、黙々とペンを走らせるフレンド。たまにこっちをみてくるスタッフが不思議そうな目をしていたような気がする。
飲み放題でボロ損する人間だからシーシャバーは吸い放題だと捉えてギリギリを攻めてしまう。いやだねえ。吸い過ぎて喉痛くなってきたけどコーラで誤魔化して頑張った。炭酸の刺激にちょっと悩んだけどギリ耐えた。
スタッフのお姉さんがしっかりコミュニケーションとるタイプで、フレンドの描き物を「わあ上手いですね!絵柄めっちゃ好きです!」と褒めちぎりながら、煙量チェックのために定期巡回してくる。凄い。これが人の持つべき社会パワーか。トークもこなしながら良い感じに雰囲気を作っていくスキル、見習っていきたい。無理やけど。
ぼーっとしながら、無意識にコポコポやって目の前を白く覆い隠す。サウナん時と同じで、この時間が永遠に続いて欲しいと思った。
終盤、フレンドは吸い方が分かってきたらしく楽しんでいたようだった。たしかに最初より煙多く吐いてた気がする。いいね。ヤニパワーか分からんけど久々に絵心に火がついたようで、描き物もゴリゴリだった。辛うじて意識保ってるだけの自分とは大違いである。
いい感じになったので店を出た。
熱気に直撃した途端意識が戻ってきた。
今日一日、既にサウナで整って飲み食いして整ってシーシャで全てを終わらせた。整いが過剰である。
こっから加えて肉を焼かねばならんのか。
でもまだ時間あるな・・・
散歩
ビレバンにHICATとかいう良さそう飲料が売ってるとの噂。探しに行くことにした。
無かった。悲しい。
ビレバンとかいう店数億年ぶりなので練り歩いた。アメコミ系コンテンツがあまり多くない事をフレンドが嘆いていた。
次にスポーツと無縁な自分はムラスポに同行。フレンドはスポーツ用品じゃなくてTシャツ屋さんとして見て回っていた。バキバキとした線のアメリカンなプリントが刺激的。screaming handくんはどんな声してるんだろう。
その後、スケボー屋さんに辿り着いた。筆者は綺麗な板並んどるな〜くらいの認識である。フレンドは経験者なので軽くグッズの説明をしてくれた。陳列された固形のワックス、何に使うんだろう?って思ったら滑らかにトリックを決めるために縁石とかに付けるらしい。なるほど。
その後、フレンドの「ヨドバシ行きたい」の一言で向かった。見るもの色々あるけど何探すんやろか、と思っていたらデバイス類ガン無視してホビーコーナーに。あらゆる場所にマイクラコラボ商品置いてあって凄い。真面目に5年以上起動してないからMODか?みたいな生物のグッズも沢山あった。
そこそこ見回った。肉が迫っている、行かなければ。
肉
店に着くと開店時間&予約時間なのにまだオープンしていなかった。扉の前に放り出されている冷凍肉類を目の前にして、フレンドと汗かきながら立ち尽くした。風が全く通り抜けない空間なので一旦逃げる?と相談していたところ、スタッフが登場。
軽くお詫びを受けたけどさらっと流した。我々は既に整い過ぎているので大した問題ではなかったのだ。
たべのみ放題開始、適当に肉を焼く。
ちょっと経って二人して気付いた。昼に焼き鳥を食い過ぎた。その後シーシャ屋さんでソファーにめり込んでいただけだからほぼ消化できてないし。あと脂にやられてる気がする。内臓が重い。
無難にオーダーして、無難に食べ進めた。肉はどれも内蔵が悲鳴あげるくらい脂のってて、美味しいけど苦しい。
豚ホルが種類あって、シロコロ食べさせてくれたのはちょっと嬉しかった。
んで無理せずデザートをオーダーして、ウーロン茶片手に会話してるだけの食べ放題が終わった。
生活習慣がズレてるので既に眠くなっているフレンドと酒の力で眠くなっている筆者に対して、今回の肉はあんまり刺さらなかった。
ととのいは適量なのが大切なのかもしれない。
終わり
高密度な一日で良かった。
普通に良いとあんまり凝った感想とか出てこないな。
プライベートサウナの良さを知ってしまったのできっと通うようになるんだろうな…という感じ。頼む、自宅徒歩圏内に出来てくれ。
リーマンや学生に紛れてホテル付きサウナ施設に向かってる時点で謎の優越感がたっぷり味わえるので、離れてるのも悪くは無い。でも平日AMに行けるチャンスなんてそう多くないんで、やっぱ近い方がいいに決まってる。
最後に、オススメプライベートサウナあったら教えて下さい。
以 上
いつでもお待ちしております