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違反アマギフのせいでAmazon関連サービスが全滅した話


先日、Amazonのアカウントが急に使えなくなりました。

Twitterで似たような状況の人をたくさん見ました。どうも最近、大規模な凍結祭りがあったみたいです。
アマギフ没収と検索してみてください)

なんとかならないか全力で戦っていたら色々わかったことがあるので、紹介します。


【要約】

知人からアマギフを貰って使ったらAmazonが凍結したので、意味が分からなくて抗議していたが、実は原因はそれじゃない違反アマギフだったっぽい。(確証は得られないのであくまで推測)
違反アマギフで凍結するのは前からなので、一応納得はいった。
とはいえ、Amazon側の問題は残っているのではないか。

■凍結までの流れ

アカウント凍結までの経緯を時系列でまとめておきます。

11月9日 21時
知人からアマギフをもらう(Eメール発行タイプを知人が購入、知人自身のアドレス宛に送信し、そのコードのみ教えてもらう形)。自分のアカウントに登録し、Amazonで食品を購入。

11月10日 3時
Amazonアカウントにログインできないことに気付く。「ギフト券の規約に違反した」という旨を説明した中国語のメールが届いていた。すぐに専用のフォームから異議申し立てを送る。コードを送ってくれた知人の決済情報のスクショも添付する。
※もちろん詐欺メールではありません。

11月10日 4時
添付した書類が不十分だったとして再度提出を求められたが、指定されている情報(クレカの下4桁など)は全部満たしていたので、同じファイルを再提出。

11月10日 20時
「アカウントスペシャリスト」という部署から、Amazonアカウント再開のメールが届く。停止解除。

11月11日 17時
Amazonで書籍を購入したところ、また最初に届いたのと同じ中国語のメールが来て再びアカウントが停止。すぐカスタマーサービスに電話で問い合わせ。調査してみないと分からないとのことで対応保留に。

11月15日 10時
調査の結果、アカウント閉鎖が確定したとのメールが届く。
ギフト券残高は全て没収。Kindleでこれまで買った書籍(100冊くらい)も全部見れなくなる。Amazon Photoにアップしていた写真にもアクセス不可。Prime VideoやPrime Musicは当然利用できない。

こんな感じでした。

■凍結時点での疑問点

Eメールの宛先が違うからって、ちゃんと人から貰った公式のギフト券が不正利用と判断されるのは意味が分からない。
決済情報や、やりとりのDMのスクショも送ったのになぜ?

あと、一旦解除したのにまたすぐ凍結したのはなんだったのか?

■凍結後の動き

まずは消費者センターに電話相談してみました。

しかし「Amazonさんはセンターの話を聞いてくれないんですよねぇ…こういう相談は受けるし私も電話したことあるんだけど…」と苦々しい反応でした。

後にネットで調べたら消費者センターもAmazonには手出しできないという話がちらほら。もうそういう企業なんですね…怖い。


次に、数件の弁護士事務所に問い合わせてみました。

しかし「Amazonは対応できない」と断られるか、または「弁護士費用が30万円ほどになってしまうため損害の回収は難しい」との理由でどこもNGでした。


最後に、ギフトの購入者側からAmazonに問い合わせたら凍結解除orギフト券残高が返還されたとの情報をネットで見つけたので、ダメ元で知人に頼んでみました。

結果、非常に不誠実な対応をされました。
知人の方は「アカウント凍結した本人からの連絡でないと個人情報を教えられないから、先に本人から連絡してください」と言われたそうなのですが、それを聞いて僕が電話したら「購入者の問い合わせなのでしたら購入者から直接話していただかないとどうにもなりません、あなたができることは何もありません」というようなことを言われました。
循環してませんかそれ…?

最後らへんはかなりキツイ口調で怒られたので、辟易してしまい諦めました。

一方その頃…

万事休すかと思いつつ、アカウントの健全さを証明するために過去にアマギフをくれた別の人からもクレーム入れてみるか? などと悪あがきを考えていたとき。

ふと、とある可能性に気付きました。
もしかしてアウト判定を食らったアマギフは他のやつなのでは? と。

経緯のところで書いた通り、アマギフを登録してすぐに「ギフト券の規約違反」のメールが来て凍結したので、てっきりそれが原因だとばかり思い込んでいました。
しかし冷静に考えると、既にチャージ済みの他のギフト券のせいという可能性もありえますよね。

仕事柄、ネット上でアマギフを貰うことも多いので、心当たりは十分です。

即座に家計簿を遡って、ギフトをくれた方たちに連絡してみました。

すると過去にギフトをくれたファンのうち一人が、タオバオ(中国の大手通販サイト)で購入した怪しげなギフトコードを僕に送っていたことが判明しました。

https://m.tb.ch/h.USV3gxJ?tk=SPiHdcjRjyn

その注意書きがヤバすぎます。

本品只保证充值成功,无法为您违反礼品卡使用规则的行为负责,一旦被封号钱是无法从亚马逊要回的,请知晓,如有不清楚的地方请在线联系客服确认后再行购买!

ギフトカードの規約違反に該当することがあるよ! その場合はAmazonからブロックされてお金なくなることがあるけど責任は取れないよ!

みたいな感じの内容です。

売る方のモラルも終わってますが一旦置いといて、そんな危険なシロモノを人に送るのどうかしてます本当に。

僕を嵌めようとしたのか、注意書きを読んでなかったのか、高を括ってたのか、今となっては真相はわかりませんが(なぜならその人は僕が問い詰めたら垢消して逃亡したため)何にせよ最悪です。


Amazonが凍結理由をちゃんと教えてくれないので、実際にどのギフト券が違反とされたのかを特定することはできません。
ただまぁ十中八九こいつが原因だと考えていいでしょう。

■他の凍結ケースについての憶測

さて、記事の最初で、僕の他にも同様の例が数多くあがっていると書きました。
「Eメールタイプのコードを、宛先に設定したメールアドレスと違う人に送ると不正利用になってしまうから気を付けて」的な注意喚起がいくつも確認できます。

でも本当にそうでしょうか。僕みたいに、凍結したタイミングで登録したギフト券が原因だと誤解しているだけの人がけっこういる気がします。

その背景には、Amazonからのメールに「ギフト券の規約違反」としか書かれておらず、具体的にどれが引っかかったのかがわからないという問題があります。
ギフト券をチャージした後にそんな文面が届いたら、普通はさっき登録したやつだと思うでしょう。

Amazonギフト券をチャージしたときにそのまま買い物するというのは自然な流れですよね。そのとき、ギフト券残高は、チャージが古い順に使われます。
そのタイミングでちょうど、眠っていた爆弾が爆発するというわけです。

あるいは買い物しなくても、ギフト券をチャージするタイミングで違反ギフト券の判定アルゴリズムが走っている可能性もあるでしょうか。

僕と同じ状況で困惑している方、一旦過去に怪しいギフトコードがなかったかにも注目してみてください。

■Amazonに改善してほしいところ

ということで今回の一件、理不尽な凍結ではなく、以前からずっと言われている「違反アマギフ使ったらアカウント凍結する」が真相だった説が濃厚になったわけです。

なーんだ。じゃあ仕方ないね。

…ってなると思いますか!?
んなわけないです僕何も悪いことしてないのに!!!

とりあえず不可解な点はなくなりましたが依然としてAmazonの不誠実さは気になります。

本件で一番悪いのは当然僕に違反ギフト券を送ってきた人なのですが(もっというと違反ギフト券を生み出した人?)Amazonがもう少し良い仕組みを作ってくれていたなら、解決していた未来もあったかもしれません。

①そもそも使用者にペナルティを課すな

違反ギフト券を根絶やしにしたい気持ちは伝わりますが、罪のない使用者がBAN食らうのは人道的にどうなんでしょうね。(そんでどうせ肝心の違反者は捨て垢で対策してますし)

しかも、違反ギフト券の没収ならまだしもアカウント停止って…。
僕みたいにKindleが吹き飛んだりすると被害額がすさまじいことになります。
あまりにも無慈悲。

②コールセンターの態度が悪い

消費者センターからの注意に取り合わない(らしい)ところといい、困ってる客に対してキレてくるところといい、マニュアルを見直してほしい。

あと今回何度か問い合わせをしましたが、一番心証が悪かったのは担当部署に繋がせてくれないところです。
アカウント凍結などは「アカウントスペシャリスト」がやってるそうなんですが、コールセンターの人にアカウント凍結に関する問い合わせをすると「その件はアカウントスペシャリストという別の部署の管轄になっておりまして、私共はその情報を見ることができず、メッセージを送ることしかできないんですよ…」とか言われます。

いやなんで被害者面?

責任転嫁して逃げるための構造をわざわざ作ってるのはそっちでしょうが。
(働いてる人は普通に大変だろうな。ダメなのはAmazonの体質)

③情報をちゃんと開示すべき

ここまでの文章の端々に表れていたと思いますが、とにかく情報を教えてくれないので不信感が募るのです。
これAmazonにとってもヘイト集めてしまうので良くないと思うんですけどね…。

例えばアカウント停止されたときの異議申し立てフォームには、ギフト券の取得に関する書類(買ったときのレシートなど)を添付する場所があるのですが、どのギフト券が不正とみなされたのかが知らされないのでめちゃくちゃハードモードです。
ちなみにその時にはもうアカウントにログインできないので、過去のギフト券チャージ履歴とか全部見れませんからね。どれだよ。

Eメールタイプのギフトコードが危険という情報が出回ってしまっているのも、案内が不十分だからでしょうね。
実はTwitter上でそれを注意喚起していた方から経緯を教えてもらうことができたのですが、やはり貯めていた残高で何かを購入してから凍結していたので、実際は僕と同じで過去貰った中にアウトなやつが紛れてたんだと思います。
Amazonからのメールは正直ミスリードと言わざるを得ません。

上の②の問題点も根本的にはこれですね。

最後に

皆さまもアマギフを貰うときは気を付けてください。
怖いのは、悪意をもった人物が、わざとAmazonアカウントを凍結させるために違反アマギフを送るというのが成立してしまう点です。

面倒ですが、
・貰ったアマギフは捨て垢で使う
・残高は貯めすぎない
このあたりの自衛が必要なのでしょうね。

どうか被害に遭う人がひとりでも減りますように。


補足(2022/11/19)

多くの方に拡散していただいているようで、嬉しいです。防衛策が広まるのはもちろんですし、ひょっとしたらAmazonが動いてくれるのではと甘い期待も抱いてしまいますね…。

その反面、僕も予想していなかった反応がたくさん出てきているので、説明したほうがいいと思われるものに関して、この場でコメントしていきます。

「違反アマギフなんてものがあるのは初めて知った。」

意外とこの感想が多い。というか今この記事がプチバズしているのは主にこの層の人たちに届いているからみたいです。

これはね、昔からあるんですよ。よく言われるのは、コンビニで買ってこさせるタイプの詐欺で集めたカードを、そのまま使うと足がつくんで、一旦市場に流して現金化してるとか。怖いですよね。
そうでなくてもAmazonはギフト券の転売を禁止しているので、普通に金券ショップで買ったやつ使っただけでアウトって場合もあります。

この記事で一番言いたかったのは「Eメールタイプで凍結したって言ってる人、たぶん原因違うから調べてみて!」っていうとこなんで、こっちについては掘り下げませんが、よかったら調べてみてください。

「知らない人からアマギフのコードだけもらうっておかしいでしょ。」

これは知らない人は本当に想像つかないと思うんですけど、特定の界隈だとよくあることなんです…。投げ銭みたいな感じです。
TwitterのDMでしかやりとりしない相手へのプレゼントですから、わざわざメールアドレス聞かずにコードだけコピペするのは普通に親切心なんですよね。

ちなみに今回の経緯に登場する「知人」は、いつもお世話になっている撮影者さんで、出演作がたくさん売れたからボーナスをくれたというマジで善良な人です。巻き込んで申し訳なかったです。

「知らない人から金銭貰うのが当たり前の界隈とか怖っ。」
(↑に対して)「これを言うとスパチャとか全否定になる。」

これは僕蚊帳の外でアンサーが出てましたね。
アマギフじゃなくてもっと確実な手段を使うべきというのはその通りだと思います。それを広めたくて今回この記事を書いたのもあるので。

「メールの文面に著作権とかないのでは。」

経緯のとこに「著作権があるのでメールの文面は掲載しません」と書いてたことに対してですね(現在該当箇所は削除済み)
一応Amazonの規約だと、Amazonが提供するすべてのコンテンツの無断転載を禁じるって書いてあったんで、慎重になってます。引用の必要性も薄いですし。

Amazonは違いますが、カスタマーサポートの回答内容の公開を明確に禁止しているサービスは数多くあります。たぶんあんまり歓迎されないことなんだろうと思うので気を付けましょう。

「アマギフで脱税するな。」

金券ですから、全部確定申告に反映させてますよ。
今回の一件が雑損控除に該当するのかしないのかで迷ってるところです(笑)

「知らなくても偽札使ったら逮捕されるのと一緒でしょ。」

偽札だと知らなかった場合は犯罪になりません。
さらに今回は偽札分の補填を超えてアカウント停止という重すぎるペナルティが課せられたことに不服を申し立てています。

「自業自得。」

お菓子貰ったら毒入りだった、みたいな話であって、僕に責任があるとは思わないですね。
ちなみに公正世界仮説というのがありまして…。

「普通は凍結にはならず残高没収のみで終わるはず。何が違うんだろう。」

恐らく、例の違反アマギフ送ってきてた同じ人から何度も受け取っていたからだと思います。アカウントに複数違反アマギフが登録されている=悪意があるとみなされたって感じかな。僕があまり使ってなくて貯まっちゃってたんで。
時限式になってるせいでこういう弊害もあるんですね。こまめに使ってれば、凍結まではいかないのかもしれないです。

「捨て垢使っても紐づけてBANされる可能性があるから気を付けて。」

そうなんですね! どうしたらいいんだ!!
もうKindle使うなってことでよろしいでしょうか。
情報ありがとうございます。

「Amazonが言う『想定された受取人』は、①物理的にカードを貰う ②Eメールタイプを直接送信してもらう ③pdf(印刷用データ)で貰う の3つしかないから、そもそもカードの写真を貰うとかEメールタイプのコードだけ貰うとかは全部だめ。」

うーん、そうなんでしょうか…それは現実に即してない気もしますが…。
他のnoteで、サポートから「Eメールタイプのコードをコピーして他人に送るのは問題ない」という回答を貰ったと話している人もいました。
どうなんでしょうね。はっきりしてほしいです。

「Amazonギフト券って『対価をもって譲渡すること』を禁止してる。支払い手段としてアマギフ使ったんだから凍結は当然。」

1、支払い手段として使ったのではなく、活動の支援として貰いました。自分から募集したわけでもありません。
2、「対価をもって譲渡すること」ってだいぶ曖昧ですけど、アマギフを餌にRTさせるようなプレゼント企画は大丈夫なんですかね。急に不安になってきました。


後日談(2022/12/14)

事件から1ヵ月が経ちました。
その後どうなったか、少しだけ追記しておきます。

まず、今回凍結したアカウントについては終ぞ戻ってきませんでした。
まぁ完全に黒の違反アマギフ掴まされてたってわかった時点で問い合わせをやめたんで、これは想定内です。

同時期に同じような理由で凍結した他の方が、社長にメール送って直談判したら解除されたって仰ってましたし、希望はあったのかもしれませんが…。心が折れましたね。

それで、迷いながらも結局新しいアカウントを作りました。

そして人から貰ったアマギフを使ったらいきなりアカウント保留になりました。

懲りないねと思うかもですが、ちょうど凍結騒ぎの渦中で貰っちゃったもので、無下にするわけにもいかなかったのです。(今はもう受け取ってないです)

新アカウントでの一番最初の買い物でした。きっと端末のIDか、配送先住所、電話番号のいずれかで紐づけられたのでしょう。

ただこれは幸いにも、実際にアマギフが送られてきたEメールのスクショを送ったらすぐ解除されました。

しかしその数日後、クレジットカードを登録して買い物したら、またアカウント保留になりました。勘弁してください。

クレジットカード情報も紐づけられているみたいです。
こちらもサポートとやり取りをしたら解除されたので別にいいんですけど…。肝が冷えるとはこのことか。

何が言いたいかというと、Amazonはかなり厳重なブラックリストを持っていることがわかるんですね。
非常にめんどくさいです。絶対許さねぇという強い圧を感じます。
僕を詰めても何にもならないのになぁ…。

というわけで、以前「捨て垢を使う」ことを推奨してしまいましたが、効果が疑わしいと思われるので訂正させていただきます。(そういえば補足のとこでもそんな指摘を紹介しましたね。立証してしまった)

結論、誰かからアマギフを貰うときは、必ず公式から入手したものか確認しましょう。ただし嘘をつかれてしまうとどうしようもないので、より確実には、受け取るのは公式からのEメールorシールを剥がしていない物理カードのみにしておきましょう。

当記事の更新はこれにて終了します。
ありがとうございました!


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