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日本進化論サマライズ

こんにちは!

しがない美大生やみこです。

今回は落合陽一の日本進化論を読了したので雑感をまとめていきます。

お忙しい方などの参考になれば幸いです!


(2019年1月初版)


1. ポリテックについて

まずはじめに述べられていたのがポリテックについてです。

ポリテックはPoliticsとTechnologyを掛け合わせた造語で、政治と現代技術の融合を探ります。

「日本では政治的な会議中に必要な調べ物のために電子デバイスを使用するだけで嫌な顔をされる」

会議というものは用いる情報が曖昧だと結論も曖昧になるどころか的外れな方向で落ち着いてしまう可能性があります。

世界で見ても政治に現代テクノロジーが介入していないのは日本だけだということが、改めて疑問視されています。

これはもちろん政治は他の分野に比べて機密事項が多いためなのですが、それでもテクノロジーの後に政治を考えるのは遅い。

これからはもっと革命に追いつかないと遅れてしまう、といったようなことが述べられていました。


2. 限界費用について


お金を未来に投資できていない。

これが最も重要なポイントでした。

これを変えるに当たって注目されていたのが限界費用のお話です。

(話の流れは完全に忘れてしまったのですが地方での一人当たりにかけられる費用は1000万円を超えているのに対して東京都では34万円程度、ここら辺の是正を求めるような書かれ方がされていた部分がありました。)

限界費用とは文明評論家のジェレミー・リフキンが提唱した言葉で、簡単に言うと私たちがものを買える値段のことです。

(例えばお店のハンバーグ2000円、など)

文明の進化により限界費用ゼロ社会を目指そうといったことが書かれていたように記憶しています。

(お店のレシピ+調理マシン+食材=0円を目指す)


3. これからの働き方について

これからの働き方はAI+BIとAI+VCで構成されていくだろうという話でした。

AI+BIというのはUberEATsなどで人がものを運び報酬を得る形、

AI+VCというのは起業家が仕立てた事業を遂行する働き蟻、

この2つの働き方が主になってくるということでした。


4.子育てについて

子供を産み育てる32歳頃に職場で成長しづらいという勤労形態に疑問が上がっていました。

また、子供が大学に入る頃にピークを迎える年収に関しても、年功序列の崩壊により破綻するべきとの声が上がっていました。


5.教育

教育に関しては「Ph.D的な学習」と「詰め込み型の学習」2つの学習についての必要性が解かれていました。

後者の詰め込み型の学習は現在行われているようなテストのための勉強、という学習です。

すでに答えがあるものを問題と結びつけて解けるようにするというものです。

そして前者は問題を自分で見つけるような学習を指します。

論文のテーマをどう決めるか。

どこに目をつけるか。

そういったことを学ぶ必要性が述べられていました。


6.日本の社会保障費について

社会保障制度を語るにあたりシルバー民主主義という言葉が使われていました。

現在の社会福祉制度は高齢者には優しい仕組みですが、若者にとっては全く優しくありません。

もっと子供に与えないとダメよね、そのようなことが囁かれていました。


7. これからの健康

人生100年時代と言われている中で変わるスポーツの役割についてのお話でした。

運動したくてもできない人が「仕事」を理由にしていることなどがグラフなどのデータを使って表されていました。

そこに現代人を責める要素はありませんでしたが個人的には運動したいならしろよテレビ売れよという感じで見ていました。

well beingについてもお話がありました。

well beingについての記事はこちら


8. まとめ

いかがだったでしょうか。

正直おもんなくてざっくりとしか読んでいないのですが、個人的になんかよく囁かれてることだよなという感じのことが8割を占めていたように思うのでこの本の内容がnote化した時の価値は60円程度かと思います。

満足度は⭐︎⭐︎星二つです。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!


追記:読み終わってメルカリで売れました!

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